今回はダメージ加工~完成の回です。
これまで僕はあまりダメージ加工はやったことがなく(ウェザリングはやったことありますが)、ほぼ初体験と言ってもいいぐらいです。
まず、今回のコンセプト(妄想)を説明しておきます。
前々回の記事でも少し触れましたが、レストア前、つまり「多くの戦闘を生き抜いてきたザクI」という表現をしたいと思っています。
宇宙戦闘が基本となる一年戦争開戦初期、後に「黒い三連星」と呼び名がつく「ガイア」「オルテガ」「マッシュ」も、最初はザクIで戦ってきました。そして戦果をあげ、自分たちの機体を黒と紫のカラーリングで統一し、その後の戦果があって、最新モビルスーツ「ドム」を与えられたはずです。
宇宙空間ではデブリ(宇宙を漂う石?ゴミ?)が多く、場合によっては装甲に凹みなども生じます。自身の加速も加わるとすごい衝撃になる時もあるでしょう。
また、初期はMSを有していたのはジオンのみです。連邦がMSを使うようになったのは、V作戦あたりからなので、当時の連邦のメインは「宇宙航空機(セイバーフィッシュとか)」のはず。つまり、ビーム兵器は無くほとんどが実弾だったと思います。(ビームはたぶん戦艦だけが撃てたんじゃないかな?)
そして、黒い三連星は並みのパイロットよりは優秀だったはず。被弾の数もそれほどなかったのではないかと思います。その被弾もシールドでしっかりと防げるほどの技術を持っていると仮定します。
最後に、まだこの頃はそこまで階級も高くなかったと思うので、機体の装甲を修復することも少なく、かなりボロボロの状態まで乗り続け、その後「ザクII」に乗り換えたのではないかなぁと。。。
これらを踏まえて、がりがりとダメージ加工をしたのがコチラ。
装甲全体の塗装が大小のデブリ衝突によって剥がれ、ところどころ大きめのデブリが衝突して装甲が凹んでいます。特に足元に多いのはカメラで周囲が確認できる上半身と違うからです。
「足なんて飾りのような・・・」と誰かが言っていたように、胴体に付いてきているという感覚じゃないかな?と思うので、足はたくさんキズついています。
塗装もほとんど剥がれてしまい、金属の質感が出ています。
あとはウェザリングをして、完成したのが・・・こちら。
いい感じにボロボロになってくれました。つや有にしたのは間違いだったかな?と思いますが、金属的な質感があるのでこれはこれで良しです。シールドにダメージ痕があります。おそらくジオンマークの所は機銃などを防いだんでしょう。
足も左足のふくらはぎにダメージがあります。先ほどのシールドで防ぎ漏れた銃弾が当たったんでしょう。
ちなみに、デブリの傷はリューターで、銃弾の傷はハンダこてで表現しました。
バックパックの「MS-05」も所々デブリにやられてます。
肩のマウントや武器類は、比較的キズや消耗はしていません。たぶんこの辺りは予備もあり、取り換えがされているとおもうので、そこまで手は加えてません。
シールドは・・・まぁ取り換えていたでしょうw
というわけで、「ザクI 黒い三連星仕様」はこれにて完成です。
失敗したところは、肩のデカールとヒートホークの刃の部分w自分への戒めとして、しっかりと記載しておきましたw
完成ページも別途アップしますので、そちらもよければご覧ください。
そういえば、5日でつくるスケジュールですが・・・ギュッとしたらたぶん6日ぐらいになってるはずです。一応考えて制作しましたが、雨が続いてコーティングが怖かったので少し作業が止まってました。でもたぶん6日ぐらい・・・のはず・・・
これからもプラン立てして計画通りに進めようと決めました。
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