まいどおおきに！Akidou(@Akidou123)です！
代行依頼いただいている「リベル・レギス」です。
ちょっと日が空きましたがずっと進めていました。
今回は「両腕」と「武装」に関してです。
同じく「リベル・レギス」を作ろうとしている方の参考になれば幸いです。
両腕について
腕の構造ですが、肩のジョイントと肘の関節（内部フレーム）以外は全てバラせる構造なので、あまり気にせず塗装できると思います。
じゃあ肩と肘関節はどうするの？って話ですが、後ハメ加工はせず、そのまま組んで塗装します。
肩ジョイントだけマスキングが必要ですが、どちらかというとクリアランスの確保の方を意識した方が良さそうですね。
腕の問題点は、「手首付近にある赤いマーク」と「内部フレーム」です。
こちら上腕のフレームにあたるパーツなのですが、中央部分で白化している部分があると思います。
ここ、反対側をよく見てもらうと若干凹みがあります。
このリベルレギス、肘内部フレームを伸ばすことで関節が大きく曲がるというギミックが仕込まれてるのですが、その際、前腕ががっちり固定されず左右に隙間が出来るので、ふとした時に前後ではなく左右に力が入る可能性があります。
そうなった時、この部分に力がかかり、白化してしまうという懸念がありました。
気を付ければ折れることは無いと思いますが、念には念をということで、若干の隙間に0.3mmプラ板を差し込み、少しでも負荷がかからないようにしました。（写真の白い部分がプラ板）
もう１点、手首付近の赤いマーキングですが、ここはキットではシールを貼る箇所になります。
ただし、実はその部分、手首をつけるポリキャップなんです。
つまりポリキャップの前後に凸状の平面があって、そこがシールを貼る箇所になっているという訳です。
という事は、「塗装が出来ません。」
ということで、シールを元にプラ板から切り出したものを埋め込んでいます。
もちろんポリキャップの凸部分は干渉してしまうので、ナイフで削り、よくある〇の形をしたポリキャップになるように調整が必要です。（写真忘れたのでここも完成品をご確認ください）
あと、ハンドパーツですね。
どのハンドパーツも水かきのようなものがついています。
たぶん折れないようにという事だと思いますが、リベルレギスの印象として「手の動き」で魅せるポーズが多い為、この水かきは結構目立ってしまいます。
ということで、左が元キット、右が削り取ったものです。
あまり全部取ってしまうと不安な部分もあるので、出来る限り目立つ部分、かつ、問題なさそうなところだけでもそぎ落とし、整形してあげるだけでだいぶ印象は変わると思います。
あと、すごく地味ですが、この小指にあたる部分の形状が他の指と違う形になっているので・・・
他と同じになる様に調整したりしています。
ハンドパーツの塗装はかなり細かいもので、最初はマスキングをしていたのですが、とんでもなく時間が掛かる上、修正も多くなるので、ほとんど筆塗りで仕上げています。
武装について
武装に関してはほとんどがそのままなので、とそうには問題ないのですが、「天狼星の弓」だけは組み込みになっているので、後ハメ加工しています。
加工した部分は上下の金色の翼みたいなパーツと、矢となる細長いパーツ。
翼みたいなパーツは、よくあるピンに差し込むようにカットするだけなので、あまり大変では無いですが、矢の方は中央の円状の突起を差し込まないといけない為、そのまま後ハメにするには厳しいです。
そこで、根本でカットして真鍮線を差し、後から差し込んで接着するように加工しています。
以上で、ほとんど加工に関しては終わりですね。
あとは塗装して仕上げるということで、既に完成手前の状態ですので、近日完成品ギャラリーにてアップ予定です。
もう少しお待ち下さい！
そして、次の依頼も頂いており、すでに仮組を終えております。
が、「あのシリーズ」のキットなので、どうにもこうにも大変です・・・(笑)
そちらも近日アップします！
今回のようにガンプラ以外のキットも製作代行依頼受け付けておりますので、作ってもらいたいキットがある方はどうぞお気軽にご連絡ください。
それでは完成品ギャラリーをお待ちください！
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