まいどおおきに!Akidou(@Akidou123)です!
ついついブログの更新が手つかずになってしまうので、ちゃんと制作記をつけていこうと反省しております。
ということで、先日キットレビューした「HGUC ドム」を改修して「リックドム ガルマ・ザビ専用機」を作っていこうと思います。
どうして「ガルマ・ザビ専用機」なのかを簡単に説明すると、いわゆる「if」設定です。
もしも、あの時シャアの目論見通りにガルマがやられなければどうなったか。
あの時の木馬の戦いで生き残ったガルマは、その後も木馬を追い続けるでしょう。
そして、宇宙へ上がった木馬を追うガルマを想い、ドズルが手を貸すつもりで与えたのが「リックドム」。
ガルマはコンスコンの部隊を率いて木馬の前に現れる。という感じ。
きっとガルマ専用機なのでカラーリングはガルマ専用機カラーでしょうし、ドズルの贔屓目で若干の強化はしているでしょう(笑)
今回のリックドムはそんな設定で作ってみたいと思います。
また、最終的には「動画」と「作例記事」としてまとめようと思いますので、よろしくお願いします。
ガンプラはこういう設定を考えて作ると面白いですよね~。
あまりガルマ専用機に仕上げている人いないみたいですけど・・・(笑)
リックドム ガルマ・ザビ専用機 制作開始
何故「ドム」ではなく「リックドム」なのか?
特に意味はありませんが、地上では「ランバ・ラル」や「黒い三連星」が出てきますし、そんなすぐに出てこないかと(笑)
アニメ的に演出として「リックドム」登場あたりに出た方が盛り上がりそうですしね。
今回はキットそのものの出来は悪くないので、ディテールアップを中心に改修し、カラーリングとデカールなどでオシャレしたいと思います。
レビューの時に気になったのが「足首」の位置です。
設定画などを見ると足首の位置はもう少し高くなっているのに対し、キットだと可動域が広いおかげで沈み込んでしまっています。
そこで足首を接続している軸の動きを確認すると、上側に空いた隙間に入り込むのが理由でした。
写真右側がキットのままですが、ごらんの通りポリキャップより上側に軸が入り込んでいます。
これを防止する為に左側のように隙間にプラ板を挟み込みました。
接着は脚側のパーツです(紫パーツ側)。
左側が改修後になりますが、足首の見える面積が増えました。
設定だとこれぐらいまで露出しているので見た目で印象は大きく変わると思います。
簡単なことですが、これだけで変わるので素組み派の方もぜひ試してみてください。
膝の後ハメ加工
さて、脚部の問題点として「膝関節が挟み込み」という点。
塗装をする際にこのタイプのキットはマスキングなど大変な事が多いです。
そこで考えたいのが「後ハメ加工」ですね。
後ハメ加工に関してはこちらの記事をご覧ください。
よくある「C」のように切り欠きを作ってハメるタイプは、この関節の場合向いていないと判断します。
理由としてはポリキャップが内部に仕込まれていて、切り欠くことでテンションが低くなってしまい、保持力が下がる為です。
そこで今回は写真のように「軸」となるディテール部分をカットしました。
この時、切り取る方は「関節を通す軸が細い方」です。
太い方を切ってしまうと脛側と繋がる部分が細いピンのみとなってしまいます。おまけに関節を動かすとこのディテールも一緒に回転してしまうことになります。
カットする時はケガキ針などで何度もディテールの縁をなぞり、かなり彫り込んだ後ゆっくり曲げると切り取れます。
切り口を整えるのをお忘れなく。
関節を軸に通す時に干渉する部分をチェックしながら、ディテールを損なわないように気を付けて調整したら完成です。
この作業はそこそこ難しいと思うので、あまり自信がない方は手を付けない方がいいかも。
カットより関節軸を通す時の導線確保の方が難しい気がします。
詳しくは動画でも見れると思うので公開したらチェックしてみてください。
さて、続いて「太もも側」です。
こちらも挟み込みなので後ハメ加工したいです。
太もも側はかなり思い切らないと後ハメ加工できません。
写真のように軸の片側をガッツリ切断します。もちろんこちらも「細いピン側」のパーツを加工します。
このパーツの構造として、左側のパーツに右側の太ももパーツを下側から上方向に差し込むように出来ています。
つまり「切断面は見えなくなる」というわけです。
左側のパーツをよく見てもらうとマジックで線を引いているのが分かると思います。
最初はこのラインで切断したのですが、関節軸を通す時に干渉する箇所があり入らなかったので、干渉する部分を少しずつ削って調整していった結果、謎の空間が出来ているんですね(笑)
パーツを切断する時はデザインナイフなどでも出来ますが、エッチングノコなどで地道に切り目を彫っていくと安全です。
関節を差し込む時は真っすぐの状態だと不可能なので、写真のように90°回転した状態で横から差し込みます。
差し込んだ後は真っすぐの向きに戻し、最終的に右側の太ももパーツを差し込むわけです。
切り取った「細いピン側」のパーツは正直必要ないと感じたのですが、これを残しておくことで・・・
完成後に下側から見た時に何もしていないように見えるので、残しています。
ちらっと丸い部分が見えていると思いますが、さきほど切り取ったパーツをつけずにいると、この丸が片方無くなって見えてしまいます。
細かいことですが、なるべくならこういうところは気にしたいところです。
そんなの気にしないよ!って方は正直気にしなくていいと思うので、お好みって感じです。
今回はここまで
ということで、今回はここまで。
あとこれらの作業と同時並行で粗目のヤスリ掛けを全体にしていってます。
いつも、大きな面などは基本「240番スポンジヤスリ」や「280番ペーパー」でヤスリ掛けをするところから始めています。
400番からでもいいのですが、大きな面は一度粗目のヤスリでしっかり面を出してしまう方が結局早いという結論に至りました。(もちろん消えてしまうディテールなどがある時は先に彫ったりします)
その後、一度「1000番サフ」を吹くことである程度キズが埋まってくれますので、その後「600番」でヤスリ掛けを行い、最後に「1200番サフ」を吹いて終わりです。
つや消し仕上げの場合ならこれぐらいで全然問題なくキレイに仕上がります。
こういったことで何か気になることなどあればお気軽にコメントやDMでご質問ください。
しばらく連続で作っていくキットを決めているので、無理のない程度に更新していきます。
完成を楽しみにお待ちください。
それでは、よいプラモライフを~!
旧キットを作っていることをご存じの方もいると思いますが、並行して少しずつ進めています。
今の優先度がコチラというだけで辞めたわけではないのでもう少しお待ちください。
コメント