まいどおおきに!「サクラ大戦」では「すみれ派」のAkidou(@Akidou123)です!
リアタイで「サクラ大戦」をプレイ済みですが、当時はまだ中学生ぐらいだったので誰が好みとかあまり理解しないままプレイしていましたが、大人になって誰が好みか?って考えると、すみれさんかな?と思いました。
CVが富沢さんという理由が大きいですね。今ではカンナはもうルフィにしか思えないし(笑)
(カンナファンの方ごめんなさい)
と、まぁその話は置いといて。
今回のレビューは「サクラ大戦2」から「HG 1/20 光武・改(真宮寺さくら機)」をレビューしていきます!
実はゲーム自体は「1」しかプレイしたことが無く、ソフト自体は持っているのですが未プレイであります。
でも「光武」自体は「1」から登場しており、個人的にとても好きな機体です。
今回購入したのは、前から気になっていたということもあるのですが、柏のビッグカメラで「パッケージ色褪せにより特価」でセール販売していたから(笑)
さくら機と大神機の2種類を購入したので、次回は大神機ですね。たいして変わりませんが。
(↑写真は色褪せてるわけじゃなく明るすぎただけです)
パッケージの色褪せって行ってもサイドの1面だけだったので、かなりお買い得だったと思います。
さて、光武・改のイメージとしては「蒸気で動く無骨な機械」という感じで、変に近未来的なマシンチックではなく、ちゃんと太正(大正)という時代背景を反映している点が魅力的だと思います。
ファンタジーなのでメカだけは現代チックだとしても悪くはないのですが、外装なんかは鉄で作ったような感じだし蒸気で動くなんてロマンしかない。(正確には霊力も必要としています)
基本的な外観は同じですが、帝国華撃団のメンバー毎にパーソナルカラーで見た目の違いがあります。
また、搭乗者の得意とする戦闘スタイルに合わせた武装という点もそれぞれの違いとなりますね。
今回のHG 1/20 光武・改のキットですが、組み立ては意外と細かいパーツ分割がされていて、見た目のイメージよりしっかりと作り込まれている印象。
また、搭乗者である「真宮寺さくら」のフィギュアも精密に再現されているうえに瞳デカールも付属しているので、塗装さえちゃんとすれば難しい瞳を描きこむ必要なく、リアルなさくらが完成します。
たぶんアラフォー世代より若い人達はあまり興味ないかも知れないキットですが、レビューしていきたいと思います。
興味を持ってもらったらぜひゲームもプレイしてみてください。リメイク版も古い機種ですが色々と
パッケージ&ランナー紹介
可動ギミックがそこそこ用意されていて、組み立てるだけでも非常に楽しめるキットです。
ハッチは開閉式で、開くと内部にさくらが搭乗しています。
さらにハッチと本体が繋がっているパイプはナイロンチューブで再現されています。
本体の可動範囲自体は、見た目の印象からしても広いイメージはありません。
柔軟なアクションというよりは、力強いどっしりとしたアクションポーズが似合う機体なので、最低限の可動範囲は再現されていると思われます。
それでは、ランナーを見てみましょう。
パッケージ内容は、ランナーが全部で7枚とシール3枚、ナイロンチューブとリード線にポリキャップとなってます。
各部ランナーです。(↑左右にスライドします)
C2ランナーは×2で入っています。
成型色は5色構成となっており、各パイプの金色や、刀の銀色、柄などの赤色など、細かい部分の色分けもしっかりとされていて、素組み+付属のシールのみでもかなり再現性の高い仕上がりとなります。
ちなみに刀の刀身は2本付属されてますが、実際に使用するのは1本分です。
ということで、全142パーツで完成します。
こちらがフィギュアとなりますが、服のシワやネクタイなど、かなり緻密に造形されているのがわかります。
付属のシールが「瞳デカール(水転写)」、モノアイジュエルシール、内部モニター等のホイルシールとなっており、リード線とビニールチューブがそれぞれ1本ずつついています。
リード線とチューブは、説明書に記載されている測りに合わせて指定の長さで切断してから使用していきます。
最近のキットではあまり見ませんが、昔のオーラバトラーやヘビーメタルなどでも同様にリード線を使うキットがあったので懐かしい感じがします。
組立説明書です。(↑左右にスライドします)
ちょっと明るく映ってしまって申し訳ない。
説明書の内側は白黒ですが、外側はフルカラーとなっていて、とても見やすく作りやすい記載となっていますね。
カラーガイドも光武・改で5色、さくらで5色、それぞれで記載があります。
瞳デカールのつけかたも分かりやすく説明されているので、初めて貼ってみる方も簡単に貼れると思います。
何気に瞳デカールが3つ分用意されているのがバンダイの優しさです。
それでは、素組みの光武・改を見てみたいと思います。
素組み完成
素組みが完成しました。(↑左右にスライド出来ます)
光武・改は大きな胴体に手足がくっついているような感じのデザインなので、自立のバランスが難しいのでは?と思っていたのですが、意外としっかりと立たせることが出来、多少のアクションポーズでも倒れたりしないあたり、良く出来ているなぁと思いました。
各部にあるリベットも再現されているし、独特な背中の形状なんかも忠実に再現されています。
ちなみに、アクションベースを取り付けることが出来るようになっているので、ポージングで困ることは無さそうですね。
各部の独特な形状がしっかりと再現されているのがよく分かります。
脚は短いですが、しっかりと膝関節なども可動するように出来ているので、こんな見た目ですがちゃんと可動するんですよ。
基本的に全体の作りが良いキットという印象でした。
唯一欠点をあげるとするならば、腰の左右についている長方形のボックスのようなパーツ。
フロントアーマー?的な。
これがひじょうにポロリしやすく、脚の可動で引っ掛かってポロリしちゃうことが多々ありました。
光武・改の可動域のチェック
光武・改の可動域のチェックをしていきます。
まず正面のカメラが2つ。これらは左右にスライドさせることが可能です。
カメラのピンが奥の差し込み穴に差し込まれており、奥側の受けのパーツが左右にスライドする仕組みになっています。
また、両肩のパーツも上下に可動します。
頭部左右の丸いスリットが入ったカバーは開閉式となっており、開くと内部のフィンパーツが見えるようになります。
たぶんここから熱を放出するんだと思います。こういうギミックは地味ながらに特徴を押さえている部分なので再現されていると嬉しいですよね。
続いて腕の可動域です。(↑左右にスライドします)
腕は左右にほぼ水平にまで開くことが出来ます。
肩の形状が球体ということと、その肩自体が半球ずつの貼り合わせであることで、半球同士の回転により抜群の可動域を確保しているわけですね。
また、腕の接続がボールジョイントとなっているのである程度自由に動かすことができます。
ただ、前後への回転は肩装甲がボディ側への接続となっている為、どうしても干渉してしまい回すことが出来ません。(まぁあまりポージングに弊害は無いと思いますが)
接続箇所の受けポリキャップは引き出し式となっていて、若干ですが腕を引き出すことが出来ます。
これにより刀を構えた時のポージングが決まるわけですね~。素晴らしい。
腕は肘で可動できます。(↑左右にスライドします)
しかしながら90度までとはいきません。
手首は360度回転が可能で、手首のカバーも若干可動します。
ちなみに3本の指先は可動せず、手首パーツを取り換えることで握り手を再現することが可能となっています。
腰のサイドアーマーはボールジョイント接続の為、若干動かすことができます。(↑左右にスライドします)
また股関節は内部に回転軸があるので、左右の脚を前後に動かすことができます。
これにより、腰のひねりを再現しているわけですね。
続いて脚の可動域です。(↑左右にスライドします)
膝は90度より少し足りないぐらいまで可動します。
爪先も若干ですが角度をつけることが出来ます。
後ろ側の脚の爪先を曲げた姿勢も可能というわけですね。
そしてこのキットの最大のギミック、コックピット部分の開閉ギミックです。(↑左右にスライドします)
頭部のハッチも開閉します。
そしてそのハッチ前側の装甲全てが前方にスライドするようになっており、スライド後に前方に倒すように引き出すと内部コックピットが解放されます。
肩のビニールチューブはボディ側で固定されており、前側装甲側は切りっぱなしが差し込まれているだけとなっているので、可動の際にはチューブが抜けないように伸びているという感じ。説明書の指定の長さをしっかりと守らないとこの時にチューブが外れるような事態にもなりかねないので注意が必要です。
フィギュアの完成度は前述した通り。
コックピット内部の再現もかなり精密にされているので、シールを貼るだけでもかなり見栄えが良くなりそうです。
武器の刀と握り手が左右1つずつ付属します。(↑左右にスライドします)
刀は色分けがかなり再現されていますが、刀身の赤い部分は塗り分けが必要となっています。
せっかく赤の成型色があるので、ここも色分けして欲しかったのが正直なところですが・・・。
ちなみに前述した通り、余剰パーツがあります。
鍔が足りないのでもう1本用意する事が出来ませんが、不測の事態が起こった時の為に保管しておくと良さそうです。
ボディ全体に合わせ目は目立つ部分が多いです。
貼り合わせが多い上に、各関節等も挟み込みが多いので、合わせ目消しをして塗装したい方は後ハメ加工で対処するのかマスキングで対処するのか、その辺りをしっかりと考える必要がありそうですね。
光武・改のポージング
それでは、少しだけポージングの画像をご覧ください。
合わせて可動域もどの程度なのか参考にしていただければと思います。
大神機とのペアでも撮影してみました。
大神機に関しては次回レビューさせていただきます。
と言っても色以外はほとんど変わりませんが(笑)
やっぱりこの2機で並べたいところですね!
HG 1/20 光武・改(真宮寺さくら機)の総評
という事で、プラモデルキットレビュー「HG 1/20 光武・改(真宮寺さくら機)」はいかがでしたか?
総評としては、光武・改という特徴的な形状を見事に再現しながらも、しっかりと可動も実現した良キットという印象です。
ゲーム(一応アニメもやってましたが)に登場する機体なので、購入者のほとんどがプレイ経験のある人だと思いますが、未プレイで気になってた人でもキットを作ると満足いくキットではないでしょうか。
ということで、HG 1/20 光武・改(真宮寺さくら機)のレビューは終了となります。
こちらは現在製作中ですが、製作記を掲載していく予定なので興味がある方はそちらもぜひご覧ください。
「買ったはいいものの、どう完成させればいいのかな?」という方や「素組みからワンステップアップしてみよう!」と思っている方々の参考例になれる作例キットをあげていきます。
逆に「買うか迷ってたけど完成品見たら欲しくなってきた!」ということがあると嬉しいですね。
感想やご意見、「こういった写真が欲しい」などあれば、ぜひコメントください。
励みと共に参考にさせていただきますので、ぜひともお願い致します。
それでは~良いプラモライフを!
↓メーカー希望小売価格は¥3,850(税込)です。購入時の参考にしてください。オススメは駿河屋さんです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
他にもいろんな記事があるので、ぜひ参考になりそうな記事があればご覧ください。良ければ、記事の感想や質問などあればコメントでいただけると嬉しいです^^
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