BANDAI HG 1/72 ブレイディハウンド【境界戦機】

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HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例

BANDAI HG 1/72 ブレイディハウンド を 全塗装で仕上げました。

HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例
HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例
HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例

「境界戦機」に登場する北米軍のAMAIN「ブレイディハウンド」を全塗装ウェザリングで仕上げました。
キットのレビューはコチラからご覧ください。

レビュー記事にも書いている通り、今更「境界戦機」の完成品とか・・・って思われるかも知れませんが、きっと「境界戦機のキット作ってるけど作例とか見本となる完成品の記事少ないよなぁ~」って思ってる人もいると思います。知らんけど。

そういった方にこういう仕上げ方だけでもカッコ良くなりますよって見本になれば幸いです。

当ブログの作例は基本的に「ちょっと頑張れば再現できる」レベルの改造に留めております。ぜひ挑戦してみてください。

HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例

この写真がお気に入りです。

今回は大きな改造はしておらず、塗装に時間をかけました。
ディテールの変更点と言えば、まず肩の両翼のシールドみたいな部分の接続箇所を薄く削っています。

  • HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例
  • 境界戦機 バンダイ HG 1/72 ブレイディハウンド プラモデルキットレビュー 素組み

完成品と素組みの写真です。(↑左右にスライドします)
肩のシールド付け根がキットのままだと分厚い部分があると思います。
ここを薄くツライチに仕上げました。

太腿の左右装甲内側、肘の関節装甲、両肩の接続箇所のパーツに肉抜きがあり、それぞれ可動の際に若干目に付く部分だったのでエポパテで埋めてあります。
太腿の部分は装甲を差し込む部分と干渉しないように注意が必要です。
(写真が若干明るかったですね。すいません。)

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ナイフの刃と反対部分にネオジム磁石を埋め込んでいます。(↑左右にスライドします)
キットのままだとナイフの収納時に凹みディテールで支えるような仕組みになっているので、塗装剥げ対策ですね。
もちろん、収納する側にもネオジムを仕込んであります。
ナイフ側面にある溝は、本来収納時の引っ掛ける部分になっていますが、そのままディテールとして残しています。

あとはカカト側にあるアーマーの両サイドにあるディテールを市販のディテールアップパーツに変更したりですね。

HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例

今回、ウェザリングをやるにあたって少し試したい事がありました。それがこれ。
サフを吹いた後に240番のペーパーで縦方向に軽く数回キズをつけました。
狙いとしては最終的に塗装完了後に表面がキレイ過ぎない感じになるんじゃないか?という事と、ウェザリングの時に効果的になるのでは?という事。
上の写真は、その後にシルバーを吹いた状態となります。
表面がキズだらけなので、もちろんシルバーを吹いたら目立ちまくりですね。

HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例

その後、シルバーの上にガイアノーツの「アルティメットブラック」を吹いた状態です。
この時点では狙い通りに行く気がしていたのですが、結果としてはイマイチでした。
というのも、たぶんキズの深さが浅すぎて、塗料の塗り重ねとトップコートによって目立たないぐらいまで埋まってしまったんだと思います。(完成写真の膝パーツを別途ご覧ください。)

それでも、装甲の質感としては綺麗に表面処理したものより粗い感じは出ていると思うので、また別の機会でも試してみたいと思います。

製作内容としては基本工作として

  • ゲート処理
  • 合わせ目消し
  • 後ハメ加工
  • 整面処理
  • 表面処理

を行っております。

今回はウェザリング仕上げだったので、表面処理は目立つキズ処理程度にしています。

  • HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例
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頭部のカメラとライフルは、ミラーフィニッシュなどを用いたシールで反射するようにしています。

写真忘れましたが、足の裏の肉抜きはパテで埋めています。

今回、無人機にもなる量産型ということもあって、デカールは貼っておりません。
もちろんリアルで考えると部位毎の接続箇所などに最低限コーションマークなどはあるはずなのですが、個人的に「別に必要なさそうだなぁ」と思ったからですね(笑)
ただ、肩より上側は推進ユニットとなっており、ストークキャリーとの接続なども考えると最低限のコーションマークがあっても違和感ないだろうなぁと思ったので数枚貼っております。

HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例
HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例
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塗装は結構段階踏んでます。

まず、サフ⇒ガイアノーツのアルティメットブラック⇒クレオスのシルバーを下地にしています。
その後、ガイアノーツのアルティメットブラックを塗った後、パーツによって塗り方を変えていますが、いわゆる「黒立ち上げ」的なグラデーション塗装によるものです。

HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例

例えば肩の推進ユニット部ですが、黒の上にクレオスの「オリーブドラブ」をグラデーション塗装したものが左側、その上からクレオスの「ダークイエロー」を重ねたものが右側です。(写真は少し明るく映り過ぎています)

さらにこの上にクレオスの「ダークアース」を重ねて完成としました。

つまり調色で色を作るのではなく、塗り重ねで色を作るイメージです。

他にも、胸の黄色パーツは、黒の上にガイアノーツのホワイトでグラデーション塗装をし、その上にクレオス「ミドルストーン」を重ねてクレオス「キアライエロー」を重ねた・・・はず(うろ覚え)

関節等内部メカの色は最近お気に入りの「Mr.MetallicCOLOR」のグラファイトブラックです。
それをつや消しで仕上げています。

武器等の色はガイアノーツの「NAZCA フロストマットブラック」です。

HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例

さて、最初にシルバーを塗った理由ですが、引っ掻きによるチョロハゲの為ですね。

塗装が終わった後にデザインナイフで軽くエッジ周辺を引っ掻くことで、内部のシルバーを出しています。

足元はMr.ウェザリングペーストの「マッドイエロー」を使って土汚れ表現を足しています。
劇中で土や泥といった場面が多かった印象ですからね。

HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例
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HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例
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一応有人機にもなりますが、あまりこのようにダイナミックなポージングをする場面は少なかった機体ですが、キットの可動範囲が広いので様々なポージングが決まってくれます。

HG 1/72 ブレイディハウンド 全塗装完成品 作例
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劇中の無人機の進軍シーンのイメージはこんな感じでしたね(笑)

塗装に関しては・・・

ブラウン・・・(下地)グレーサフ⇒アルティメットブラック(G)⇒シルバー⇒アルティメットブラック(G)⇒オリーブドラブ⇒ダークイエロー⇒ダークアース
イエロー・・・(下地)グレーサフ⇒アルティメットブラック(G)⇒シルバー⇒アルティメットブラック(G)⇒ホワイト(G)⇒ミドルストーン⇒キアライエロー(うろ覚え)
ベージュ・・・(下地)グレーサフ⇒アルティメットブラック(G)⇒シルバー⇒アルティメットブラック(G)⇒ダークイエロー⇒セールカラー
内部メカグレー・・・(下地)黒サフ⇒グラファイトブラック
武器・・・(下地)黒サフ⇒フロストマットブラック(G)
ナイフ刃・・・シルバー
※(G)はガイアノーツ、それ以外はクレオス

つや消しはガイアノーツの「Ex-フラットクリアープレミアム」を使っています。

こちらはヤフオクに出品・・・しようか迷っています。
欲しい人いるのかなぁ~?と思っていますが、もう少ししたら何点か同時に出品してみようと思います。

今後も定期的に製作してヤフオク出品していく予定ですので、気になっていただけたらヤフオク側のアカウントでもフォローしていただけると嬉しいです。

「プラモデル積んでるけど作る時間ないなぁ」という方は、製作代行も受け付けているのでぜひお気軽にご相談ください。

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