まいどおおきに!Akidou(@Akidou123)です!
新年明けましておめでとうございます^^
今年も「AkidouGreadModeling」をよろしくお願い致します。
この記事は2021年に書いた記事です。
今回は「境界戦機」のプラモデル「HG 1/72 メイレスジョウガン」のキットレビューです。
↑メーカー希望小売価格は¥2,640(税込み)です。購入時の価格にはご注意ください。
アニメ「境界戦機」に登場する主人公側メイレス3機のうちの1機。
体長にほぼ近い大型の狙撃ライフルをメイン武器とする「狙撃タイプ」のメイレスで、ケンブと違い暗めのブルーとイエローが、隠密性を感じさせますね。
劇中でもなかなかのカッコ良さを感じるこの機体、どんなキットなのでしょうか?
それでは開封していきましょう。
外箱とランナー
他のキットもそうですが、境界戦機シリーズのプラモデルの箱絵は個人的に好きなものが多いです。
実際にお店とかで箱を見た時に見てもらいたいのですが、よーくみると股関節周りなどの内部フレームが実は結構描かれていたりします。
劇中で活躍する雰囲気とかも感じるので、ワクワクします。
武装は「120mm二連装狙撃砲」と「戦闘短刀」の2つで、よくある狙撃タイプのメインとサブの武装です。
ちなみに後日発売されるキットの中に、ジョウガン用の拳銃2丁がセットでついてくるものがあります。(同日発売された装甲特殊運搬車についているケンブ用の爪と同じ感じですね)
やはり「日本」を取り戻すという内容の作品なので、武装の名前も漢字が多くて、そういう設定も好きですね。
では、ランナー構成をざっと見てみましょう。
全部で10枚、延べパーツ数は157個と意外と多く感じます。
さっそくメインとサブの武装が配置されたA1ランナー。
あれだけ大きな武器をたった2枚で貼り合わせて作る割に、結構しっかりとディテールも表現されているのは、さすがバンダイです。
ただ、パーツが大きな分、ゲートが太くて固いので、綺麗に切り取りたい方は十分丁寧に切り取りましょう。
唯一のクリアパーツがツインアイのA2ランナー。
本当に小さいので無くさないようにしましょう。
他のアメインと同じパーツが配置されたBランナー。
ケンブやビャクチにも同じランナーがあったので、作った方は構造なども覚えているかも知れませんね。
ちなみに僕は、もう組立説明書見なくてもボディや腰などは作れるようになってました(笑)
Cランナーはジョウガンカラーですが、こちらもケンブと同じ形状のパーツが配置されています。
色以外はまったく同じです。
D1、D2ランナーは、ジョウガンのメインパーツと言えます。
ビャクチ、ケンブもそうでしたが、同じような形状で実は結構部位毎に違うものが多く、組み立て方も微妙に違ってたりするので、毎回楽しく作れています^^
Eランナーはジョイントや装甲裏などのパーツですね。
結構小さなパーツの組み合わせでジョイントパーツを組み立てることもあるので、ここも切り飛ばしたり無くさないように注意したいランナーです。
Fランナーは、ボディ黄色のパーツと一部の内部にのみ使われるパーツ。
黄色のランナーの一番下側の右から2列目ぐらいにある、小さなパーツがお判りでしょうか?
このパーツ、顔の正面に取り付けるパーツなんですが、このキットで一番と言っていいほど最難関の組み立てレベルだと思います。(とにかく小さい)
あまり器用じゃない方は、本気でイライラするレベルだと思うので、ゆっくり落ち着いて、一番最後にテーブルをキレイにして無くさないように頑張りましょう(笑)
ホイルシールはこれだけです。
ほとんど素組みの色分けでも再現されているので、簡単フィニッシュ派の人でもカッコ良く仕上げることが出来るのが「境界戦機シリーズ」のプラモデルの良さでもあります^^
組立説明書は、メイレス系統おなじみのパイロットとアイレスのイラスト入り。
それにしても、「ガシン」って凄い名前ですよね(笑)
アイレスも各機体毎に性格が違ってて面白いですよね。
アクションポーズです。
今回、狙撃スタイルを取る為の差し替えパーツが付属しています。
お尻のカバーみたいなパーツの部分ですね。
実はこのパーツ、コックピットの乗り降りの際に利用したりする部分らしいですよ。
意外と重要なパーツであることが、このジョウガンのキットからも分かります。
ちなみに、組立説明書にも記載されていますが、余剰パーツで後日発売する「V-33 ストークキャリー」に付属されるパーツに使用するものがあります。(拳銃2丁と一緒についてくるパーツです)
メイレスを運搬する飛行機みたいな機体が「ストークキャリー」なのですが、もし購入を検討している方は、このパーツを大切に取っておきましょう。
素組み完成
素組みが完成しました。
ところどころ「ケンブ」と同じパーツ構成です。
とくに「胴体」と「腰」はほぼ同じですね。
「ケンブ」の足の形状がストレートな太ももに折れた膝下だったのに対し、ジョウガンは折れた太ももにストレートな膝下です。
顔の形状がほんと独特で、アニメでも見ていましたが改めてプラモデルで見ると「こんな顔だったっけ?」と思ってしまいます(笑)
この顔の正面にある「黄色」のパーツが、本キットで一番組み込むのが難しかった部分です。
太もものバランスが、煽り気味で見るとカッコ良く映るので、このショットは結構好きなショットです。
120mm二連装狙撃砲を手に立ったジョウガンとしゃがんだジョウガンです。
どちらもほんとに違和感なくポージング出来るところが、このキットの完成度を物語っています。
個人的にこれまでの「境界戦機」シリーズのプラモデルの中でも、ダントツで接地性が高いキットがこの「ジョウガン」ではないかと感じました。
これだけ足首を曲げてもしっかりと足裏は地面についてくれるので、アクションベースが無くても十分なポージングが可能です。
いやぁ、毎度のことながらカッコ良いですなぁ~。
合わせ目箇所
いやぁ~、このキット、合わせ目がほんっとに少ないのが凄いです。
細かく言うと、脚の付け根にある関節のパーツなどに合わせ目があるのですが、ほとんど隠れていて気になりません。
唯一、表面に出ていて気になるのが、二連装狙撃砲の一部の合わせ目。(写真)
これも前方半分ぐらいは、しっかりと凹モールド化されているので、後方半分ぐらいだけが合わせ目となって出てきます。
合わせ目よりも、パーティングラインや肉抜きの方が気になる点は多いかも知れません。
やっぱりここですね。ビャクチもケンブも同様ですが、内側に隙間が見えるのとパーティングラインが入っています。
内側が空洞になっているのですが、ジョウガンはケンブ、ビャクチと違い、さらに覗けるような腕部形状をしているので余計気になります。
これまでのビャクチ、ケンブ同様、ここはプラ板で埋めてしまう予定です。
あと、二連装狙撃砲のこの内側の部分なんですが・・・これはデザインなのかな?(笑)
前回のケンブの足裏の件もあるので、デザインのような気もしますね。
ここはどうしようかもう少し検討してみますが、気になるようだったら埋めてしまおうかと思います。
あと、ジョウガンの狙撃スタイルを取る時のカカトの展開ギミックの際に可動するパーツ。
この側面も結構気になる肉抜きです。
同じく狙撃スタイルの時のテールユニットの差し替えパーツ、ここもたぶん肉抜きなのかな?目立ちますね。
下側はディテール、上側は埋めるなどでもいいかも知れません。
正直、これぐらいの工作だけで完成度が高くなるので、本当に「素組みからワンステップ上がりたい」という方が挑戦するのに適したキットではないでしょうか。
ポージング
近接戦闘用に肩に装備している「戦闘短刀」を構えたジョウガンです。
こうやって見ると、「忍者」と言うか「暗殺者」っていうイメージですが、射撃タイプの機体の近接用武器としてよくある装備は「短刀」ですよね。
短刀を抜こうとするポージングも再現可能です。
メイン武装である「120mm二連装狙撃砲」を構えるジョウガンです。
この4枚を見てもらってもお分かりいただけるように、かなり可動域が広く、これだけ大きな武器にも関わらずしっかりと保持できるだけの関節の強さを持っているので、ホントにポージングがよく決まってくれます。
ちなみに、一番最後のポーズは狙撃スタイル用の差し替えパーツを使用したものです。
この大きなパーツが、テールユニット(?)の内側パーツと差し替えパーツになっていて、しゃがんだときに後方への支えとなってくれます。
あと、脚のカカトの部分に仕込まれている細い支えパーツも展開する仕様です。
「駐機状態」です。
次回レビューにあがる「特大型装甲特殊運搬車」にも、ジョウガンは登場するので次回もよろしくお願いします。
キットのまとめ
ということで、「境界戦機」に登場する「HG 1/72 メイレスジョウガン」のキットレビューでした。
次々と発売されている「境界戦機」のキットですが、12月に発売された「メイレスレイキ」が揃う事で主役機3機全てが登場することになりました。
また、敵各国のアメインも続々とラインナップにあるので、これからが楽しみです。
なかなか欲しいガンプラが手に入らないという方は、一度「境界戦機」のアニメを見つつ、キットも購入してみてはいかがでしょうか?
作ると案外カッコイイですよ^^
こちらは「バンイップブーメラン」制作後に着手したいと思います。
お楽しみに~
今回ご紹介したキットはこちら
↑メーカー希望小売価格は¥2,640(税込み)です。購入時の価格にはご注意ください。
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