まいどおおきに!Akidou(@Akidou123)です!
メルカリ出品用のキットを作るついでに、ガンプラのキットレビュー記事も書いていこうと思います。
可動域の限界などのレビューは他ブログで書かれているので、僕の記事では基本的に「合わせ目が必要な箇所」や「後ハメがいるんじゃね?」って箇所など、ポイントを押さえた内容にしたいと思います。
これから購入を考えている方の参考になれるように書いていこうと思うので、よろしくお願いします。
(旧キットのレビューは「積みプラレビュー」として別でシリーズ化しているのでそちらをご覧ください)
最初の1体目は「1/144 HGUC No.155 ガンダム Ez-8」です。「第08MS小隊」のシロー・アマダ少尉の愛機として人気の機体ですね。
Akidou的キット総評
まず結果として、下記のような印象です。それぞれのポイントを☆で表しました。
基準値は として、僕なりの印象を☆で表しました。
アクション: (アクションポーズのとりやすさ)
素組み再現度: (塗装をしなくても色分けの再現が出来てるかどうか)
オプション (ハンドパーツ、武器パーツなどの豊富さ)
ただ、あくまで、印象ですので、星が低い=良くないキットというわけではありません。
例えば、素組みフィニッシュ派の方なら「素組み再現度」が☆5に近い方が満足いくでしょうし、ポーズをつけて遊びたい派の方なら「アクション」の☆が5に近いほうが満足いくでしょう。そういう感じで参考にしていただければと思います。
パッケージ&ランナー紹介
ランナーは全部で7枚、ポリキャップ、ビームサーベルが用意されています。
また、嬉しい点として、ホイールシールだけでなく、マーキングシールも付属しています。HGUCでは比較的新しい番号についていますが、素組み派としては完成度がグッと高まるので嬉しいですね!
Aランナーは外装を中心としたパーツ。真っ白ではなく、若干ベージュっぽい白なので、設定に近い色が成型色となっています。
Bランナーは本体の青色部分と、パラシュート・パックです。こういう思い切ったパーツ構成、好きです(笑)
Cランナーは、関節などのグレーパーツとなります。写真を見る限り、ハンドパーツは左右に2つずつあるようですね。
Dランナーは、武器やパラシュート・パック、バックパックなどに使われる一部パーツが含まれてます。右下の細いパーツなど、取り扱いに注意する部分があるので、慎重に扱いましょう。
ポリキャップは「PC-001」。こちらも比較的最近のキットにはおなじみのポリキャップです。ポリキャップの進化はガンプラの進化とも言えるパーツなので、実は面白いパーツでもあるんですね。
ビームサーベルはクリアピンクです。
ホイールシールとマーキングシール、あと左に見える黒い帯は、パラシュート・パックにつくベルトです。こういったパーツがガンプラに付くのは珍しいですよね。パっとみた感じ、カセットテープの中身みたいな感じです(通じないかも?笑)。
素組み完成
ということで、素組みが完成しました。かっこいい仕上がりですね。そのままでも十分の完成度です。
さて、成型色ですが、細かく言うとシールドの成型色はベージュ寄りではなく、ブルー寄りの白が良かったですね(陸戦型ガンダムのカラー)。まぁ、いくつかしかないパーツの為に用意するのは難しいのでしょうけど。。。
また、頭部アンテナの先端だけ赤色ではないので、気になるポイントと言えばそれぐらいでしょうか。
頭部のセンサーや顎、ツインアイなどはホイールシールが用意されているので、そちらを使えば再現できます。
合わせ目などのポイント解説
さて、合わせ目などが必要な箇所ですが、まず、肩のセンターに1点。
あと、ボディの上面にもハッキリと見えているところがあります。ただボディは、側面の合わせ目だけ段落ちモールドになっているので、上面も同様に段落ちモールドをつけてしまってもいいかも知れません。
どちらにしても、上面にある小さい凸ディテールが邪魔になるので、ちょっと面倒な部分ですね。
脚部の脛部分に(写真だとうっすらですが・・・)、合わせ目がきます。もちろん、後ろ側も同様に目立ちます。ここは合わせ目消ししやすい部分なので、助かります。
あと、膝にあるパーツ(〇モールドが3つあるパーツ)も、よく見るとパーティングラインが入っていますね。ここは目立つので処理した方が良さそうです。
お次は頭部です。ここも絶妙なラインですが、おでこのパーツと後頭部の間に段落ちの面構成があるのが分かるかと思います。ここの合わせ目は処理する必要がなさそうですが、それ以外のライン状の合わせ目は全て処理する必要がありそうです。
あとついでに言うと、ガンダムヘッドでおなじみの「後ハメ加工」が必要なパーツ構成なので、目の周りを塗装する方は注意が必要です。(後ハメ加工がめんどくさそうなパーツの関係性だったので、僕は今回、先に顔を仕上げてマスキングしてから頭部を塗装するつもりです)
また、バックパックにドーンと合わせ目があります。こういう形状の合わせ目消しが面倒なのは僕だけでしょうか?(笑)
あとは腕パーツですね。これも一部はうっすらと段落ちモールドに沿った合わせ目なので、そこ以外は合わせ目消しをする必要があります。
あと、100mmマシンガンとビーム・ライフルは、モナカ構造なので、センターに合わせ目が来ます。これも嫌いな合わせ目消しの一つです(笑)。そろそろ、モナカ構造じゃない構造に出来ないんでしょうかね?ビームライフルとかって・・・?
ちょっと残念なポイント
「HGUC ガンダムEz-8」には、バックパックがついています。これは、コンテナを載せたりパラシュート・パックを載せたりできる部分なのですが、その際、一部パーツを開閉する必要があるんですね。
それがここ。
良く見てもらうとお分かりだと思いますが、この指で掴んでいるパーツ、差し込んでいるだけなんです。もちろん、内部にポリキャップなどはありません。
これを開閉するとなると、当然考えられるのが、「ポロリ」です。「いや~ん」なんて言ってられません。下手すると無くなります(笑)。
しかもですよ、パラシュート・パックを装着した場合、この先端部分(指で持ってる側)がパラシュート・パックの一部に固定する為に差し込まれちゃうんです。(下記写真のパラシュート・パック上部を見ていただくとお分かりいただけます)
そうなると、パラシュート・パックを取り外す時、当然「ポロリ」しちゃいます。「いや~ん」なんて言ってられません。マジで無くなります(笑)
あと、そのパラシュート・パックですが、ガンプラには珍しい「ベルト」が付属されています。これはパラシュート・パックから左右の肩の円状のパーツに取り付ける仕様なのですが、その取り付け方が「ホイールシールを巻き付ける」という、超アナログな方法です。(上の写真は巻き付けていません)
HGUCシリーズNo.155にして、これだけ進化してきたガンプラ、可動域の拡大と同時に関節などの保持力をも高めてこれた、天下の「バンダイ」さんが、ここにきて「シールを巻き付ける」という手段を取ったのは何故か!?
分かりません(笑)
一応、予備のシールを何枚か用意してくれていますが、たぶん、「そこじゃない」(笑)
とは言え、あまりこういった「ベルト」のような手法は最近減っている(昔はエルガイムなどはチューブがついていたりしてましたね)ので、致し方ないのかも知れませんが・・・
あと、他のブログのレビュー記事をいくつか見てみましたが、ほとんどの方が「パラシュート・パック装着後も自立する」と書いてましたが、ホントに??
上の写真を見てもらったらお気づきになると思いますが、足のつま先の下、少し浮いているの分かりますか?
ちょっと前かがみにしたら確かに自立するかも知れませんが、この姿勢でギリギリなので、足を開こうもんなら・・・ということで、パラシュート・パックを装着したら自立しないと思っていただいた方がいいです。素直に「アクションベース」などを利用してポージングする方が良いと思います。
でもキットの完成度は高いと思いますよ?
と、若干「バンダイ」さんをディスる言い方になっちゃったところはありますが、それでも見てください。この内部表現。
装甲の内部なので、表面化しない内部もこうやって手を抜かないところが「バンダイ」さんの素敵なところ。例えば、胸の装甲の一部を破壊された表現にした際、この内部ディテールが活きてきます。
どうですか?さすが「バンダイ」のプラモデル!
首がダブルボールジョイント構造だけど、詰まり過ぎてまったく上下可動出来ないとしても、もうそんなことどうでも良くなります。
制作開始します
という事で、ガンプラレビュー「1/144 HGUC 155 ガンダム Ez-8」はいかがでしょうか?
改めてもう一度、評価を記載しておきます。
アクション: (アクションポーズのとりやすさ)
素組み再現度: (塗装をしなくても色分けの再現が出来てるかどうか)
オプション (ハンドパーツ、武器パーツなどの豊富さ)
作りやすいと言えば作りやすいですが、一部関節などのパーツ構成は初心者にとっては難しく感じるかも知れません。
アクションポーズは写真ではあまり用意していませんが、他レビューブログサイトをご覧いただくと、たくさんのポージングが見れますし、それを再現するのもまったく苦じゃありません。ただ、どのみち「アクションベース」があった方が良いと思います。
一部塗装が必要だったり、シールドの色が違ったりと、再現性としてはまぁまぁと言ったところ。
ハンドパーツは左右2つずつ、ビーム・ライフルに100mmマシンガン、パラシュート・パックも付属していますが、個人的にはコンテナが欲しかったので(装着するには別売りの陸戦型ガンダム地上戦セットを購入する必要あり)、少し残念ということで。
陸戦系のキットが好き!という方は、買って損はないキットですし、ステップアップに汚し塗装、ダメージ加工をしてみたい方にもオススメ出来るキットなので、気になった方はぜひ!
↑こちらメーカー希望小売価格は¥1,760(税込)です。適正な値段で購入しましょう!転売価格にはお気を付けください。)
こんな感じのレビューですが、今後も出品用に作ったものや、個人用に買ったものなどを記事にしていきたいと思います。
もし「参考になったよー」と思っていただけたり、「こういう事も載せてほしい~」などあればコメントいただけると助かります!
それでは~。
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