まいどおおきに!Akidou(@Akidou123)です。
こちらの記事では代行で製作している内容を書いています。
現在ホットスクランブルガンダムを製作中ですが、少し先に塗装のテストを行いました。
というのも、この機体、コミックの表紙を見る限り各部にあるクリアーオレンジであろうパーツ(スクランブルガンダムのクリアーブルーのパーツなど)がかなりポイントとなります。
クリアーブルーのパーツをクリアーオレンジにするのは不可能な上、磁石を内蔵する必要があったのでヒートプレスなどで新造するのもやめました。
ということで、塗装で「クリアーオレンジ」っぽいパーツを再現することにします。
表紙などを見る限り、粒子のような輝きがカッコ良く、どうにかそういった部分を表現できないかと、ここ3日ほど試行錯誤しました。
パール塗装?粒子の輝きを表現してみました
写真はテストピースで作ったものです。
センターの赤色が、本体色となる「赤」になります。
左側2本が最初のピースで、シルバー下地にクリアーオレンジなどを重ねたりしたのですが・・・どうも違う・・・。
メタリックっぽい塗装になってしまう上に、色が思っていたものと違うようになりました。
最終的に「Mr.クリスタルカラー」の「07 ターコイズグリーン」などを重ねたことで色味が若干変わってしまいました。
これだとどちらかというと「メタリックパーツ」っぽいので、輝きは欲しいですがあくまで「クリアーパーツ」っぽさを残した表現にしたかった為、左側2本は却下。
右側2本は下地を「白」としてクリアーオレンジなどを重ねたもの。
こちらの方がイメージに近いですね。
右側2本のうちの左側は「白+クリアーオレンジ」、右側は「白+ダイヤモンドシルバー+クリアーオレンジ+クリアーイエロー」。
右側の方が輝きがいい感じ。
ということで、一番右側を採用することにしました。
まずスクランブルガンダムのクリアーブルーのパーツにサーフェイサーを吹きつけ、「Mr.Color GX クールホワイト」を何度か重ねて吹いてしっかりと白の下地を作ります。
その後「Mr.クリスタルカラー XC01 ダイヤモンドシルバー」を吹きつけます。(反射の都合で若干暗く撮影しています)
ダイヤモンドシルバーは粒子が若干大粒で、少し粗目の輝きを放つので採用しました。
続いて、「Mr.ClearColor GX106 GXクリアオレンジ」にクリアーを50%50%で薄くしたもので、エッジを細吹きします。
薄めなので各パーツを3周ぐらい細吹きし、結構ハッキリと明暗をつけます。
クリアーパーツもエッジ付近はパーツの厚みがあることで若干濃く見えると思うので、その辺の表現ですね。
そうしたら、同色で全体を覆うように吹きつけます。
エッジのグラデーションを潰さないように、2,3回に分けて各パーツをなるべく均一に見えるようにチェックしながら吹くようにします。
最後に「色ノ源 イエロー」をクリアーで50%50%ぐらいに薄めたものを吹きつけます。
写真は左側がイエロー吹きつけ前、右側がイエロー吹きつけ後です。あまり違いが分かりませんね(笑)
オレンジのエッジ付近が落ち着いているように見えると思います。
吹き付けの時、(逆グラデーションというか)面中心に少し吹いてから全体を吹くようにしました。
これは、表紙などを見ると、オレンジのパーツだけど輝きはイエローが強く感じた為です。
(と言っても気持ち程度のグラデーションなので写真では分かり辛いとおもいます)
あとはクリアーでコーティングして完成です。
写真ではかなり写りにくい変化ですが、肉眼では反射によって粒子の輝きが表現できたように思うので、組み上がりが楽しみですね。
今回使用したのはこれらの塗料です。
もし同様の塗装をお考えの方の参考になればと思います。
AkidouGreadModelingでは、今回のように「途中で挫折したキット」などもお受けしております。「パーツが破損して挫折した」「途中で飽きてしまって眠ったまま」などのキットを完成まで持っていくことも可能です。
状態によっては難しい場合もあるので、まずはお気軽にメール、またはSNSのDMでご相談ください。
それではまた!
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