AOSHIMA 1/600 ギラン・ドゥ 【伝説巨神イデオン】

AOSHIMA 1/600 ギラン・ドゥ 改修 全塗装仕上げ 完成品
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AOSHIMA 1/600 ギラン・ドゥ 改修 全塗装仕上げ 完成品

AOSHIMA 旧キット 1/600 ギラン・ドゥを改修、全塗装で仕上げました。

AOSHIMA 1/600 ギラン・ドゥ 改修 全塗装仕上げ 完成品
AOSHIMA 1/600 ギラン・ドゥ 改修 全塗装仕上げ 完成品

「ギラン・ドゥ」という名前がなかなか面白いですが、見た目もどこからどう見ても「異星人のメカ」という感じがして個人的にとても好きなキットですね。

うねうね、くねくねしそうな見た目ですが、実際はそんな感じで動いていた印象は無いので、箱絵の印象ってかなり重要なんだなぁと思った次第です。

さて、こちらの1/600スケールのキットですが、元々の作りは非常に良いと思いますし、個体差はあると思いますが関節の強さもちょうどいい固さだったので、気になったポイントだけを改修して仕上げました。

良ければレビュー記事でも詳しく掲載しているので、ご覧ください。

AOSHIMA 1/600 ギラン・ドゥ 改修 全塗装仕上げ 完成品
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まず真っ先に気になったのが「手先」です。閉じた状態と開いた状態で2つずつ付属するのですが、開閉する基部となる長方形のディテールが閉じた方には無く、開いた方にはあるんです。(設定としては正しい)

イデオンでよく見るのですが、変形したら突然現れるディテールや無くなるディテールがあり、これもその1つですね。ちょっと気になってしまったので、(設定とは異なりますが)閉じた方の手にも同様のディテールを追加しています。

AOSHIMA 1/600 ギラン・ドゥ 改修 全塗装仕上げ 完成品

また、開いた状態を覗き込むと少し寂しかったので、内側にディテールと銃口のようなものを追加しています。普通に「まったく見えないところ」ですが、目の良い人は覗き込んだら見えると思いますよ(笑)

AOSHIMA 1/600 ギラン・ドゥ 改修 全塗装仕上げ 完成品

あと、脚の中心にあるふくらはぎのパイプですが、キットのものは細い上に膝を曲げると太もも内部に干渉して折れやすい部分でもあったので、切り落としてしまいリード線を接着しています。

あまり曲げすぎると型が付いてしまいますが、少し曲げる程度なら問題無さそうです。

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もう一つ、頭部の左右にあるカメラ(?)みたいなものですが、キットのままだと気持ち浮いているような印象だったので、設定画を参考にして、若干ですが埋めてみました。これで頭部との一体感が生まれました。

さらに、腕の付け根は内部にボールジョイントを仕込んで接続しています。一応、ボールジョイントなので動きますが、根本がストレートで固定の為、やや限度があります。それでも、腕を少しだけ抜いた状態だと可動域が若干広くなります。

そして、頭部と胴体の接続ですが、キットのものだと「ストレート」か「飛行形態」の2つの選択式だったので、ボールジョイントでの接続に変更し、ある程度の可動が出来るようにしています。

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それにより、写真のように捻りながら傾けるような動きも可能となりました。一気に可愛さがアップです。

AOSHIMA 1/600 ギラン・ドゥ 改修 全塗装仕上げ 完成品

胴体の一番下にあるバーニアは写ってませんが、内部にディテールを追加しています。

あと、実は分かりにくい部分ですが、頭部の4方向にある「口」のような部分の4辺内側にプラ板を貼って、若干外周の辺を太くしています。とても地味な変化ですが、口が太いとイメージも少し変わります。

AOSHIMA 1/600 ギラン・ドゥ 改修 全塗装仕上げ 完成品
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さっきから同じようなポーズが多い気がしますが、ギラン・ドゥはあまりポージングにバリエーションが無いんですよね・・・。

でも見てるとだんだん可愛く見えてきたでしょ?(笑)

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一応、このように飛行形態に近いぐらいまで、体を横にすることが出来ますし、

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箱絵のように、亜空間を漂うような姿勢も取ることが出来ます。

付属のスタンドは頭部と胴体の間の部分を挟む仕様なので、塗装剥げを考慮して使用していません。これも画面外で指で持っています。

さて、調色に関してですが、今回はちゃんと写真を撮りました(エライ)

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全身の白は、「クールホワイト」+極々少量「色ノ源シアン」です。1滴入れるだけでもかなり青くなるので、引くほど少ない量で調色すると上手くいきます。

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手や脚の黒い部分は「(G)フロストマットブラック」です。こちらは、YouTubeの「ETERNAL MODELERS」さんの動画(リンク貼っておきますね)でオススメされてらっしゃったのを見て、良い色だなぁと思い購入してみました。

ギラン・ドゥのイメージに合っていたので、今回初使用。良かった。

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目の周囲やノズル周囲などの茶色は「レッドブラウン」+「イエローFS33531」。レッドブラウンが多すぎるとイエローFS33531をかなり混ぜないといけなくなるので、様子を見ながら少しずつ足すといい感じになります。

また、お腹の接続部分の上側のみ、若干濃いような設定だったので、この調色カラーに黒を少しだけまぜて暗くしています。

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目の赤色は「ハーマンレッド」です。他の部分の色が淡い濃い白黒系統が多いので、少しアクセント気味に明るい鮮やかな赤にしてみました。

口の内部の黒色は、タミヤエナメルの「ジャーマングレイ」に「ブラック」を少し足してより暗いグレーで筆塗りしています。

スミ入れはタミヤエナメルの「クリアーレッド+クリアーブルー+クリアーイエロー」を調整して、少し赤強めのクリアーブラックを流しています。
仕上げはいつものように「(F)スーパーフラットコート」です。
※((F)はフィニッシャーズ、(G)はガイアカラー、無表記はクレオス)

配分は左側に記載している方を主として、+の色を足して混ぜるイメージです。分量は目で見てなので少しずつ足してチェックしています^^

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なんか、このドヤ顔が腹立ちません?(笑)お気に入りの一枚です。

こちらは最終的に1/600シリーズで並べる予定の為、販売は致しません。このような仕上がりで良ければ、製作代行も受け付けているのでぜひお気軽にご相談ください。

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