まいどおおきに！
残暑が厳しすぎてエアコンのあるリビングで作業していたAkidou(@Akidou123)です。
千葉は9月中旬ぐらいまで暑かったです。
でも突然涼しい日もあったりして、着る服をミスると寒いと感じるぐらいまでだったり。
そろそろ秋っぽい気温になってきましたね。
さて、依頼を受けていた４体の製作が完了しました。
それぞれキットレビュー記事を書こうかと思っていましたが、諸事情により無しにしました。
ということで、この記事でそれぞれのキットの所感を書いていこうと思うので、少し長くなりますがよろしくお願い致します。
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SMP オルタナティブデスティニー キングエクスカイザー
まずは、SMPのキングエクスカイザーです。（↑左右にスライドします）
パッケージは縦型タイプで、中に袋に入ったランナーが入っています。
モデロイドと同じ感じですね。
A～Oランナーまであり、そのうちI,L,Kのランナーは２枚あるので、全部で18ランナーが入っています。（↑左右にスライドします）
そしてSMPは食玩扱いなのでガムが１つ入っています。
このキットはグロス加工されたパーツなどが含まれた彩色キットなので、塗装やシールが無くてもリアリティの高い仕上がりになるのが良い点ですね。
取り扱い説明書は白黒です。（↑左右にスライドします）
組み立て説明そのものは通常のガンプラなどと変わりありませんね。細かい指示が書かれてあってとても組み立てやすいです。
前述したように彩色パーツが多いキットということもあり、アンダーゲートが多いキットです。
これはとても好印象ですね。
ただ、「そこなんでアンダーゲートじゃないんだ？」というポイントで通常のゲートだったりするので、キレイに切り取ってもゲート跡が目立つ部分がチラホラあるのは残念ですね。
写真のように目立たない部分だとアンダーゲートでなくても、別のパーツで隠されたりしますが、最後の写真のようにアンテナなんて目立つ部分で通常のゲートだと、いくらキレイに切り取ってもこうなってしまいます。（↑左右にスライドします）
まぁそれでも全体的に見て目立つ部分は少ないので、パッと見は気付かないんですけどね。
ということで、SMP オルタナティブデスティニー キングエクスカイザーが完成です。（↑左右にスライドします）
ところどころ光っているグロス加工されたパーツがかっこいいです！
サイズ感はガンプラの1/144サイズに近い感じですが、スタイリッシュかつメリハリの利いたデザインによって大きく感じるキットですね。
ディテールがとてもデザイン的で面白い作りですね。（↑左右にスライドします）
首の可動は前後と上下左右の２段式になっています。（↑左右にスライドします）
腕の可動はかなり広く、肩関節の大きな伸縮機能によって前方への動きもスムーズにいきます。（↑左右にスライドします）
これにより、武器のポージングが活かされてくるわけですね。
また、後方への可動もバックパックに干渉するまでは動くので、胸を張ったようなポージングも可能。
肘の関節も二重関節になっていて、かなり可動幅が広いです。
上腕にもロール回転があります。
腰もしっかりと回転し、腹部に二重関節が仕込まれているので、若干ですが前後にも傾けることが出来ます。（↑左右にスライドします）
ただ、ここで問題が。
この腰の内部の軸が動かしていると徐々にピンが抜けていき、よく外れます。
しかも取り付けるとなるとなかなか大変です。
今回の依頼としてはストレート組みなのですが、取れやすいところは接着してほしいという依頼でした。
しかし、ここは接着できないところ。
ということで、内部の隙間にプラ板をスペーサーとして挟みました。
これで隙間が無くなるので徐々に外れていくスペースが無くなるはず。もちろん可動には干渉しません。
脚の可動ももちろん広く、脚は前方に大きく持ち上がり、膝の関節も二重関節でしっかりと曲がってくれます。（↑左右にスライドします）
左右に大きく開くことも可能ですが、足首の軸は対応しきれないので接地できる限界としては、写真の通りです。
それでもかなり開いてくれますね。
また股関節の軸はスライドするようになっており、前方のピンを軸に回転させて伸ばすことが出来ます。
ただ、欠点としてはピンが外れやすいというところ。（あくまで所感ですが）
これは腕も同様ですが、二重関節となっている箇所のピンが外れやすい気がします。
まぁ腕と足においてはつけやすいので、外れてもつけ直せば問題ありません。
足首の可動はそこまで広くはなく、左右に関してもサイドアーマーが干渉するので、大きく傾けることは出来ません。（↑左右にスライドします）
爪先は中心を軸に折りたたむことも出来ます。
他の部分にも言えることですが、別キットと合体機構があるようなので、その為の可動や軸穴などが用意されているのかも知れません。
ちなみに左右の赤いブロックは開閉ギミックが仕込まれており、開けるとカイザーソードの柄が収納されています。
これはわざわざ取り外す必要はなく、カイザーソードの柄は別途用意されているのですが、問題なのがこの赤いパーツ。
柄の少し上に一文字の穴が見えると思いますが、赤いパーツの凸をはめ込むことで固定することが出来るのですが、一度固定すると今度は開くのに苦労するという事。
一応納品の際は完全に閉めきらず開けやすい状態で納品しようと思います。
背中の翼は前後に若干可動します。
腕に干渉しやすい部分なのであまり動かすメリットはないかも知れません。
付属品です。（↑左右にスライドします）
通常の「カイザーソード」とパース付きの「カイザーソード」が付属しています。
ハンドパーツは握り手と平手、武器の持ち手の3種類が両手分あります。（写真ではソードに持ち手がついています）
透明のパーツは別売りの専用スタンドに取り付けるパーツと、別売りのドラゴンジェット等に使用するパーツのようです。
少しだけポージング。（↑左右にスライドします）
やはり力強さとシャープさを兼ね備えた印象が感じられ、かなりカッコイイ印象を与えてくれます。
また、パースがついたカイザーソードも写真映えがします。
もっとパースの効いた写真も撮れるかも知れませんが、僕には少し難易度が高かったようです(笑)
HGCE 1/144 デスティニーガンダム specII(クリアータイプ）
ここからはガンプラ。
限定品ではありますが、すでに他の方のレビュー等で広く知られているので軽く撮影しています。
先日公開された「機動戦士ガンダム SEED FREEDOM」の劇場版公開記念パッケージである「HGCE 1/144 ディスティニーガンダム specII」のクリアータイプです。
パッケージイラストは劇場のイメージイラストなので、キットがどういうものかは分かりませんね(笑)
ちなみに僕はまだ観ていません。SEEDとDESTINYは一通り観たんですけどね。そのうち観ようかな。
ランナーはA,B1,B2,C1,C2,D1,D2,E1,E2,Hと10枚とポリランナー。ホイールシールも付属しています。
クリアータイプではありますが、一部パーツはソリッドカラーとなっていますね。
組立説明書はHGCEのデスティニーガンダムのものがそのまま入っています。
別途ぺらイチの注意書きシートが入っており、一部シールが必要となる箇所の説明があります。
要するに、ディスティニーガンダムの手の甲とシールドの中央の黄色部分が、クリアータイプだとクリアーになっているのでシールを貼ってくださいというもの。
ちなみに以後の写真はその黄色のシールは貼っていないものです。（この後気付いたので貼っております）
若干写真が暗く見えますが、ご了承ください。（↑左右にスライドします）
装甲がクリアーになることで見え方が違うので面白い仕上がりですね。
それに昔のクリアータイプって全部のパーツがクリアーだったことが多いのですが、このキットのように一部のパーツだけ通常カラーのパーツというのもメリハリが効いていいですね。
こちらは付属品です。（↑左右にスライドします）
シールドは通常のシールドと「ソリドゥス・フルゴールビームシールド」の２種類が付いています。
ビームライフルと「パルマフィオキーナ掌部ビーム砲」用の手首が２つとエフェクトが１つ。
「アロンダイトビームソード」に取り付けるビーム刃が１つ。
「フラッシュエッジ２ ビームブーメラン」用のビーム刃が２つ。
「光の翼」用エフェクトパーツが左右１つずつ。
以上が付属しています。（相変わらず名前がややこしい(笑)）
翼を広げるとこうなります。
そして肩にはフラッシュエッジが装着されており、取り外してビーム刃を取り付けるとブーメランになります。
ビーム刃の取り付け部が小さくキツイので破損しないように慎重に取り付けましょう。
少しだけポージングを。（↑左右にスライドします）
光の翼はピッタリとハマってくれるのですが、取り付けは少し難しく、内部の隙間にしっかりとエフェクトが入り込まないとうまく取り付けできないのが難点。
ただ、取り付けるとカッコ良く決まってくれますね。
パルマフィオキーナは個体差なのか、右手の取り付けが緩いです。（左手はグッとピンが入ってくれます）
ここも接着するわけにはいかないので、そのまま。
「高エネルギー長射程ビーム砲」は、背中からそのまま前方へ伸ばすことが出来ます。
ハンドパーツの取り付けが少し難しいですが、無理なポージングではないですね。
あと「アロンダイト」を構えた状態です。
ビーム刃も取り付けています。
このキットも全体的にポロリと取れる箇所は無い印象で、接着している箇所はありません。
やはり昨今のバンダイキットはしっかりとしたキットが多いですね。
少し前だとポロポロ取れる事が多いキットも少なくありませんでしたからね。
あと、今更ですが「specII」ってどこがどう違うのですか？(笑)
HGUC 1/144 ナラティブガンダム C装備（チタニウムフィニッシュ）
続いて、HGUC ナラティブガンダム C装備（チタニウムフィニッシュ）です。（↑左右にスライドします）
こちらはガンダムベース限定販売モデルとのこと。
ガンダムベースはそんなに遠くはないのですが、まだ千葉に来てから一度も行ってないですね～。
今度行ってみようと思います。
ランナーはA1,A2,B1,B2,C,D,E,F2,G,Hと全部で10枚にポリランナーとホイールシールです。（↑左右にスライドします）
チタニウムフィニッシュとのことですが、関節などのグレーパーツは白や赤などのパーツと違って若干柔らかい樹脂となっています。そのため質感も若干違いますね。
ちょっと暗くて申し訳ないです・・・（↑左右にスライドします）
それでも表面の反射が写真からも見て分かると思います。
白や赤のパーツはかなりツヤツヤしているグロス加工といった感じ。
ただ、赤のパーツは若干ムラがあるという感じのパーツもあるのが少し残念ですね。
それでもチタニウムフィニッシュという特別感は感じられるキットなので、限定っぽさは表現されています。
ということで完成です。（↑左右にスライドします）
表面がメタリックでコーティングされているのがよく分かると思います。
塗装派の僕からすると、通常のキットの方が扱いやすいとは感じますが、素組み派の方からすると、この完成形はかなり特別感が感じられる良いキットだと思います。（↑左右にスライドします）
コチラのキットも全体的にアンダーゲートが多く、切り口はほとんど目立たないようになっています。
が、やはりキングエクスカイザー同様、どうしてもアンダーゲートに出来なかった部分などの切り口は目立ってしまいます。
コーティング系のキットは切り口とコート部分がどうしても違ってしまうのが難点ではありますね。
付属品はビームライフルとシールド、ビームサーベルの刃が２本とライフルの握り手（右手）、ビームライフルのマウント用パーツです。（↑左右にスライドします）
シールドの広い面がメタリックだと、より輝かしい見た目になるので、迫力が違って見えます。
ちなみにシールドは背中にもマウントが出来ます。
前述した残念なポイントとして上げた、切り口ですが、ビームサーベルの刃が顕著に表れます。
個人的にはここはクリアーパーツで良かったのでは？と思ってしまいますが、見えないようにポージングを取ればこれはこれでサーベルの見た目もメタリックに見えるので、まぁアリなんでしょう。
と言う感じで、ナラティブガンダムC装備でした。
（ちなみにNTガンダムもまだ観たことはありません。これも今度観てみようかな・・・）
RG 1/144 ディスティニーインパルスガンダム
最後はRG 1/144 ディスティニーインパルスガンダムです。
こちらはプレバン商品ですね。
RGは最初のガンダムは作ったことはありますが、難しかった記憶があります。
あと友人から頂いたZガンダムもありますが、これはいつかカッコ良く作りたいので積み状態です。
ただ、こちらを組んでみた印象としては、かなり組みやすくなっている印象でした。
とは言え、HGやMGと比べて細かい組み立てが多いので大変ではありますが。
ランナーはA,B,C1,C2,D1,D2,E(x2),F1,F2,F3,G1,G2,I1,I2,J1(x2),J2,J3,J4,J5,K,SB-12ABC,SB-12Bとさすがに多く、全部で24枚もあります。（↑左右にスライドします）
そのうちいくつかのパーツは余剰パーツとなります。
そして、水転写デカールとホイールシールです。
リアリスティックデカールはついていないんですね。
組立説明書です。（↑左右にスライドします）
プレバン商品だからでしょうか、よくあるポージング写真だったり機体の解説だったりのページがありません。
それはそれで寂しいですね。
あと、先に謝罪しておきます。
写真が少しだけとなっております。
理由としては、まず自立するにはするのですが、バックパックが重い関係で後ろのエクスカリバー２本で支えるしかないということ。
もう一つは、対応したディスプレイスタンドが手持ちに無いということ。
以上の理由で、ポージングが撮れない環境であったので、ご了承ください。
（倒して破損するわけにはいかない為、ご理解ください）
ということで、全体像です。（↑左右にスライドします）
前述したようにバックパックにこれでもかと搭載している為、後ろに倒れてしまいます。
が、エクスカリバー２本がちょうど支えになってくれる為、一応自立しているように見える感じです。
各パーツは説明書の指定通りに付属の水転写デカールを貼っております。
また一部はホイールシールです。
さすがRGという感じの精密さで、ボディ構造も下半身と上半身の接続にコアスプレンダーが挟まっています。
しかも、ちゃんと分離した上にコアスプレンダー単体にも出来ます。
付属品です。（↑左右にスライドします）
「ソリドゥス・フルゴール ビームシールド」と、エクスカリバーの刃エフェクトが２本、「フラッシュエッジブーメラン」の刃エフェクトが長短２本ずつ、「高エネルギービームライフル」とハンドパーツが各種計6個あります。
右下のパーツはディスプレイスタンドにジョイントする為のパーツです。
左側の小さいパーツは、コアスプレンダー形態時に取り付けるパーツで、両翼のミサイルとランディングギアです。
背中には「エクスカリバー レーザー対艦刀」が２本と「テレスコピックバレル延伸式ビーム砲塔」が２本装備されています。
背中の「ディスティニーシルエット」のウイングを展開してみました。
かなり大きく広がってくれるのでポージングも映えると思いますが、前述した事情によりポージングが撮影できず。
ちなみに、ウイングの一部のパーツは今回唯一の「ポロリ」（というかすぐに外れる）パーツだったので、接着しています。
正直、RGは他にもポロポロ取れる箇所があるかと思いましたが、意外や意外、しっかりとした感じに仕上がっています。
最近のRGはVer2.0も出たところですし、No.1のガンダムからはかなり進化していることを感じました。
まとめ
ということで、今回依頼いただいた４体の製作が完了しました。
いつもは仮組の段階でダボピンなどを加工して、分解できるように作る為、間違っても気にしないで作っているのですが、今回のようなストレート組みの場合はその加工はNGなので、間違って組まないように慎重にしました。
今回のように、「組み立てる時間がない」とか「細かい作業が苦手だけど組み立てたい」など、ストレートに組むだけの依頼も受け付けております。
比較的早く納品できるので、それだけでも十分という方にはオススメのプランです。
積んでるプラモデルで任せたいなぁというキットがあれば、お気軽にお問合せください。
ということで、こちらの納品準備を進めつつ、もう一つの依頼も進めます。
現在、パーツを一つ一つスジボリや整面処理をしているので、進捗状況はもう少しかかりそうですが、頑張ります！
それではまた～。
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