まいどおおきに!Akidou(@Akidou123)です!
今回のガンプラキットレビューは「機動戦士ガンダムOO」から「SDEX ダブルオーガンダム」をレビューしていきます!
SDシリーズの新しいシリーズ展開として登場した「SDガンダム EX-STANDARD」のNo.008がこちらの「ダブルオーガンダム」です。
今回はSDシリーズのレビューということで、いつもよりも「SD」ということを踏まえた上でレビューしていくので、こちらのキットが気になっていた方はぜひ参考にしてみてください^^
↑メーカー希望小売価格は¥660(税込)です。購入価格は自己判断でご購入ください。
Akidou的キット総評
※今回は「SD」としての評価なので普段のキットより☆が多めです。
まず結果として、下記のような印象です。それぞれのポイントを☆で表しました。
基準値は として、僕なりの印象を☆で表しました。
アクション: (アクションポーズのとりやすさ)
素組み再現度: (塗装をしなくても色分けの再現が出来てるかどうか)
オプション (ハンドパーツ、武器パーツなどの豊富さ)
※星が低い=良くないキットというわけではありません。
例えば、素組みフィニッシュ派の方なら「素組み再現度」が☆5に近い方が満足いくでしょうし、ポーズをつけて遊びたい派の方なら「アクション」の☆が5に近いほうが満足いくでしょう。そういう感じで参考にしていただければと思います。
パッケージ&ランナー紹介
機動戦士ガンダムOOセカンドシーズンに登場する主役機「ダブルオーガンダム」。両肩に装備したツインGNドライブが特徴的で、アロウズからは「二個付き」なんて呼ばれ方してましたね。
アニメ後半では更に「オーライザー」とドッキングすることで「ダブルオーライザー」になりますが、こちらはオーライザー装着前の為、若干見劣りしてしまうところは否めませんが(ダブルオーライザーはカッコイイんですよ)。
それでも人気のガンダムシリーズ「ガンダムOO」の後期主役機ということで、ファンの方でSDが好きな方は是非とも飾りたい1体です。
それでは、ランナーを見てみましょう。
ランナーは全部で3枚とポリキャップ、ホイルシールとなってます。
Aランナーです。
頭部や腰、GNソードIIが二本含まれています。
後述しますが、こちらのキットの武装はこの「GNソードII」のみなので、若干物足りなさを感じてしまいます。(設定では他にGNビームサーベルもあります)
Bランナーは爪先とフェイス部の赤いパーツです。
これら以外の赤い部分はシールによる表現です。
ここら辺はSDなので仕方がないと言えば仕方ないですね・・・。
Cランナーは青いランナーです。
やはり前回のエクシア同様、シールを貼らないとほぼほぼ色分けの再現がされていません。
塗装派からするとマスキングによる塗り分けが多いので、結構大変なキットですね。
ポリキャップはPC-303。
おそらくSDEXで共通のポリキャップであると思います。
これまでのSDEXは全てこのポリキャップでした。
ホイルシールです。前回のエクシアよりも多い気はします(笑)
こちらも球体の面に貼るシールがいくつかあること、凸面に貼るシールも多いことから、結構シール貼りの難易度は高いキットだと感じました。
ピンセットや爪楊枝、綿棒などを駆使して綺麗に貼れるようにしましょう。
ということで、全28パーツで完成します。
組立説明書は様々なポージング写真が塗装完成済みの写真で掲載されています。
塗装見本を見るとカッコ良く見えるので、やはりキットの魅力を全開に引き出すには塗装が必要なんだなぁと感じさせる見本ですね。
塗装未経験の方は、ガンダムマーカーや筆でもいいと思うので、一部塗装などに挑戦してみるのにちょうどいいキットだと思います。
素組み完成
素組みが完成しました。
やはり凸部分のシールの貼り合わせが難しく、慎重にやったつもりですが、しわになってしまいました(笑)
背面はシールなども無く、やや寂しい印象を受けます。
また、ダブルオーの特徴である両肩の「ツインGNドライブ」がシール表現な上に、最もシールを貼るのが難しい部分でもあるので、目立ってしまうのは回避できません。
さらにGNドライブの下部にある「GNシールド」も白のシールを貼るので、ここも若干目立ってしまいますね。出来れば白パーツで分割して欲しかったと感じた部分です。
胸部や頭部のアンテナ箇所を見ていただくと、シールを貼ることが難しいとお分かりいただけるかと思います。
ちなみに、シールの下のキット形状は、モールドなどはそのままなので、塗装する際はモールドを再現する必要などは無いのでご安心ください。
エクシア同様、脚部の赤い甲の部分はシールで再現されています。
こういう箇所のシールを貼る際は、爪楊枝などで立体の縁をなぞるように押さえてあげると、シールが立体を強調して貼り付いてくれるので、シール派の方はぜひ試してみてください。
あまり強くするとシールが破れるのでソフトタッチでお願いします。
先述したツインGNドライブのシール部分です。
ただでさえ難しい円錐状のパーツなのに、凹みディテールも入っているので、どう頑張ってもしわになってしまう気がします。
可能であれば、ガンダムマーカーなどを使って丁寧に塗り分けるだけで見映えはかなり変わると思うので、挑戦してみましょう!
合わせ目や肉抜き箇所のチェック
やはり今回の「ダブルオー」も肉抜きは目立ちます。
まず頭部アンテナ裏側に肉抜き、後頭部の左右に飛び出た部分の裏側も肉抜きされています。
また、頭頂部はセンターに合わせ目が入ります。
脚裏側にはシリーズ恒例の肉抜きと、足裏も肉抜きがあります。
また、よく見るとハンドパーツの裏側も肉抜きされていますね。
ほとんどのパーツは一体成型で作られているので、合わせ目自体は多くありませんが、代わりに「パーティングライン」が多いです。
ボディ脇腹付近を見てもらうと合わせ目があると思います。
このキットは、ここと頭部の2箇所だけ合わせ目が入るので、気にならない人は塗装するにしても何もしなくていいかも知れませんね。(目立たない箇所ですし)
あと腕の内側にも肉抜き穴が空いていますね。
ポージング
SDEXの可動域はなかなか広いので、このようなポーズもSDとは思えないぐらいカッコ良く見えます。
色分け再現は色々と難アリですが、キット自体の全体のバランスや表現などは素晴らしく、SDEXシリーズらしい完成度だと思うので、僕は個人的に好きです。
ちゃんとディスプレイスタンドにも対応しているので、このようにGNソードIIを両手に構えて、GNソードライフル発射ポーズを取ることも可能です。
やはりディスプレイスタンドを使用できるのは、ポージングの幅を広げてくれるので嬉しいですね^^
とは言え、SDシリーズなのであまりポージングのバリエーションは多くありません。
その辺りはご愛嬌ということで、4パターンぐらいのポージングが取れればそれでも上等だと思います。
両手でGNソードIIを構えているだけと言えば「だけ」ですが、これもポージングと言えばポージングですからね(笑)
個人的に、ダブルオーはこの両手にソードを構えて佇む姿は好きなので、飾るならこのポーズですね。
こういった構えもしっかりと決めることが出来るので、ディスプレイスタンドが無くてもカッコ良く飾ることは出来ます。
ディスプレイスタンドをお持ちでない方は、1つ持っているだけでも役に立つと思うので、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?
SDならオススメのディスプレイスタンドはこちらです。
ちなみに、今回もSDEXオリジナル武装が2種類用意されており、写真のこちらが1つめです。
バックパックにGNソードIIを上下に差した状態で、なかなかの見た目です(笑)
もう一つがこちら。
こちらは両肩のGNシールドを取り外し、GNソードIIと組み合わせることで完成する武装で、正直、こちらもあまりカッコイイとは言い難い武装となっています。
まぁ、どちらもオマケみたいなものなので、特に今回のレビューに影響があるほどのことではありませんが・・・(笑)
SDEX ダブルオーガンダムの総評
という事で、ガンプラキットレビュー「SDEX ダブルオーガンダム」はいかがでしたか?
改めてもう一度、評価を記載しておきます。
アクション: (アクションポーズのとりやすさ)
素組み再現度: (塗装をしなくても色分けの再現が出来てるかどうか)
オプション (ハンドパーツ、武器パーツなどの豊富さ)
今回はSDという事で、初心者でも簡単にカッコ良く作れる為”5″、アクションポーズもSDとしては割と自由に出来るので”4″、素組み再現度はシールが多い為”3″、GNソードIIが二本ありますが、もともと武装が少ないとは言え、キットとしては少し寂しいので”3″となりました。
今回のSDEXダブルオーガンダムは、SDEXらしいバランスがしっかり取れたキットという印象でした。
ただ、個人的にはやはり「ダブルオーライザー」として発売して欲しかったという気持ちが強いのと、シール再現が多く、そのほとんどが難しい形状だったことは残念なポイントだと感じます。
ということで、SDEXダブルオーガンダムのレビューは終了となります。
次回は久しぶりの「量産機キット」をレビューします。
それでは~
↑メーカー希望小売価格は¥660(税込)です。購入価格は自己判断でご購入ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
他にもいろんな記事があるので、ぜひ参考になりそうな記事があればご覧ください。良ければ、記事の感想や質問などあればコメントでいただけると嬉しいです^^
コメント