まいどおおきに!Akidou(@Akidou123)です。
今回は、昔DAISOで販売されていた「ザ・模型」の「1/144 パナビアトーネード」のプラモデルレビューです。
世界の戦闘機シリーズとして、いくつかの(全何種類かは不明)戦闘機がプラモデルとして販売されていたうちの1体。
以前は「旧キットレビューVol.7」として、「1/100 F-14 トムキャット(YouTubeに飛びます)」をレビューしましたが、旧キットレビューというよりプラモデルレビューの方が分類的に良さそうなので、以後はこちらのカテゴリーで掲載していきます。(ちなみにトムキャットはYouTubeの動画のみの投稿です)
さらに付け加えると、僕はスケールモデルはまったく未経験で知識は0です(笑)
スケールモデラーの方が読んでもまったく為にならない内容になると思いますが、こういうキットもあったのかぁ程度の感じでご覧ください^^;
それでは、ぜひ最後までご覧ください。
キットの内容だけを見たい方は目次の『パナビアトーネード キット内容説明』からご覧ください^^
「パナビアトーネード」について
イギリスと西ドイツ、イタリアが国際共同開発で、イギリス空軍・ドイツ空軍・イタリア空軍・サウジアラビア空軍で運用されている戦闘攻撃機だそうです。(基本的にWikipediaを参照しております)
トーネード(TORNADO)という文字からして「トルネード」っぽいなぁと思っていたら、発音的には「トーネード」で合ってるんですね。
運用されたのは1979年からのようで、992機が生産されたらしく、イギリス空軍以外は現役で運用されているとの事。(イギリス空軍は2019年に退役)
機体の特徴としては、STOL(短距離離着陸)性、経済性、運動性、速度性能を考慮して可変翼にし、スラストリバーサ(逆噴射装置)を取り付けることでSTOL性を更に良くしています。また、主翼の後退角が変化しても兵装パイロンは常に進行方向を向く機構だそうです。(書いてる僕自身何がなにやらさっぱりですが・・・(笑))
固定武装に「マウザー BK-27(27mm機関砲)」を2門装備し、色々ミサイルを装備できるっぽいですね。
「パナビア」ってどういう意味なんだろう?と思って、もう少し調べてみたら、どうやら前述した3か国で共同会社として設立したのが「パナビア・エアクラフト社」と呼ばれるものだそうで、「パナビア社」の「トーネード」っていう意味で「パナビアトーネード」のようですね^^;
僕の説明よりもめちゃめちゃ詳しく書いてくれている記事があったのでリンク貼っておきますね。気になった方はぜひご覧ください。
はたして、そんな「パナビアトーネード」は一体どんなキットでしょうか?気になるキットの説明に行きましょう。
「パナビアトーネード」キット内容説明
英・独・伊・サウジアラビアで運用された「パナビアトーネード」を大創産業が1/144でプラモデル化したキット。
ランナーは全部で3枚、パーツ数は全部で30パーツ。
ではパーツ構成を見てみましょう。
各ランナー紹介
こちらはキャノピーとなるクリアーパーツ。
このキットは基本的に接着剤を必要とするキットなので、当然、このキャノピーも接着剤で接着をする必要があります。
ただ、瞬間接着剤などでは接着面が白くなってしまうので、出来れば「エポキシ接着剤」などでつける方が良さそうです。(目立ちますからね)
こちらはランナー2枚目です。
ボディと尾翼などが含まれています。
100均と思って見たら、思っていた以上に細かいモールドが入っているので、意外と侮れないキットじゃないでしょうか?
ただ、スケールモデルを知らない僕でもエッジやパーツ表面を見ると粗が分かるので、精密さで言うとかなり不満と感じる方も多いかも知れません。
こちらはランナー3枚目。
主翼やミサイルなどがありますね。
主翼は以前の「F-14 トムキャット」と同じく、可変を再現した構造になっており、歯車みたいな作りで両翼が同時に可動するようになっています。
ランディングギア(って言うんですか?)が右上に配置されていますが、結構細かい再現がされていて、折ってしまわないように注意が必要なパーツです。
組立説明書は見開き両面1枚の紙です。
スケールモデルの説明書をチラッと見た事ありますが、こんな感じじゃなかったでしたっけ?平和で安全なところで育った「ガンプラ勢」からすると、この「パーツの矢印が飛び交う戦場」では生き抜くことが不安になってきます(笑)
だって、「オモリを入れてください(説明書の「g」というマーク)」なんてガンプラで見た事ないですもの。オモリってどこで手に入れるの?鉛とかかな?釣り具コーナーにあるやつか。
接着剤と水転写デカールが付いています。
接着剤はともかく、「水転写デカール」は100均のプラモデルにしては気が利いた付属品だと思います。ちゃんと貼れるかどうかは置いておいて、なんかデカールが付属しているだけで「プラモデル感」がめちゃくちゃ感じられるのは、僕だけでしょうか?(笑)
素組み完成
ということで、素組み完成です。
スケールモデル未経験の僕からしたら、普通にカッコ良く感じるのですがどうなんでしょう?^^;
まぁ、しっかりと細かいところまで目を配ると色々と粗が目立つことは否めません。
例えば、横からの画像をご覧いただき、主翼(左)の先端部分を見てもらうと、パーツがちょっとうねっているように見えますよね?
細かい部分を見るとこのように、プラモデルを作ったことがある人が持つ感覚だと「甘い」と感じる部分が多々あります。
パーツ同士の隙間やエッジの丸み、面の平面などが気になりますが、これはこれで「100均」のプラモデルとして見れば「めちゃくちゃ出来はいい」と思います。
後は塗装だのなんだのをすれば、もっと見映えは良くなるでしょうね。
キャノピーの中も、気持ち程度のクオリティでコックピットのシートが再現されています。
穴が開いているだけではなく、ちゃんとこういった部分を再現してくれているのは嬉しいですね^^
正面から見ても、特にどちらかにずれている印象も無く、こんなもんだろうなぁという感じです。
裏側はこんな感じ。
ランディングギアの開閉部分は接着式になっているのですが、正確な”のりしろ”が分からず、だいたいの位置に貼り付けています。
また同じくランディングギアのタイヤを取り付ける軸が若干歪んでいるせいか、タイヤが気持ちズレてしまっています。
両翼についているミサイルはいい出来なんですけどね(笑)
機首側の開閉ハッチが写真のように太いです。
これは以前の「F-14 トムキャット」でもあったのですが、パーツをデザインナイフで切って分割したものを貼り付けています。(組み立て説明書の指示通りです)
おそらく薄いパーツだと割れたりする可能性があるので、このように太くなってしまったのだと思いますが、こういう点は塗装した後に見るとむしろ目立ってしまう部分なので、薄くするかプラ板などで代替する方が良さそうですね。
ミサイルはいい出来なんですよね(笑)
表面処理などしっかりとすれば、もっとよく見えるパーツだと感じました。
ランディングギアを見てもらうとお分かりの通り、このキット「バリ」が結構多いです。
このキットで唯一、差し込みダボが合わなかったのが後部のバーニア部分です。
ボディに差し込むようにして(接着剤は必要)、位置合わせが出来るのですが、凹凸のサイズが合わず、差し込めなかったので凸部分を全部ニッパーで切り飛ばしました(笑)
どうせ接着すれば一緒なので、同じような件でお困りの方はチャレンジしてみてください(ただし、位置合わせが出来なくなると困る場合は別)。
「大創産業 1/144 パナビアトーネード」レビューまとめ
今回のレビューは以上となります。いかがでしたか?何か参考になっていただければ幸いです。
この「パナビアトーネード」は、今は非常に入手困難なキットで、市場に出回っている数も未知なので、手に入るかは運次第なキットだと思います。
ブックオフやハードオフなどで探すよりも、フリマサイト(paypayフリマやメルカリ)などで個人販売している人の方が出品している確率は高い印象があります。もしお探しの方がいれば、ぜひフリマサイトをチェックしてみてください^^
完成度としてはそこまでなキットですが、サイズ感や希少価値などを考慮すると、持っていて損はしないキットだと思います。(もっとカッコイイ「トーネード」が欲しい方は普通に市販のキットを買った方がいいです)
ということで、あと5機の「戦闘機シリーズ」を保有しているので、ガンプラや旧キットの製作の合間にレビューを追加していきます。気になる方はぜひ当ブログをブックマーク登録して、時折チェックしに来てください^^
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次回は、引き続き「エスカフローネ」の「アレンシェラザード」をレビューします。
それでは、次回も楽しみにお待ちください^^
最後まで読んでいただきありがとうございます!
他にもいろんな記事があるので、ぜひ参考になりそうな記事があればご覧ください。良ければ、記事の感想や質問などあればコメントでいただけると嬉しいです^^
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