まいどおおきに!Akidou(@Akidou123)です!
今回のガンプラキットレビューは、HGUC 「1/144 スターターセットVol.2」です。
これからガンプラを始めたい方に向けた初心者セットで、内容としては「HGUC 1/144 ガンダム(Ver.G30th)」と「ガンダムマーカー スミ入れ用」と「ガンプラ HowToガイド」が同梱された、お買い得セットとなります。
スミ入れ用のガンダムマーカーが付属しているので、リアルなガンダムが作れる環境をこの1箱で整います。
これから購入を考えている方の参考になれるように書いていこうと思うので、よろしくお願いします。
↑こちらメーカー希望小売価格は¥1,540(税込)です。適正な値段で購入しましょう!転売価格にはお気を付けください。
Akidou的キット総評
まず結果として、下記のような印象です。それぞれのポイントを☆で表しました。
基準値は として、僕なりの印象を☆で表しました。
アクション: (アクションポーズのとりやすさ)
素組み再現度: (塗装をしなくても色分けの再現が出来てるかどうか)
オプション (ハンドパーツ、武器パーツなどの豊富さ)
※星が低い=良くないキットというわけではありません。
例えば、素組みフィニッシュ派の方なら「素組み再現度」が☆5に近い方が満足いくでしょうし、ポーズをつけて遊びたい派の方なら「アクション」の☆が5に近いほうが満足いくでしょう。そういう感じで参考にしていただければと思います。
レビュー内容を動画で見たい方はこちら
パッケージ&ランナー紹介
30周年記念に発売された「Ver.G30th」のガンダムとスミ入れ用ガンダムマーカーが同梱されたパッケージです。
前回の「ガンプラスターターセット」についていた「ガンプラHowToガイド」から内容が刷新された「ガンプラHowToガイド」も付属していて、正直、この1箱を買うだけで初心者の入り口は突破できると思います。
また、同梱されているガンダムは、可動範囲もそこそこ広く、ポージングもよく決まります。
「量産型ザクと2体欲しい~」という方でなければ、スターターセットVol.1よりもコチラの方が良いと思います。
さて、ランナーは全部で3枚、ポリキャップ、ホイルシールが用意されています。
Aランナーはカラーパーツをまとめたランナーです。
お気づきの方は少ないかも知れませんが、これまでレビューしたガンダムのキットと違い、ハンドパーツがこちらのランナーに入っています。
関節系統のパーツもいくつか含まれていますね。
Bランナーは外装を中心とした白パーツのランナーです。
1/144ガンダムの恒例となる白一色のランナーですが・・・あれ?一番左上の・・・これは・・・もしや・・・?
旧HGUC版ともリヴァイブ版とも違う、少し変わったパーツ構成になっています。
Cランナーは、武器類をまとめたグレーパーツ。
やはり関節はAランナーに移動したみたいですね。
こちらも武器類はモナカ合わせなんですが、ガンダムをご存じの方はご覧いただくとお分かりかと思います。
そうですね、このキットにはガンダムハンマーが付属しているのです!アツい!
こちらは付属の「ガンダムマーカー」と「ガンダムハンマー用チェーン」です。
そうです、ガンダムハンマーのチェーンは「金属チェーン」です!
いいのか?わるいのか?(笑)
個人的には、保持力があって軟質系の塗装が出来る素材(そんなのあるのか?)が良かったのですが・・・ただ、このサイズのチェーンってあまり手に入らないので、嬉しいですね。
ポリキャップは「PC-00」。
比較的最近のキットにも使用されるパーツが含まれています。
こちらはホイールシールです。
ガンダムにはあまり見ない、グレーのシールですが、これは首元に使われるシールです。
今回のガンダムは首元がブルーのパーツで一体成型なので、こちらのシールで色分け表現をしているようです。
今回のガンプラHow Toガイドです。(組立説明書を撮り忘れましたが、ちゃんと付属しています)
前回の「ガンプラHowToガイド」よりも、さらにステップアップガイドが進んでおり、ウェザリング方法なども記載されています。
おそらく、ウェザリング方法などが幅広くなってきたことで、より初心者でも挑戦できるようになったんでしょうね。
ちなみに中身は以下のような感じです。
最後に「ガンプラTVアニメヒストリー」が掲載されています。
平成、令和生まれの方なら嬉しいのかも知れませんが、昭和生まれの我々は割とリアルタイム世代なので、前回の「ガンプラ30周年のあゆみ」の方が嬉しかったですね。
素組み完成
ということで、素組み完成です。
最近ほどスタイリッシュでもなく、旧HGUCほどマッシブでもない、この絶妙な感じ、僕は好きです。
あと、一目見ただけで分かる、細かいディテールやモールド。
これは好みが分かれるかも知れませんね。
僕はギリギリ「多くない」って感じですが、ここまで入っているのはあまり好みません。
バズーカはいつも通り腰後ろのハッチでマウントできます(要別パーツ)
旧HGUCは関節が丸ごと動いていました。
リヴァイブ版など最近のキットは、関節が分割されて、各部分毎に動いていました。
こちらはその間というか、ビームライフルを構えている方の肘を見てください。
関節の外側と内側の可動になっています。
これも個人的にはあまり好きではありませんね~。
合わせ目などのポイント解説
合わせ目ですが、まず脚から見ていきます。
こちらのアンクルガードに合わせ目があります。
これは、左右均等にモールドがあるわけでもないので、合わせ目処理してしまう方が良さそうです。
意外と目立ちます。
そして、脚の前側、脛辺りと後ろ側ふともも辺りに合わせ目が入ります。
さて、後ろ側の写真を見た時に勘が良い方はお気づきと思いますが、このキット、「カッコいいディテールが盛り沢山がゆえに合わせ目消しの難易度が激ムズ」となっております。
個人的にはやりたくないキット上位に浮上しますね(笑)
続いて、腕部の前腕に合わせ目が入ります。
こちらも脚ほどではありませんが、モールドが入っているのでちょっとめんどくさい合わせ目消しになります。
肩のこちら側に合わせ目が目立っています。
肩の上部はモールド処理されているので目立たないのですが、こちら側は何がなにやらって感じです。
フィン状のディテールが左右分割されているものなのか、一枚なのか・・・その辺りは自由に解釈して処理してしまっても良さそうです。
ボディの肩のところに合わせ目処理が必要です。
ここも、小さなディテールが邪魔をしていて、素直にヤスリ掛け出来ない箇所になります。
もう修行ですね(笑)
ちなみに、腰の赤いパーツの一部が、青い胸のパーツにはめ込む仕組みになっているので、塗装の事を考えると後ハメ加工が必要な箇所になります。
赤いパーツの後ろ側は全てピンを切り飛ばし、前側のピン受け側を加工してしまえば後ハメは可能そうですね。
青いパーツの内側にある、板を差し込むような部分に接着剤を塗ってから取り付ければ、なお安心です。
さて、恒例の頭部パーツですが、なんと!合わせ目がありません!
理由は写真の通りの分割になっているからです。
ヘルメットは全て一体成型になっています。
なので、全て塗装完了後に組み合わせてしまえばOKです。
その代償ではないですが、いつも合わせ目がくる箇所にパーティングラインが入っています。
これぐらいならデザインナイフでカンナ掛けしちゃえば良さそうですね。
カッコいいディテールが配置されていますけど(笑)
あとは、武器類ですね。
ビームライフルとバズーカはセンターに合わせ目が来ます。(毎度おなじみ)
ガンダムハンマーも球状の真ん中に合わせ目が入っています。
トゲトゲは全て差し込みなので、全て外してから合わせ目処理をしたほうが良さそうです。
ちなみに、完成度が高いガンダムですが、多少塗り分けが必要です。
まず写真の「V字」の箇所。(これもお馴染み)
ここは黄色になりますね。
頭部のトサカの前後にあるカメラ部分。
ここは赤色になります。
さらに、首が青パーツ成型色になっているので、グレーなどに塗り分けた方が良さそうです。
最後はこれ、ビームサーベルです。
何故かビームサーベルが、昔懐かしい白一色のプラ成型になっています。
どうしたバンダイ(笑)
まぁピンクで塗装がベターでしょうけど、可能な方は下地に白を塗って、クリアーピンクでグラデーション塗装するとそれっぽく見えますね。
可動域は広くなく、あまりポージングは自由ではありません
ということで、何枚かポージングしてみました。参考にどうぞ。
色がちょっとグレーっぽくなっている写真もありますが、簡易背景とデスクライトとスマホでパッと撮影したので、その辺りはご了承ください。
そこそこ動くガンダムっていう感じで、あまり無理なポーズでなければだいたいのポージングは可能です。
写真で使用しているディスプレイスタンドはこちら↓
比較用の記事も作成予定です
という事で、ガンプラレビュー「1/144 HGUC スターターセットVol.2」はいかがでしたか?
改めてもう一度、評価を記載しておきます。
アクション: (アクションポーズのとりやすさ)
素組み再現度: (塗装をしなくても色分けの再現が出来てるかどうか)
オプション (ハンドパーツ、武器パーツなどの豊富さ)
初心者には「ガンプラHowToガイド」が、ガンダム好きには「ガンダムハンマー」が付属するのは好印象です。
キット自体もあまり古いキットでもなく、今でも十分カッコ良く感じられるスタイルなので、もし店頭で見つけたり、ネットで見つけたらぜひ検討してみてください。
↑こちらメーカー希望小売価格は¥1,540(税込)です。適正な値段で購入しましょう!転売価格にはお気を付けください。
こんな感じのレビューですが、今後も出品用に作ったものや、個人用に買ったものなどを記事にしていきたいと思います。
それでは~。
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