
BANDAI 龍神丸(魔神創造伝ワタル) を 改修全塗装で仕上げました。




「魔神創造伝ワタル」に登場する魔神「龍神丸」を一部改修し全塗装で仕上げました。
前回、「魔神英雄伝ワタル」の方の龍神丸を製作し、こちらも代行依頼の隙間を見ながら少しずつ進めて、やっと完成しました。
アニメが始まったぐらいに購入して、完成した今はもうとっくに終わってしまいましたが(笑)
こちらのシリーズは、他にも購入して作る予定なので、シリーズキットの購入検討されている方は楽しみにお待ちください。
今回はゴールドパーツは普通に仕上げましたが、ある程度見映えが良くなるように改修しています。

例えば、膝関節や脚の裏側、肩の龍のツノの裏側や頭部のツノ裏側などに「肉抜き」があります。
ここを処理するだけでもかなり見た目が締まりますので、是非チャレンジしてみてください。
今回は場所によって違いますが、プラ板の切れ端などをある程度詰めた後に隙間を瞬着で埋めたり、エポパテを使ったり色々です。
始めて「UVパテ」というものも使ってみました。
クリーム状ということで、盛りやすいかと思いましたが、どうなんでしょうね?(笑)
他のものを使ったことがないので比較出来ませんが、ゼリー状の瞬着みたいな感じで使えました。
当ブログの作例は基本的に「ちょっと頑張れば再現できる」レベルの改造に留めております。
今回は綺麗に仕上げる事を意識して製作しました。ぜひ参考にしてみてください。
製作内容は基本工作として
- ゲート処理
- 合わせ目消し
- 後ハメ加工
- 整面処理
- 表面処理
を行っております。
この辺りは当ブログはもちろん、他の方のブログ等でテクニックが転がっているのでここでは割愛します。
今回は、一部肉抜き埋めと先端のシャープ化、合わせ目消しと、比較的簡単に済ませていますが、ただ組むよりはカッコイイ「龍神丸」になってくれました。

あと、前回の「龍神丸」と同じく、アニメを意識した意味で、チラ見する内側をブラックで塗っています。
例えば、首元や肩の付け根の内側、肩の赤いパーツの内側等。
仕上がりが引き締まるので、ぜひ参考に。


今回、目と額のセンサー部分はガイアノーツの蛍光グリーンを使いました。
UVライト等で反射します。

ちょっと暗いですが、こんな感じ。



足の爪先ですが、キットのままだと爪の隙間が繋がっています。
アニメのイラスト(3D?)を見ると、爪の隙間がしっかりと空いているので、ここも再現しています。
隙間をエッチングノコなどで切り、裏側をエポパテで埋め、隙間をヤスリ掛けで整えて完成です。
ただ、どうしても付け根の方の隙間は繋げたままにしておかないと、爪そのものが分離してしまうので、なるべく目立たないぐらいまで処理して、最後につや消しブラックなどで塗りつぶしてしまうと良いと思います。

頭部の赤いクリアパーツですが、そのままでもいいのですが、やはり唯一のクリアパーツということもあり、少し手を入れています。
まず裏側の下パーツにあたる黄色のパーツに、ガイアノーツの「ジュラルミンシルバー」を塗装。
クリアパーツをコンパウンドなどで磨き上げ、クリアーレッドを吹いた上にクリアーを重ねています。
キラッと透明感が出て、良いアクセントになりますね。

頭部のアンテナは0.5mmの真鍮線を通したプラ板を接着し、先端をシャープに仕上げています。
あと何気に肩の龍の牙も少しだけシャープにしています。
肩の裏や竜の口内部が黒くなっているのが分かりますね。
合わせ目も少し出るので、それらを合わせ目消しすると同時に後ハメ加工もしています。
龍の頭部が少し外れやすくなってしまいましたが、動かして遊ばない限りは角度も保持出来るので、良しとします。
と、以上が全体の改修点です。

キットはプラモデル売り場でたくさん見かけますし、値下げされている印象はありますが、完成度は非常に高く、作りやすいキットだと思います。
ワタルシリーズが好きな人であれば、改造や塗装の練習にも最適のキットなので、ぜひカッコイイ魔神を作ってみてください!




必殺「登龍剣」のポーズも肩を引き出すことで再現できます。
実はまだ「魔神創造伝ワタル」は観終わっておらず、あと6話ぐらいを残して止まっています(笑)
作品としては今風のネタばかりで、前作のようなギャグ要素とは少し違う表現になっていますが、それはそれで楽しめる作品なので、気になってる方はぜひ視聴してみてくださいね!


塗装に関しては・・・
ホワイト・・・(下地)グレーサフ⇒Exホワイト(G)+ネイビーブルー少量
ブルー・・・(下地)グレーサフ⇒コバルトブルー+インディブルー
レッド・・・(下地)ピンクサフ⇒モンザレッド+ココアブラウン
ゴールド・・・アルティメットブラック(G)⇒ジュラルミンシルバー(G)⇒クリアーオレンジ(G)+クリアーイエロー(G)
グリーン・・・アルティメットブラック⇒ジュラルミンシルバー(G)⇒蛍光グリーン(G)
※(G)はガイアノーツ、それ以外はクレオス
光沢(ゴールドやクリアーパーツ)にはクレオスのGX112「スーパークリアIII UVカット」
つや消しはガイアノーツの「Ex-フラットクリアープレミアム」を使っています。

一応、おまけパーツの部品もゴールドに塗装していますが、コチラは使うことがないので、オマケ程度に。
もう一つのパーツはシールドの持ち手です。
ヤフオクにも出品予定です。
出品したらコチラでお知らせします。
今後も作例として作った完成品を定期的にヤフオク出品していく予定ですので、気になっていただけたらヤフオク側のアカウントでもフォローしていただけると嬉しいです。
「眠っているキャラクタープラモデルを作って欲しい!!」という方は、製作代行も受け付けているのでぜひお気軽にご相談ください。
それではまた~!
