BANDAI MG 1/100 シェンロンガンダム EW【新機動戦記ガンダムW EndlessWaltz～敗者たちの栄光～】

BANDAI MG 1/100 シェンロンガンダムEW を改修全塗装で仕上げました。

「新機動戦記ガンダムW EndlessWaltz～敗者たちの栄光～」に登場するモビルスーツ「シェンロンガンダム」を一部改修し全塗装で仕上げました。

今回は制作記がありませんので、こちらで書いていこうと思います。

前回のMG ガンダムデスサイズEW と同じタイミングで某リサイクルショップで組み立て完成品を購入したものです。
欠品・破損が無かったので良かったのですが、仮組み前提で作られていないのでバラすのに苦労したのはココだけの話。

久し振りのMGだったので、作ってて楽しくて勢いで・・・(以下略）

当ブログの作例は基本的に「ちょっと頑張れば再現できる」レベルの改造に留めております。
今回はディテールアップ中心に製作しました。ぜひ参考にしてみてください。

製作内容は基本工作として

ゲート処理
合わせ目消し
後ハメ加工
整面処理
表面処理

を行っております。
この辺りは当ブログはもちろん、他の方のブログ等でテクニックが転がっているのでここでは割愛します。

今回はスジ彫りのディテール追加を中心に行いました。
あと、しれっと腰の部分で延長しています。

改修箇所の説明ですね。

まず全体的にスジボリによるディテール追加。これは写真で確認してください。
バルカンを市販のメタルパーツに置き換え、腰前、膝パーツの左右にメタルパーツを埋め込みしています。
そして、ふくらはぎ左右のダクト内部にエッチングパーツを差し込みました。
普通にしてるとまったく目立ちませんが、光が当たる角度などで視点を当てるとハニカム構造のエッチングパーツがチラ見します。

各部ディテールだった箇所をセンサーに見たてた部分など、センサー箇所はシルバー下地にクリアー塗装で仕上げています。

肩や脛裏側はナイフ等でダクト状のディテールに彫り込み。
シルバー系はなるべく金属パーツに近く見える塗料を選択。
今のところ、オススメはガイアノーツの「スターブライトジュラルミン」ですね。

また変わるかも知れませんが(笑)

あと、腰の接続部で1mm延長しています。
接続軸を延長すると、強度面で心配なので受けのポリキャップ側を1mm下に移動させました。
これは他のキットでの延長でも言えることですが、軸部分で延長をしたい場合、軸側を延長すると金属線で補強したとしても不安です。そういう時は軸受け側のポリキャップを延長方向と逆方向に移動すると同様の効果が得られます。
ただ、どれでも出来るわけではなく、ポリキャップの構造にもよるのであくまで「そういう選択もあるよ」という感じで。

付属のディスプレイスタンド用のジョイントですが、接続部にネオジム磁石を仕込んでいます。
ネジ止めには敵いませんが、手間が掛からないしそこそこ保持してくれます。

と、以上が全体の改修点です。
もちろん、アンテナのシャープ化の基本的なディテールアップも込みです。

ちなみに今回もコックピット内部のウーフェイ君もしっかり塗装しています。
・・・が、デスサイズ同様、まったく見えないのでここに記録しておきます(笑)

前回のデスサイズでは、腰回りのスカートアーマーがポロポロ取れるのが気になってましたが、シェンロンガンダムはほとんど気になりませんでした。
改善されたのか個体差なのか・・・。

いずれにしても今回はポロリがあまり無いので、良かったです。

ウーフェイ君人形も塗装しています。
アクリルガッシュで筆塗りです。
あまりに小さすぎて、ウーフェイ君独特の髪型に何度も塗り直しをしました。
こうやって見ると雰囲気出ていると思います。

シールドとドラゴンハングもスジボリを追加しています。

あ、忘れてた。
ドラゴンハングの左右にあるドラゴンファイヤー（って名前だっけ？）の中心にメタルパーツを使用しています。

塗装に関しては・・・

ホワイト（メイン）・・・（下地）グレーサフ⇒Exホワイト(G)+軍艦色1少量
ホワイト（サブ）・・・上記メインの上に⇒ホワイト(メイン)+ブラック少量
ブルー（メイン）・・・（下地）黒サフ⇒インディーブルー＋パープル
明るいブルー（サブ）・・・上記メインの上に⇒ブルー（メイン）＋ホワイト
グレー・・・（下地）黒サフ⇒ニュートラルグレー＋ブラック少量
イエロー・・・（下地）ピンクサフ⇒ホワイト＋オレンジイエロー＋蛍光オレンジ少量
レッド・・・（下地）ピンクサフ⇒モンザレッド＋シャインレッド
シルバー・・・（下地）黒サフ⇒アルティメットブラック(G)⇒スターブライトシルバー(G) or スターブライトジュラルミン(G)
※(G)はガイアノーツ、それ以外はクレオス

センサー各種はクリアーグリーンやメタリックレッド等を使用。
光沢（サーベルやゴールド塗装）にはクレオスのGX112「スーパークリアIII UVカット」
つや消しはガイアノーツの「Ex-フラットクリアープレミアム」を使っています。