まいどおおきに!Akidou(@Akidou123)です!
今回のガンプラキットレビューは、HGUC No.194 「1/144 ガンダムMkII ティターンズカラー」です。
キットの出来はかなり良く、合わせ目はほとんど無いし、可動域は凄いし、プロポーションもいいし・・・
ガンダム系のキットを買おうと思っている方は、間違いなく候補に入れていいキットではないでしょうか。
これから購入を考えている方の参考になれるように書いていこうと思うので、よろしくお願いします。
(旧キットのレビューは「積みプラレビュー」として別でシリーズ化しているのでそちらをご覧ください)
Akidou的キット総評
まず結果として、下記のような印象です。それぞれのポイントを☆で表しました。
基準値は として、僕なりの印象を☆で表しました。
アクション: (アクションポーズのとりやすさ)
素組み再現度: (塗装をしなくても色分けの再現が出来てるかどうか)
オプション (ハンドパーツ、武器パーツなどの豊富さ)
※星が低い=良くないキットというわけではありません。
例えば、素組みフィニッシュ派の方なら「素組み再現度」が☆5に近い方が満足いくでしょうし、ポーズをつけて遊びたい派の方なら「アクション」の☆が5に近いほうが満足いくでしょう。そういう感じで参考にしていただければと思います。
パッケージ&ランナー紹介
ランナーは全部で5枚、ポリキャップ、ビームサーベルが用意されています。
ホイールシールだけでなく、マーキングシールも付属しているのは、素組み派には嬉しい点ですね。
Aランナーは外装を中心としたパーツ。
ティターンズカラー独特の紺色に紫が足されたような色合いのランナーです。
Bランナーは内部パーツや関節、武器などがあります。
写真は若干白っぽくなっていますが、もう少し紫が強いです。
Cランナーは、外装パーツでも黒に当たるパーツとなっています。
こう見るとMkIIティターンズカラーって全体的に暗い色ばかりなんですよね。
次の赤や黄のパーツのアクセントが暗さをカバーしているのかもですね。
Dランナーは、アンテナやダクト、コックピットハッチなどの黄と赤のパーツ構成です。
アンテナとかいつもより小さい気がするんですが、気のせいですかね・・・?
ポリキャップは「PC-002」。
最近のHGUCには定番のポリキャップですね。
初めてこのタイプのポリキャップを使ったキットを作った時は、8番の四角のポリキャップが個人的にはかなり衝撃でした。
ビームサーベルはクリアピンクです。
ホイールシールとマーキングシールです。
1号機、2号機、3号機の選択はシールでの表現となります。
素組み完成
ということで、素組みが完成しました。
素組みだけでもかなりかっこいいキットですね。
合わせ目もほとんど分からず、素組み派の人にとっても塗装派の人にとっても嬉しいポイントです。
合わせ目などのポイント解説
さて、合わせ目ですが、まず定番の頭部です。
トサカ部分が別パーツになっているので、その分、合わせ目処理は少しだけ楽になってます。
ただ、やはりガンダム系あるあるの、顔は後ハメ加工が必要という点は変わらず。
おそらく、内部のピンを切り飛ばして、フェイスガードの内側で干渉する部分を削ってやれば、後ハメ出来るようになると思います。
ちなみに、前回作った「ガンダムEz-8」は、フェイス部分だけを先に塗装して、マスキングテープで覆ってから、ヘルメットを接着して、最後にマスキングを剥がしました。
後ハメが苦手という方でも、塗装の順番を考えると攻略出来るので、自分に合ったやり方で挑みましょう。
あと、バックパックに合わせ目が出ます。
ここは意外と目立つ部分なので、処理しておきたいところですね。
中央にあるパイプの部分を色分けしたい場合、一方のパーツと一体型になっているので、マスキング処理か筆塗りで攻略する必要があります。
後は、ビームライフルとバズーカの中央に合わせ目が出現します。
一部、凹モールドっぽい感じになっているので、そう見せることも出来そうですが、個人的にはここにモールドが入るのは少し違和感を感じるので、埋めてしまいたいポイントですね。
他はホントに合わせ目が無い、または目立たない部分に合わせ目あるので、処理が必要なのは上記の点ぐらいです。
そういった意味でも、初心者もあまり手を入れる必要が無いキットなので、「良キット」と言えるかと思います。
ただ、初心者の方には次の内容をご覧いただきたいです。
注意したいポイント
合わせ目も少ない、可動域もすごい、プロポーションもかっこいい、このキットですが、作ってて感じたのが、本当に初心者の人にとっては他のHGUCよりも若干作るのが難しいかな?っていう気がしました。
やはり、これだけパーツ構成が緻密に設計されていて、合わせ目が無い分、作り方がこれまでのHGUCとは少し異なります。
「ただパーツ同士を合わせて完成」といかず、「いくつかのブロックを組み合わせて完成」となる点で、本当に初心者の方にとっては少し難しく感じるかなぁと言った感じです。
まぁ、組立説明書通りにゆっくり作れば、ちゃんと作れるので問題はないと思いますが。
あと、これは「塗装前に素組み派」という限定的な人向けの注意点ですが、この肩のダクト、一度ハメたら簡単には取り外せません。
肩の穴の中に、黄色のダクトパーツを入れ込むタイプなのですが、よくあるのは「外す時は裏側から押し出せばいい」という外し方。
しかしこの部分は、裏側にアクセスできないパーツ構成をしている為、一度ハメ込んでしまったら外すのにかなり苦労します。
僕はこの写真でハメていますが、黄色のダクト側の接続用の凸部分をほとんど切り壊し、ゆるゆるの状態にしました。
そのうえで、少し甘めにハメこんでいます。
何気なく素組みしてしまうと、後になって大変になってしまうので、ここだけは注意が必要です。
あと、個体差かも知れませんが、僕のガンダムMkIIは、腰の接続がかなり甘く、腰を曲げようものならすぐに上半身と下半身が分離してしまいます(笑)
たぶん、ポリキャップ(丸い球状タイプ)と芯のダボピンの接続がゆるいからだと思うんですよね~・・・
キットの完成度は素晴らしいのでギャラリー
ということで、キットそのものの完成度は素晴らしいので、少しギャラリーをご覧ください。
ちょっといくつか白飛び(照明で明るくなっている)しているところもありますが、かなり可動域の感じは伝わったんではないでしょうか。
ディスプレイスタンド推奨ですね。
制作開始します
という事で、ガンプラレビュー「1/144 HGUC 194 ガンダムMk-II ティターンズカラー」はいかがでしたか?
改めてもう一度、評価を記載しておきます。
アクション: (アクションポーズのとりやすさ)
素組み再現度: (塗装をしなくても色分けの再現が出来てるかどうか)
オプション (ハンドパーツ、武器パーツなどの豊富さ)
オプションが2なのは、ハンドパーツが左右1つずつしか付属しないからです。
せめて、握りて左右も付属して欲しかったですね・・・。
アクションポーズもかなり自由にポージング出来るので、楽しくてつい色々写真に撮ってしまいました。
やはり、「アクションベース」はあった方がカッコ良くポージングが取れるので、このキットには推奨したいところです。
↑僕のオススメは「アクションベース5」です。1/144用のサイズで、角度調整や位置もドライバー不要で簡単に出来ます。
ガンダム系のキットが好き!という方は、ぜひ1つは買ってほしいキットです。
部分塗装など、簡単な仕上げだけでも完成度が高くなるのではないでしょうか。
↑こちらメーカー希望小売価格は¥1,650(税込)です。適正な値段で購入しましょう!転売価格にはお気を付けください。)
こんな感じのレビューですが、今後も出品用に作ったものや、個人用に買ったものなどを記事にしていきたいと思います。
それでは~。
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