BANDAI HG 1/72 メイレスジョウガンを夜間迷彩仕様全塗装で仕上げました。
今回は境界戦機プラモデルのコンテストに応募する為に、IF設定としてジョウガンを完成させました。
アニメ第一部終盤における「隠岐の島」でのゴーストとの戦いで、もしもジョウガンが夜間迷彩仕様になったらというIF設定で製作しています。
(ほんと妄想ですが)ゴーストが隠れている隠岐の島はアジア軍が部隊を展開しており、ゴーストと接触する前に見つかってしまっては元も子もない。という話をしている時にある技術スタッフが「いっそ色でも塗って見えなくしちゃいますかw」と発言したことが採用され、突貫的にジョウガンを夜間でも目立たない色に塗装したものが、この「夜間迷彩仕様」となります。(ある技術スタッフは本当にモブキャラです(笑))
突貫的ということなので、今回一切のデカールを使っていません。
ホントは境界戦機用のデカールを入手したので使いたかったですが、どうしてもイメージとしてマーキングがあるのは違和感があった為、今回は見送りです。
一部肉抜きの穴埋め、一部突起ディテールをプラ板で作り直し、大型ライフルの銃口付近の内部銃身をプラパイプで新造した以外は、キットのままです。
今回は塗装による表現なので、面出しをしっかり行ったので少しの角度でも陰影がはっきりついてくれているのが分かります。
足の緑の箇所は、本来はゴールドですが、夜間迷彩ということもあり「もしかしたらここは制御コンピューターで発光制御をすれば色は変えられるのでは?」と考え、目立たないグリーン系統に変更。同じ理由でツインアイやセンサーも同色です。
しかし、胸部シリンダーと狙撃展開時のテールユニット伸縮アームは、元の金属の素材だと感じたのでブルー系統にしています。
夜間迷彩ということで、イメージとしては暗闇に溶け込む=暗い色と思いがちですが、今回参考イメージとして『聖戦士ダンバイン』に登場する「ビルバイン夜間迷彩」という機体を見ても、全体のイメージは実は明るめの配色でも良さそうでした。
そこで、暗いブルーと淡いパープルをイメージした調色で、下半身は暗め、上半身は明るめで配色しています。これは、月明かりの夜空を背に山林の頂上で待機してもシルエットになりにくいことを想定しています。(実際そうなるかは知りませんが(笑))
ゴーストとの戦闘では視覚的な誤魔化しは通用しないかも知れませんが、アジア軍の人間の目は誤魔化せると思います。(とはいえ無人機やセンサーの反応は避けられないかも知れませんが、そこはご愛敬ということで)
ちなみにアニメに合わせて、肩の「装甲擲弾砲」と「45mm速射拳銃」を装備したバージョンで撮影しています。
このポージングが一番好きなポージングです。片手でこのライフルを持つことがイメージ出来ないので、こんなポーズはしないと思います(笑)
あと、このポーズもたぶんしない(笑)
ちなみに、元々のジョウガンの肩のシールドと内蔵しているナイフも一緒に作っています。
こうやって構えると夜間迷彩仕様だと「忍者」っぽく見えますね。