そんな積みプラを一つ一つ崩していきます・・・。
積みプラ消化を兼ねてキットの紹介をしていく旧キットプラモデルレビュー記事。
今回は「バンダイ」から発売された、アニメ「聖戦士ダンバイン」に登場する「1/550 ゼラーナ」です。
1983年に放送された「聖戦士ダンバイン」に登場するギブン家が独自に開発したオーラシップが「ゼラーナ」です。
パッケージイラストを見ても分かる通り、大きな昆虫のような外観をした独特な形状の艦船で、序盤では反ドレイク側の象徴とも言える存在でした。
バイストンウェルでは人型のメカを「オーラバトラー」、艦船などは「オーラシップ」と呼び、ゼラーナ以外にも「ナムワン」や「ブル・ベガー」(正確にはこの2つは系統)などがありますが、キット化されたのはこの「ゼラーナ」のみです。
唯一のオーラシップのキット化ですが、はたして完成度はどうなのでしょうか?
それでは作っていきましょう。ぜひ最後までご覧ください!
今回から完成まで進めていきます。
が、段取りがうまくいかず、今回素組みの写真が用意できませんでした。
なので本記事においては完成品の写真でご紹介しますが、次回以降はギャラリーと分けようと思います。
↓動画でもご覧いただけます。
キットの内容だけを見たい方は、目次の『ゼラーナ キット内容説明』からご覧ください。
「ゼラーナ」について
「ゼラーナ」は、アニメ「聖戦士ダンバイン」に登場したオーラシップです。
主人公「ショウ・ザマ」率いる反ドレイク側にいる「ニー・ギブン」の一族「ギブン家」が作り出したオーラシップで、物語の中盤ぐらいまでは旗艦的存在で活躍しました。
オーラバトラーを計4機格納でき、中央左右に格納庫への入り口がありますが常に開放している作りになっています。
艦首に2基のオーラキャノン、艦首、両弦、艦尾にそれぞれ機関砲が計4基搭載、ブリッジ後方に4連装大型機関砲を1基搭載と、戦闘力として見るとそれほど凄くはありませんが、しっかりと全方位カバーできるだけの性能は持っています。
飛行する時は脚を折り畳み、着地する時は脚を開く姿がまるで生き物のようで、このバイストンウェルという世界のオーラマシンの中でも特に「虫」っぽい見た目を持った機体の1つです。
オーラバトラーと違い可動アクションなどはほぼ皆無なオーラシップですが、はたして完成度はどうなのでしょうか?気になるキットの説明に行きましょう。
「ゼラーナ」キット内容説明
箱横のイラストイメージです。
ランナーは全部で3枚、パーツ数は全部で102パーツ。
ではパーツ構成を見てみましょう。
各ランナー紹介
各ランナーです。
グリーンとあずき色の2色の成型色で再現されており、組み立てには接着剤を必要としています。
もちろん、旧キットなので設定を再現するには塗装が必須です。
大きなパーツと小さいパーツに大きく分かれており、細かいパーツのほとんどが機銃や手すりなどのパーツとなっています。
ちなみに手すりのパーツが非常に細いので、組み立てる際は折れないように気をつけましょう。
組立説明書です。
設定資料も用意されていて、完成見本との比較もしやすいのは嬉しいですね。
組み立ての内容も注意点は多いですが、大きくボディを作ってしまえば後は細かい部分を作って付け足していくといった感じの構造になっています。
筆塗装だったら気にしなくていいですが、エアブラシやスプレー塗装の場合、組み立てるのは塗装後にしたほうが作業しやすくて良いと思います。
完成
ということで、完成です。
今回、素組みの状態で撮影をするのをすっかり忘れておりまして・・・。
基本的にモナカ合わせのキットなので各部に合わせ目が発生しますが、一部凹モールド化されているので、思ったほど合わせ目消しは大変では無かったです。
ただ、前述したように「手すり」や「触覚」のようなパーツは非常に細く出来ており、ヤスリ掛けなどの際にうっかり折れてしまいがちなパーツなので注意が必要。
完成写真なのでまったく素組みの参考にはなりませんが、大きさ的には1/144スケールガンダムを横にしたものより少し長い程度の全長なので、そこまで大きくはありません。
普段からAFVなどのスケールモデルを作る方が異世界の戦艦を作ってみる感覚で楽しんでみるのも良いと思いますし、普段人型のキャラクターモデルばかり作ってる人が息抜きで作ってみるのも楽しいと思います。
基本的によく出来ていると思うので、大きく手を加えずとも塗装だけでしっかりとした「ゼラーナ」が作れるのはさすが「バンダイ」キットだと感じました。
今回は非常に短いレビュー記事となりましたが、完成ギャラリーの方でも手を加えたポイントなどを解説しているので、良ければご覧ください。
「バンダイ 1/550 ゼラーナ」レビューまとめ
今回のレビューは以上となります。いかがでしたか?何か参考になっていただければ幸いです。
この「ゼラーナ」は、令和の今として考えてもクオリティがとても高く、ここからどう手を加えるかでカッコ良さがもっと伸びるだけの伸び代があるキットだと感じました。
ダンバインシリーズは「オーラバトラー」が人気でピックアップされがちですが、オーラシップの良さを感じられるのは唯一キット化されているこの「ゼラーナ」のみです。
シリーズが好きな方はもちろん、スケールモデルが好きな方も、この異世界の艦船モデルに手を出してみてはいかがでしょうか。
他にも、旧キットの積みプラがたくさんあるので、順番にレビューしていこうと思います。気になってくれた方はぜひブックマーク登録お願いします。出来ればYouTubeチャンネルも登録していただけると嬉しいです。
ぜひ次回のレビューもよろしくお願い致します!
それでは、次回も楽しみにお待ちください~
今回レビューしたキット
↑キットの画像をタップして「駿河屋」で在庫をチェックしてみよう!
※定価は当時価格で770円(税込み)です。
あなたも眠ったままの「積みプラ」を組み立ててみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます!
他にもいろんな記事があるので、ぜひ参考になりそうな記事があればご覧ください。良ければ、記事の感想や質問などあればコメントでいただけると嬉しいです^^
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