2024/4/27 1/100 ザ・バング 完成品ギャラリー追加

ガンプラの仮組みって何?実は塗装や改造をするなら必要な作業なんです!

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まいどおおきに!Akidou(@Akidou123)です。

ガンプラを塗装したり、改造したりする時に、必ずやっておきたいことがあります。

それが「仮組み」です。

「仮組みってよく聞くけど、どうせ組み立てるんだから別にいらなくない?」

と思う方もいると思いますが、この仮組みが結構重要で、全塗装仕上げをするモデラーさんはほとんどの方がやっていると思います。

今回はこの「仮組み」についての解説と、仮組みをする際に気にしておくことを書いていきます。

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仮組みって何?

ガンプラを改造するなら仮組みって大切!

そもそも「仮組みって何?」という方の為に簡単に説明すると、ガンプラなどのプラモデルを「簡易的に組み立てる」ことを「仮組み」と言います。

特にスナップフィット式のガンプラであれば、「素組み」とほぼ同じ状態に組み立てます。

この「仮組み」は、「もう一度バラバラに解体する」ことが前提の組み立て方で、塗装や改造などをする際のキットの形状や可動域をチェックする為に行うものです。

つまり旧キットの場合は、接着剤を使うと「バラすことが出来ない」ので、基本的にはマスキングテープなどで貼り合わせて仮組みをします。

それでは、この「仮組み」をするうえでやっておいた方がいいことは一体何でしょうか?

仮組みでやっておきたいこと

「仮組み」でやっておきたいことは、

  1. 後で分解しやすいようにダボピンなどの処理をする
  2. 塗装後動かすことで干渉する部分をチェックしておく
  3. 後ハメ加工が必要なのかどうかチェックしておく

以上3点は、基本的にやっておきたいことになります。

これら以外のことであれば、例えば「可動域を工作する時に可動させて干渉する部分があるかどうか?」など、手を加える内容によって変わってくるので、今回は割愛させていただきます。

要するに、「仮組みをして問題が無いかをチェックする」ということが必要になってくるわけです。

では、上記3点をもうすこし掘り下げてみます^^

ダボ穴処理

「ダボ穴処理」とは、仮組みしたキットをバラバラに分解する時に楽になる処理のことです。

ガンプラなどのスナップフィット式のプラモデルでは、パーツ同士を貼り合わせる時に「ダボピン」を「ダボ穴」に差し込んで組み立てていきます。

そのままだと、しっかりと組み立てることは出来ても、分解する時に固い状態でとても苦労します。

そこで、「ダボピン」もしくは「ダボ穴」を処理して、分解しやすくするわけですね^^

仮組みの基本「ダボピン処理」。ピンを切るだけの簡単作業

やり方はとっても簡単。

写真(中央のピン)のように、ダボピンを斜めにカットする、もしくは、ダボ穴の一部をニッパーなどでカットするだけ。

このスナップフィットとは、ピンの径と穴の径がほぼピッタリにフィットすることで、抜けない構造になっています。

これを、ピンを斜めにカットすることで、本来の半分の力でしかパーツを繋ぎとめることが出来なくなります。

ダボ穴を一部カットするだけでもOK。僕はこっち派

また、穴の一部を切ることで、ピンが差し込まれると穴が若干広がる為、これもパーツを繋ぎとめる力が弱くなることになります。

他にも、ダボピンの穴をデザインナイフやリーマーといった道具で写真のように広げてもOKです。

ただ、注意しておきたいことが、ピンを斜めにカットする場合、深くまでカットし過ぎるとパーツを維持することが出来なくなってしまう点です。

 

ピンを斜めにカットする場合、ピンの長さの半分より長く残すつもりでカットするといいと思います。

僕は普段、ダボ穴をカットする方で対応していますが、こちらの場合、ピンをカットするよりもバラす時に少し力が必要になります。(逆に言えばピンカットよりもしっかりと保持してくれます)

ただ、ピンカットのように「下手するとパーツがポロリしちゃう」ことが無いので、楽と言えば楽ですが、この「切れ込み」を入れる部分は少し考える必要があります。

例えば、ガンダム系の肩アーマーなどによく見られる「組み上がったら見えてしまうダボ穴」の場合、見える部分に切れ込みを入れてしまうと、完成した時にうっかりと見えてしまうことがあります。

ダボ穴をカットする場合、よりパーツ内側に位置する部分を意識すると、うっかり見えることも防げるので、注意しながら切りましょう^^

可動で干渉する部分をチェックしておく

仮組みをした際に、可動することで塗装が剥がれてしまい兼ねない部分をチェックしておくことも重要です。

仮組みでは、可動箇所で塗装剥がれが起こりそうなところもチェックしておきます

例えば、写真のような可動するパーツの場合、パーツ同士が擦れてしまう為、この状態で塗装をすると必ずと言っていいほど可動の度に塗装が剥がれてしまいます。

トップコートを噴いたら保護出来ると思いきや、今度はトップコートの厚みでパーツの可動が硬くなってしまったり、色々と問題が生じます^^;

この関節の可動部分と前腕パーツの接するところがクリアランスポイント

そこで、仮組みの時点でこういった干渉する部分をチェックしておき、塗装の前にパーツ同士の隙間を少し作ってあげる必要があります。

これを「クリアランスの確保」と言います。

 

だいたいのパーツは、#240などの粗いペーパーで整面処理をしておけば、自然と隙間が空きますが、可動によっては思ってもいないところが当たることで塗装剥がれに繋がることもあります。

そういった部分をあらかじめチェックする為にも、仮組みをして色々と可動箇所を動かしてチェックしておくことが大切になるんですね^^

後ハメが必要かどうかのチェック

頭部の合わせ目を消したいけどフェイスパーツの塗り分けが大変になります

仮組みをする時に必ずチェックしておいた方がいい点が、この「後ハメが必要かどうか」だと個人的には思います。

慣れてくると組立説明書を見ると、ある程度予測はつくのですが、それでも仮組みをすることで「あ、ここは別に後ハメしなくてもいいのか」と気付いたりすることも多いです。

他にも、後ハメ加工が大変だから合わせ目をモールド化してしまった方が楽だと気付いたり、塗装してから取り付けようと思っていた部分が実は順番じゃないとハマらないことに気付いたり。

フェイスパーツのどこが干渉してどこを加工すればいいのかチェックします

後ハメ加工は、加工をするよりも加工に失敗した時の方が大変な工作だと思います。

あまり慣れていない人こそ、仮組みをしてしっかりとプランを立ててから、作業に取り組む方が失敗も少なくなります。

仮組みしたキットをばらそう

仮組みをした後は、プランを立てます。

僕はいつも、頭部、体、腕、腰、脚、武装と、個別にプランを立てて作業に取り掛かります。

どのように作業をするかは人それぞれ違うので、どれが正解というものはありません。

自分でやりやすいように整理出来るのも、仮組みしたキットが目の前にあるからだと思うと、やはり「仮組み」の重要性は高いのではないでしょうか。

 

作業プランが決まったら、今度は作業しやすいように仮組みしたキットを分解することになります。

分解する時は組み立てとほぼ逆の工程で行っていくのですが、ピンを折ったりパーツを折ったりしないよう、慎重に外していくようにします。

ばらす時にあると便利なもの

そこで、僕がいつも紹介している「パーツオープナー」があると、とても役に立ちます。

1つあるとめっちゃ便利なパーツオープナー

このパーツオープナーは、パーツの合わせ目に差し込むことで隙間を作り、パーツを外しやすくしてくれるアイテムです。

余計な力をパーツに加えることもないので、かなり楽に外すことが出来ます。

こういった道具が無かった昔は、デザインナイフなどの刃を合わせ目に差し込んで外したりしていたのですが、どうしてもキズがついてしまったりするんです^^;

値段も¥300程度とお手頃で、1つあるだけで重宝するので、たくさんガンプラを作る人はぜひ1つ持っておくことをオススメします。

パーツをばらし終えたら、やっと作業に入ります。

作業中もたまに仮組みしよう

仮組みをするのは、作業に入る前だけではありません。

加工の途中や、塗装の途中でも一度仮組みをしてバランスなどを見ることがあります。

 

確かに、組み立ててはバラして、組み立ててはバラして・・・と面倒な気はしますが、腕だけ仮組みしたり脚だけ仮組みしたりすることもあります。

おそらく2回目ぐらいから組み立て説明書無しでも組み立てられるようになっていると思うので、実は意外とそこまで面倒な感じはしなくなります(笑)

それよりも、バランスも見ずに作業を進めてしまう方がデメリットだと考えましょう。

スジ彫りを追加したり、プラ板でディテールを作ったり、自作の可動パーツを作ったりした時は、途中で仮組みをしてバランスを見ることで、失敗する可能性がグッと下がります。

まとめ

HGUC 1/144 スターターセットVol.2 素組み完成品

「仮組み」って何なのか?ということから、どういった目的で仮組みをするのかの説明でした。

いかがでしたか?何かの参考になっていただければ幸いです^^

 

ガンプラだけに限らず、プラモデルを作り込む上で「仮組み」は欠かせない工程です。

ある意味「仮組みがクセ」になるぐらい仮組みをするクセをつけてしまうと、むしろ仮組みをしない方が不安になってきます(笑)

自分なりの「仮組みチェックポイント」を作ってしまえば、流れ作業で出来るようになってくるので、まずは「仮組み」をしてどこにどう手をいれるのかを書き出してみてもいいと思います。

ノートに撮るのが面倒な場合は、写真を撮っておくと見返すことで考えがまとまるのでオススメです。

今回の記事は以上となります。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!
他にもいろんな記事があるので、ぜひ参考になりそうな記事があればご覧ください。良ければ、記事の感想や質問などあればコメントでいただけると嬉しいです^^

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