2024/5/04 HGUC 1/144 百式 完成品ギャラリー追加

BANDAI HGBF 1/144 ホットスクランブルガンダム 【ガンダムビルドファイターズAT】

1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム
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1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム

BANDAI HGBF 1/144 スクランブルガンダムを改造して、「ガンダムビルドファイターズ アメイジングトライ(以下AT)」に登場するホットスクランブルガンダムを製作しました。

こちらは製作代行でいただいた案件ですが、制作物としてギャラリーに掲載することにします。

1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム
1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム
1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム

コミック「ガンダムビルドファイターズ AT」の表紙を飾る、三代目メイジン・カワグチが製作した機体で、1/144 HGBF スクランブルガンダムとは別のもう1機の”スクランブル”の名を持つ機体として登場しています。

三代目メイジンがガンプラとしての性能を試すためにビルダーとして”遊んで”みた機体ということで、従来のスクランブルガンダムとは違った姿形をしていますね。

こちらは本体はスクランブルガンダム、バックパックはプラ板等のスクラッチ、ファンネルはHGUCνガンダムのファンネルを改造したもの。

1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム
1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム
1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム

依頼を受けた時点では、資料という資料がまったくなく、電撃ホビーウェブでプロモデラー”フクダカズヤ”氏が製作した記事を(かなり)参考にさせていただきました。

その後、コミックを見つけ、予想通り巻末に資料が掲載されていたので、以後は資料を元に製作しましたが、やはりプロとまったく同じものは作れないので、ほとんど”Akidou流”として解釈して製作しています。

せっかくなので、ファンネルは各自分離・装着できるようにして、ビームライフルへの装着も再現してみました。
が、懸念されるところは「重心」問題とファンネル着脱の再現、バスターライフル状態時の自重の問題です。

ここは試行錯誤の上で、完全に解決したわけではないですが、なんとか許容範囲内に収まることが出来ました。

1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム
1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム
1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム

(画像が用意できていないのですが・・・)
まず、ファンネルですがキットのままだとジョイントを接続することで再現されていますが、ごらんの通り形状がまったく違う為、そのまま流用は出来ません。

そこでネオジム磁石をファンネルが接する面に(無理矢理)2つ埋め込み、近づけるとくっつくようにしています。
これはバスターライフル状態を再現する時のジョイントにも同様です。
つまり、1つのファンネルに計5つのネオジムが仕込まれているものもあるということですね。

「重心」がバックパック側に傾くことになるので、可能な限り軽くなるようファンネルの改造には一部のポリパテを除いてはプラ板を使うようにしています。

それでも6基をつけると重くなってしまうので、本体の各関節を可能な限り渋くなるように調整し、関節負けをしないようにしたうえで、つま先の内部をエポパテで埋めました。

これでも”ギリギリ”自立できるという感じです。(笑)

1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム
1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム

シールドの腕への接続にもネオジム磁石を使用。
キットのままだとクリアーパーツに挟み込む感じなのですが、写真の通り、オレンジの発光風塗装を施しているので剥がれを回避する為です。

各部のオレンジ発光パーツは、スクランブルガンダムのブルーのクリアーパーツを白に塗装した後、パールを被せ、その上からクリアーオレンジをエッジが強くなるようグラデーション塗装し、最後にクリアーイエローを面中心に強めに吹くような感じで仕上げています。

1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム
1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム

ビームライフルに各ファンネルを装着した状態の「バスターライフル状態」。

これも自重によって腕の関節が負けてしまうので、腕関節を渋めに調整したのですが・・・

それでも肩のボールジョイントが負けてしまい、それ以上の調整には支障が出てしまう為、写真のように下に向けて撃つような態勢の再現しか出来ない感じになってしまいました。

ファンネルが分離するので、残った2基はディスプレイ用のポリキャップを仕込んでいるので浮かすことも出来ます。

1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム
1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム
1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム

飛行形態に変形が出来る点も再現しています。

この時、シールドは胸のクリアーパーツに装着される(アダプタがあります)ので、胸のパーツ内部にもネオジムを仕込んでいます。
ネオジムだらけですね(笑)

1/144 HGBF スクランブルガンダム改造 ホットスクランブルガンダム

ハンドパーツはキットのままだと、軟質樹脂(ポリキャップの素材)のもの1つずつしか付いていない為、コトブキヤの「ノーマルハンド2020」をすこし改造して利用しています。
ライフルの持ち手はニューガンダムのものです。

塗装に関しては・・・

白・・・クールホワイト+シャインレッド極少量
赤・・・シャインレッド
黄・・・キアライエロー
グレー・・・フロストマットブラック(G)
黒・・・ブラック
ブルー・・・(下地)シルバー⇒クリアーブルー(G)
オレンジ・・・(下地)白⇒ダイヤモンドシルバー⇒GXクリアオレンジ⇒色ノ源イエロー
(Gはガイアノーツ、他は全てクレオス)

つや消しはガイアノーツの「Ex-フラットクリアープレミアム」を使っています。
オレンジパーツのみ「光沢クリアー」に仕上げています。
ビームライフルのセンサーは「ミラーフィニッシュ」に100均の装飾テープ(青)を重ねたものを使用しています。

今回のご依頼は「昔作ろうと頑張ったけど断念したものを叶えてほしい」という内容でした。
喜んでいただけて僕個人としても非常に心に残るご依頼でした。

こういった内容の製作代行も受け付けているのでぜひお気軽にご相談ください。

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