まいどおおきに!Akidou(@Akidou123)です!
この記事では、旧キット「BANDAI 1/72 ビルバイン」を製作していこうと思います。
【聖戦士ダンバイン】バンダイ 1/72 オーラバトラー ビルバイン【旧キットレビューVol.5】
前回は「BANDAI 1/60 ブロッケンレイバー」に挑戦しましたが、なかなかいい感じに仕上げることが出来ました。
さて、今回のビルバインはどう仕上げていこうかというところですが、「なるべく旧キットのプロポーションを維持しつつそこそこ可動出来るビルバイン」を作っていこうかと思います。
よく「旧キットを使って今風のかっこいいキットに改造する」ということが多いですが、旧キットらしい見た目も捨てがたい・・・。
「太ももを延長して体を細くして・・・」とそれはそれで良いのですが、やっぱり旧キットのずんぐりむっくりしたような体型も味があって、あとはそこそこ可動してくれれば嬉しいですからね^^
後日、動画を投稿する予定ですが、まず記事を先行して掲載していこうと思うので、動画で見た方が分かりやすそうだなぁと思った箇所は動画でご覧いただけると嬉しいです^^
ちなみに、「頑張れば初心者の人でも作れる」感じの内容なのでステップアップ目指して参考にしていただくと嬉しいです。(ぜひ気軽にコメントで感想ください^^)
※記事内の画像は動画の一部を抜粋しております。
1/72 ビルバイン 製作開始
前述したように、旧キットの見た目はなるべく維持していきたいので、各部をプラ板等を使って延長したりはせず、「関節の可動」「各部の隙間」「彫り直しによるディテールアップ」の3点を今回のテーマとして主な加工作業にしていこうと思います。
また、このキットは腕や膝の関節ははめ込み式で「後ハメ加工」をしないと塗装後に組み立てが出来ません。
しかし、後ハメ加工をするには少々面倒なところもある(出来たとしても可動で緩くなるなどが懸念される)箇所は、キットのままでいくことにします。つまり、マスキングによる塗り分けで対処しようということですね。
各部ディテールはなるべくキットのままを利用して、掘り込みやパテ埋め等で対処しようと思います。
まずはオーラソードライフルの改造から
「って、いきなり改造から入るんかい!」と思われるかも知れませんが(笑)
どうしても、これは再現したかったので、まず最初に手を付けました。
オーラソードライフルは、キットのままだと射撃状態のみなので、小さいながらにある程度「っぽく可動する」ぐらいのギミックは欲しいかなぁと。
まずは完成した状態をご覧ください。
こんな感じになりました^^結構いい感じに出来たんじゃないでしょうか?
それではざっくりと解説していきます。
まず、オーラソードライフルのソード形態になる為に可動するポイントは2つ。
「グリップより後ろ側の飛び出た部分」と「銃口下側の部分」です。
これらを真鍮線を使って回転可動させることで、変形するようにしようと思います。
簡単そうなのが「銃口下」の箇所なので、まずここから。写真のデザインナイフを置いている部分の内側に細い横向きの(一部斜めになっている)ブロックがあると思います。
ここが丸ごと”デザインナイフの刃先を置いている位置を軸として”回転し、斜めになっている部分が前方に飛び出るようになるわけですね。(完成した写真と見比べていただくと分かりやすいかと)
エッチングノコ(厚さ0.1mm)で可動する予定のブロック(以後ソード口)を丁寧に切り取り、形を整えます。タミヤの「エッチングノコ」は厚さが0.1mmなので、切り代が少ないので大変便利です^^
切り取った部分を接着剤で貼り合わせ、真鍮線を通す予定の位置に2mmの丸プラ棒を仕込みます。こうすることで、真鍮線が丸プラ棒の中を通るので、しっかりと可動してくれるんですね。本体側の切り代もプラ板などで調整し、真鍮線を通す穴を開けます。
この時、ソード口側とライフル側を個別に開けると、ズレる可能性が高いです。こういう時は完成予定となるライフルの位置にソード口を配置して、全てのパーツを一気に貫通させる方が上手くいきやすいです。(必ず真っすぐ通すように慎重にゆっくりピンバイスを回します)
1.0mmの真鍮線を通した状態の写真ですが、完成後、外側から真鍮線が見えてしまうどダサいですし、塗装をする時に邪魔になります。ですので、真鍮線をピッタリの長さまで差し込んだら、ほんの少し(0.2mm程度)だけ引いた状態で印をつけて、その位置で真鍮線を切断します。
そうすることで、本来の幅より若干短い真鍮線となり、ピンセットなどで中心に配置すると両面(真鍮線の頭とお尻)で長さが足りなくなります。その状態で瞬間接着剤で埋めてあげると、真鍮線をがっちり固定するのと同時に両サイドからの見た目は瞬着で穴埋めされるので、ヤスリで表面を整えてあげると、塗装した際に見えなくなります。
最初の完成状態を見てもらうと、真鍮線の箇所が見えていますが、実は表面は瞬間接着剤で埋まっているので、塗装したら見えなくなってくれます。
続いて「グリップより後ろ側の部分」の加工です。ここも、ライフル下部で回転軸を設けて、ぐるっと回転するようにします。
可動する部分を先程と同じくエッチングノコで行い、それぞれ表面処理をします。
ソード形態時にぐるっと回転した際は、銃の側面までしっかりと可動する動きになるので、可動の軸となる箇所は、先程切断した箇所よりも若干外側にないといけません。(切断した箇所で軸を設けると、よくて90度ちょいしか回転できなくなります。)
ライフル側と可動側の両方に、プラ板で突き出た部分を作ります。そこに先程と同じく、両パーツをセットした状態で1.0mm真鍮線が通る穴をあけ、幅より若干短い真鍮線を内側に仕込んで、外側を瞬間接着剤で埋めるというようにして加工が完了です。(やり方はどちらも同じですね)
動作の確認が問題無かったので、あとで面の調整や隙間の調整をします。
これでオーラソードライフルの加工はとりあえず完了です。(もしかしたらソードを取り付ける穴をあけるかも知れませんが、まだそこは考えていません)
次回は、脚と腰の改造です
ということで、今回はここまで。
次回は、脚と腰の改造に入ります。
正直、今記事を書いている時点で「泥沼」にハマってしまった箇所があります(笑)
それは「膝関節」です。旧キット 1/72 ビルバインの膝関節には丸いパーツがついており、後ろから見ると関節が見えるようになっているのですが、前から見るとすっからかんな感じなんですよね。
そこは何とかしたいじゃないですか?ということで、次回に続きます。
出来れば「ハの字」で足を開きたいのですが・・・どうなることか・・・?
最後まで読んでいただきありがとうございます!
他にもいろんな記事があるので、ぜひ参考になりそうな記事があればご覧ください。良ければ、記事の感想や質問などあればコメントでいただけると嬉しいです^^
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