あれから1ヶ月ちょっとかかりましたね。Akidou(@Akidou123)です!
ご依頼いただいていたガンダム名鑑ガムの5体が完成しました。
以前の時より多少は材質に対しても慣れてきたと思います。
が、ハイニューガンダムが小さいのなんの。
たぶんガンダムアーティファクトより一回り小さい気がします(笑)
ザクI
↑素組み
↓完成品
ザクIです。
改修ポイントは以下となります。
- 背面の肉抜き埋め
- モノアイを市販のディテールアップパーツに置き換え
- カメラスリットの開口(鼻筋とモノアイの間)
- 肘パッドにあたるパーツをパテで一回り大型化
- 関節の〇ディテールをプラ板に置き換え
- 合わせ目消し
- 細かい簡略ディテールをパテで作り直し
おおまかにこんなところでしょうか。
最後の簡略ディテールとは、例えば、素組みの背面写真の右ひざ関節あたりを見ていただくと分かる通り、ちょっと誤魔化されていますよね。関節に突然壁が現れたみたいな見た目になってますが、これは膝の前カバーまでつながった形状をしており、そのまま塗装するとかなり目立ちます。
以後のキットもそうですが、基本「目立つ簡略ディテール」はパテでそれっぽい形状に修正しています。
塗装はグラデーション塗装にしてみました。
小さいキットなので重量感が出てくれますが、サイズ感的に作業限界の小ささですね(笑)
それではつぎ。
アッガイ
↑素組み
↓完成品
アッガイです。
改修ポイントは以下の通り。
- 合わせ目消し
- 肉抜き埋め
- モノアイ別パーツ化
- 足首関節部をスリット状のディテールに変更
- 足のくるぶしに当たる半円ディテールをディテールアップパーツに置き換え
- 頭部バルカン4門を開口後、ディテールパーツを埋め込み
キットそのものの完成度は非常に高いので、あまり手を入れなくてもかっこいいアッガイに仕上がってくれます。
ビグザム
↑素組み
↓完成品
次はビグザムです。
改修ポイントは以下の通り。
- 合わせ目消し
- 股間部バーニアを別パーツ化
- 拡散メガ粒子砲24門を開口後、メタルパーツに置き換え
- 上記砲門の上側裏面にスリットを追加
- 頭部アンテナをシャープ化
ビグザムも元々形状としては良好なキットだったので、ディテールアップ中心の製作です。
股間のバーニアだけクリアーにしているので、メタルパーツといい感じにマッチしています。
アッシマー
↑素組み
↓完成品
そしてアッシマー。
改修ポイントは以下の通り。
- 合わせ目消し
- 肉抜き埋め
- 頭部アンテナを真ちゅう線とプラ板で新造
- 肩、腕などスリット状のディテールを追加
- ビームライフルをプラ板で作り直し置き換え
- 脚外側のバーニア箇所を彫り込み、バーニアパーツを追加
- バックパックの左右にスリット状のディテールを追加
- モノアイを別パーツ化
今回の5体の内、2番目に時間が掛かったキットですね(笑)
実はHGなどのキットと形状が違う箇所が多く、どこをどう再現するか悩んだキット。
全体的な雰囲気は今回の中で一番好きな仕上がりになりました。
Hi-νガンダム
↑素組み
↓完成品
最後はHi-νガンダム。
改修ポイントは以下の通り。
- 合わせ目消し
- 肉抜き埋め
- プロペラントタンクをプラ棒で新造し置き換え
- ファンネル基部とウイングをパテで大型化
- 肩の位置を調整
- RGとHGのHiνガンダムを参考にディテール追加
さて、かなり苦労したキット。とにかく小さい(笑)
最初、他と同じくグラデーション塗装してみたのですが、さすがに小さすぎてまったく効果的に見えなかったのでベタ塗りに変更しました。
ファンネル基部などがキットのものだとペラペラだったので、パテで形を修正しました。
ある程度はRGを参考にしていますが、それっぽく見えるぐらいまでの解像度に落とし込まないといけないので苦労しました。
ホントはファンネルも二層(内側は白)で再現したかったのですが、とてもじゃないけど塗り分けでは再現不可能だったのでオミット。
それでもHiνガンダムっぽく完成出来たので、パッと見はカッコ良く仕上がってます。

以上で完成となります。
今回のようにガンプラじゃないキット(食玩など)でも、代行依頼受け付けておりますので、作ってもらいたいキットがある方は、どうぞお気軽にご連絡ください。
別件ですが、オークション販売用のキットを進めています。あともう少しかな?
さらにYouTube用のキットも進めています。大変なキットに手を出したのでもう少しお待ちください(笑)
それではまた~。
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