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【ガンプラ初心者向け】ガンプラ塗装のすすめ ~筆編~

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気になるページがあればご活用ください^^

一気に塗装するなら超便利な『スプレー塗装』

文字通り「スプレー」で塗装する方法。

ここでいう「スプレー」は、模型用に販売されているスプレーで、一般的にホームセンターなどで取り扱っているスプレーではありません(場合によって使えるかも知れませんが熟練者以外はやめた方がいいです)。

スプレー塗装も昔から馴染みのある塗装方法で、「筆塗り⇒スプレー」とステップアップするような印象がありますが、実際はそういうことではなく、単純にどういう塗装方法で塗装するかどうかで使い分けるといった感じ。

『スプレー塗装』のメリットは、筆塗りに比べてムラ無くキレイに塗れることです。筆塗り仕上げとスプレー仕上げだと、同じ初心者が塗装しても仕上がりがまったく異なり、筆よりもきれいな塗装に驚くはず。

また、大きく広い面を一気に塗装したい場合は、筆塗りやペン塗りよりもスプレー塗装の方が「早い、綺麗、楽」の3拍子を兼ね備えています。だいたい1色で塗装されるカーモデルのボディなんかは、スプレー塗装で一度に塗ってしまうことが多いですね^^

反面、手軽にできる「筆塗り」と違って、「スプレー塗装」にはデメリットが多いです。

まず「塗装環境を必要とする」ことが大きな問題点。筆塗りと違い、スプレーなので粒子状の塗料が散布されます。ニオイはもちろん、周囲に色が付着してしまうこともあるので、換気、汚れなど、気を配らないといけないことがたくさんあります。(場合によってはご近所さんにも気を遣う必要があります)

また、『ペン塗装』と同じく、こちらも「色が決まっている」ので、好きな色を作ることが難しいです。(「ガンダムマーカー」よりも選択肢は広いです)

さらに、『スプレー塗装』や後述する『エアブラシ塗装』のように、粒子状の塗料を噴き付ける塗装方法には「マスキング」という処理が必要になります。

マスキングとは「ある部分に塗料がかからないようマスキングテープを貼って保護する」という処理です。このマスキングも、地味で大変な作業な上、ある程度「技術」や「道具」が必要になるので、初心者にとってはツライかも知れませんね。

↑ガンプラ専用にこういうのも販売されています^^

本格的にガンプラするなら憧れの塗装方法『エアブラシ塗装』

これは皆さんご存じの方も多いと思う「エアブラシ」を使った塗装方法です。

ネイリストの方やギター工房、車のペイントなども、大きさ、種類は違えど使っているのは『エアブラシ』だったりします。美術などでも使われている、意外と広く使われている道具でもあります。

「エアブラシ」はスプレーと同じく、粒子状の塗料をパーツに散布(吹き付ける)ことで塗装をする道具で、やり方さえ分かれば初心者でもある一定の水準の仕上がりになる為、「下手」の領域が狭いかわりに「上手」の領域がかなり広い塗装方法でもあります。

エアブラシ塗装のメリットは、前述した初心者でもやり方さえ知れば、一定水準の仕上がりになることでもありますが、もっと言うと「多彩な表現力」です。ベタ塗りはもちろん、グラデーション、迷彩、メタリックなど、テクニックを身につけるとエアブラシ1本でどんな塗装も思いのままです。

そんな素敵な塗装方法の最大のデメリットは、何と言っても初期費用がめちゃめちゃ掛かる事ではないでしょうか。『エアブラシ』1本で何千円~何万円と種類も豊富で、空気を圧縮して送り込む『コンプレッサー』や、粒子状の塗料が飛び散らないように受け止める『塗装ブース』などの環境も必要になる為、使い始めるまでにこれまで紹介した塗装方法の中で一番「お金」と「場所」が必要になります。

エアブラシはいつ買えばいいの?

「もっと上手くなったら揃えよう」と考えている方は多いと思います。
『初期費用が高くてお金に余裕がない・・・』という方は、無理して買わなくていいものですが、『買おうと思ったら買えるし、環境も出来る環境だけど、買っても上手く塗装出来ないかも知れないから・・・』と思っているなら『ちょっと待った!』です!
もし、そういう方でいつか買うつもりなら『今すぐ買った方が良い』と思います。
理由は(僕の経験上からですが)、『早めに買って早めに使って慣れてしまうことが一番の上達』だと思うからです。エアブラシを使うと模型作りが一気に楽しくなるし、表現の幅や完成品のバリエーションが一気に広がります。
どうしても買えない事情が無いのであれば、早めに買って早く使えるようになった方が良いので、検討してみてはいかがでしょうか??

ちなみに僕は、プラモデルを初めて結構早い段階で下記の一式を揃えました。

僕は、プラモデル製作を再開する際に「やる気」を出すために買いました。ここまで一式揃えると、辞めにくい気持ちになるというのも少なからずありましたが、使っていくうちに「便利」だったり「楽しくなる」ほうが強かったので、辞める気持ちがそもそも起こらなかったですね(笑)今も現役です。

ただ、エアブラシが絶対に必要ではないですし、どんな塗装方法でも自分に合っていなければそれは辞めた方がいい塗装方法だと思うので、筆塗り、ペン塗り、スプレー塗装などを試したうえで、どれもしっくりこなければ「エアブラシ塗装」も視野にいれても良いかも知れません^^

最近だと、プラモデルが作れるレンタルブースなどで貸出もしてくれているところがあるので、そういったところでレンタルして、店員さんに教えてもらいながら試してみるのも良いと思います^^

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