まいどおおきに!Akidou(@Akidou123)です。
こちらの記事では代行で製作している内容を書いています。
今度のご依頼は、「HGBFのスクランブルガンダムを改造してホットスクランブルガンダムを作って欲しい」という内容です。
お話によると、昔挑戦したけど諦めてしまい、そのまま眠っていたキットだそう。それらに使う予定だったキットのパーツを使って作って欲しいというご依頼でした。
「ホットスクランブルガンダム」をご存じない方の為に簡単に説明すると、「ビルドファイターズA-R」に登場したメイジン・カワグチがスクランブルガンダムを元に作り上げたガンダム。
ホットスクランブルという名称はファミコンソフト「Zガンダム ホットスクランブル」が由来となっていて、発売30周年記念として登場したとのこと。
基本的な本体はスクランブルと変わらないけど、バックパックと武器、シールドが大きく形状変更しているので、今回の改造(というかほぼスクラッチ)はこれら3点が中心となりそうです。
キットはこのようにZガンダムをベースにしている機体ですが、よく見たらほとんどZガンダムの面影はありませんね。
初めてこのキットを触ってみましたが、可動域も広く、これだと本体はホントに細部の調整だけで済みそうです。
ホットスクランブルガンダムの画像は色々と問題があるので掲載しませんが、替わりに「ガンダムビルドファイターズAT」の表紙になっていたのでリンク置いておきます。
フィンファンネル、ビームライフル、シールドはご依頼者様の方でご用意していただいたものをいただいたので、さっそく作っていきましょう。
ほとんどスクラッチです
この辺りはご依頼者様とのメールでもお互い「ほぼスクラッチよね~」と話してましたが、問題は形状出しよりも「重量」の問題です。
バックパックが重くなる事と、ビームライフルとファンネルが合体するモードが重くなる事が分かっているので、今回「パテ」は使わない前提で考えています。
また、細かい資料がなく、あるのはネットで既に作られた方の完成品と「電ホビ」でフクダカズヤ氏製作の作例が掲載されている情報を頼りにするしかありません。(といっても「電ホビ」の内容はかなり勉強になるので気になる方はリンクからご覧ください)
細かい設定が分からない以上、「寸法を正確に測る」作り方もそれはそれで難しい為、バランスやある程度の比率、全周囲から見た時の整合性などを元に現物合わせで作っていきます。
まずニューのシールドのサイズを元にホットスクランブルのシールドを厚紙でおよその形状出しをしておきます。
こういう時に形状そのものが分かっていないと難しいので、正面半分を描きだしてセンターに切れ目を入れて反対も切り出したら、これをキット合わせてだいたいの大きさをチェックします。
ニューのシールドをセンターでくさび状にカットして幅詰めし、周囲の形状を整えて追加となるパーツをプラ板で切り出します。
今はまだこの段階ですが、ここから裏側の製作も合わせて形状出ししていくので、その辺りは次回にしたいと思います。
ちなみに腰回りのアーマー裏の製作と足裏の肉抜き(つま先はまだですが)も埋めながら本体側も少しずつ進めています。
AkidouGreadModelingでは、今回のように「途中で挫折したキット」などもお受けしております。「パーツが破損して挫折した」「途中で飽きてしまって眠ったまま」などのキットを完成まで持っていくことも可能です。
状態によっては難しい場合もあるので、まずはお気軽にメール、またはSNSのDMでご相談ください。
それではまた!
コメント