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【ガンプラ初心者向け】ガンプラ塗装のすすめ ~筆編~

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筆塗りに必要な道具ってなに?

それでは、ここからは『筆塗り』に必要な道具や、基本的な筆塗りのやり方について書いていきます。

まず、筆塗りには何が必要なのでしょうか?主に下記の道具は最低限必要です。

  • 塗料
  • パレット(的ななにか)
  • うすめ液

それぞれ色んな種類はありますが、まず最初は手軽に買えそうな低価格帯のものがオススメです。

主役である『筆』

塗装のすすめ~筆編~ 筆の種類

筆はホント種類が多すぎて、初心者には何がなんやらさっぱりな感じだと思います。僕自身、今も細かい違いは分かりません(笑)

それでも、大きな分類だけ分かれば、あとは実際に使ってみた感覚がより正解に近い(=人それぞれ受ける感触が違うので正解は無い)と思うので、まずは「筆の分類」を見てみましょう。

筆には大きく2種類あって、それぞれ毛の材質に違いがあります。

「獣毛筆」は写真一番左の白っぽい毛先のタイプで、見た感じがいかにも「毛」って感じ。毛は全体的に細く弾力性もあり、塗料の含み感があるのが特徴。でも、毛が抜けやすいという弱点があります。

「ナイロン筆」は写真の茶色っぽい筆先の筆で、毛の材質がナイロンで出来ています。こちらも弾力性と塗料の含み感は良いのですが、毛先にクセが付きやすく、例えば毛先を下にしてしばらく置いておくと曲がり癖がついてしまうほど。

ほとんどの筆は上記2種類のいずれかで、更に「筆の形状」で違いがあります。

塗装のすすめ~筆編~ 筆の種類
筆の形状の種類

平筆・・・毛先が平な形をした筆。幅違いで用意されている。(写真一番下3本)
面相筆・・・毛先が細くなっている筆。細かい部分の塗装やスミ入れにも使われる。(写真真ん中2本)
ドライブラシ筆・・・毛先が短いドライブラシ専用筆。通常の塗装ならまだ使わないタイプ。

筆はホントに色々ありますが、幸いにも安価で揃えることが出来るので、実際に色々使ってみて自分好みの筆を見つけるのが手っ取り早いと思います。

(↑のように、Amazonなどで筆セットなどが販売しておりますが、まず最初に買うなら模型メーカー製のものがオススメです。特に「TAMIYA」製の筆は昔から愛用者も多い為、オススメ)

塗料

塗装のすすめ~筆編~ 塗料について

筆と同じぐらい必要なのが『塗料』。これも種類が多く、初心者にとっては何がなんやら分からないことが多いアイテム。ここでは、初心者向けに出来るだけ簡単に説明します。

模型用の『塗料』は主に下記の分類に分けられます。

  • 水性塗料
  • ラッカー塗料
  • アクリル塗料
  • エナメル塗料

ここでは、初心者向けとして「水性塗料」をオススメします。

理由は「扱いやすいから」です。(わかりやすい)

ラッカーやアクリル、エナメルをいきなり使っても良いのですが、扱いが難しかったりニオイがきつかったりと、色々と気にしないといけないことも多いので、気軽に始めるには「水性塗料」が一番初心者にとって扱いやすいでしょう。

特に「水性塗料」だと、今ならGSIクレオスから発売されている「水性アクリジョン」がオススメ。

基本的に塗料は、ビンに入っているまま塗るとべったりとしていて、それぞれの種類の専用うすめ液を使って薄めてから塗ることが多いのですが、水性塗料も例外ではなく、専用のうすめ液(後述します)があります。

しかし、水性塗料は「水溶性アクリル塗料」という成分で出来ており、「水溶性」ということで水でも希釈(薄めること)が可能。塗料そのもののニオイもほとんどなく換気出来ない環境でも作業が出来るのがポイント。

「水性アクリジョン」の以前に「水性ホビーカラー」というものがありましたが、2022年現在では、既に水性ホビーカラーは徐々に減りつつあり、今後は「水性アクリジョン」に替わっていくのだと思います。(「水性アクリジョン」は「水性ホビーカラー」よりもさらに安全性や使いやすさ、塗膜の強さなどが改良された新しいシリーズと思ってください^^)

あと、筆ムラが起こりにくいということも、水性塗料が初心者にオススメな理由です。

パレット(的ななにか)

塗装のすすめ~筆編~ 塗料カップ

これは何でもいいです(笑)

ホントに100均の絵具用パレットを使ってもいいし、画材店の使い捨て(ペーパー)パレットなどなど、使いやすそうなものを用意しましょう。

パレットを選ぶポイントとしては、「こぼれない」「洗う(捨てる)が簡単」「何種類か調色できるスペースがある」などを気にして選ぶと良いと思います。

パレットが必要な理由は、塗料のビンの中で直接薄めたりすることは出来ないからです。(出来ないというか、やってはいけません!)絵の具もチューブから出してパレット上で水で薄めますよね?あれと同じです。

ちなみに僕は写真のような、模型用のプラスチックカップを使っています。(僕の場合はエアブラシに使う塗料も調色するのにカップ状である必要があるからですが^^;)

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