まいどおおきに!Akidou(@Akidou123)です!
今回のガンプラキットレビューは「機動戦士ガンダムOO」から「SDEX ガンダムエクシア」をレビューしていきます!
久し振りの「SD」シリーズですね^^
SDシリーズの新しいシリーズ展開として登場した「SDガンダム EX-STANDARD」のNo.003がこちらの「ガンダムエクシア」です。
今回はSDシリーズのレビューということで、いつもよりも「SD」ということを踏まえた上でレビューしていくので、こちらのキットが気になっていた方はぜひ参考にしてみてください^^
↑メーカー希望小売価格は¥660(税込)です。購入価格は自己判断でご購入ください。
Akidou的キット総評
※今回は「SD」としての評価なので普段のキットより☆が多めです。
まず結果として、下記のような印象です。それぞれのポイントを☆で表しました。
基準値は として、僕なりの印象を☆で表しました。
アクション: (アクションポーズのとりやすさ)
素組み再現度: (塗装をしなくても色分けの再現が出来てるかどうか)
オプション (ハンドパーツ、武器パーツなどの豊富さ)
※星が低い=良くないキットというわけではありません。
例えば、素組みフィニッシュ派の方なら「素組み再現度」が☆5に近い方が満足いくでしょうし、ポーズをつけて遊びたい派の方なら「アクション」の☆が5に近いほうが満足いくでしょう。そういう感じで参考にしていただければと思います。
レビュー内容を動画で見たい方はこちら
パッケージ&ランナー紹介
機動戦士ガンダムOOに登場する主役機「ガンダムエクシア」。第一話の登場シーンは、その圧倒的な性能と存在感を見せつけてくれる印象的なシーンで有名です。
作中の序盤では、「ソレスタルビーイング」の技術などは謎とされていたので、「謎の機体」「謎の粒子」「謎の材質」「謎の”GUNDAM”」など、その強さと謎が「つえー」感を出していましたが、中盤以降、エクシアが追い込まれるシーンなどで「敵つえー」と思わせてからの「トランザム」は、本当に激熱な展開でした。
「OO(ダブルオー)」という作品は、ストーリー展開がとても分かりやすく、前述した魅せてくれるシーンが多いので、個人的にはガンダム作品の中でTOP5に入るほど好きな作品です。
それでは、ランナーを見てみましょう。
ランナーは全部で4枚とポリキャップ、ホイルシールとなってます。
A1ランナーです。
SDの特徴といえる大きな頭部がありますね。
初めてSDを作る方は、おそらく頭部の大きさに結構驚くと思います(笑)
A2ランナーも白いランナーです。
頭部のアンテナも当然大きいですね^^
エクシアの特徴といえる「GNソード」のブレードもあります。
Bランナーは肩などの青いパーツとなっています。
胴体前のディテールは目を見張るものがあります。
Cランナーは数少ない赤色のパーツです。
色分け自体は3色なので、シールを貼らないとほぼほぼ色分けの再現がされていません。
ポリキャップはPC-303。これはおそらく「SDEX」専用のポリキャップだと思います。(あまりSDは作らないので詳しくは分かりませんが・・・)
SDEXシリーズはある程度同じ構造なので共通のポリキャップなんでしょうね。
ホイルシールです。結構な枚数のシールがありますね(笑)
やはり、3色だけだとエクシアの再現は難しいので、シールに頼ってしまうしかないようです。
球状のパーツに貼るシールは結構難しいので、しわにならないように慎重に貼り合わせましょう。
ということで、全28パーツで完成します。
組立説明書は様々なポージング写真が塗装完成済みの写真で掲載されています。
SDでのポージングは、昨今なら普通ですが一昔前は「出来て腕を前に振る」「首を回す」ぐらいのものだったので、この写真を参考に色々と特徴を掴んで動かしてみると楽しいですよ^^
素組み完成
素組みが完成しました。
シールが反射してくれるおかげで、ツインアイや胸部のレンズ箇所がカッコ良く再現されています。
シールドやGNブレードは、シールで強引に色分けを再現しているので、素組みのままだと若干おもちゃ感が出てしまうのは少し残念ですが、何も貼らないよりはシールを貼った方が仕上がりはカッコ良くなります。
ただ、全ての色分けを再現されているわけではないので、一部のパーツでは色分けが無い分少し寂しい印象は否めません。
頭部と胸部のシールはものすごく枚数も多く、細かいのですが、いくつかのシールは貼るのが超難しいです(笑)
特に「頭部横の(緑の)レンズ部分」「胸部のレンズ部分」とこれらの周囲のシールですね。
形状が曲面である上に、複雑なシール形状になっているので、ディテールの凹凸に合わせてどこを折って貼ってということを見ていかないと上手く貼れません。
ちなみに、シールを貼らない状態のパーツには、(例えば胸部の黒線のディテールなど)ディテールの形状で形が出されているので、塗装してスミイレをする人はよりクオリティの高い完成形にすることが出来ます。
脚部も赤い甲のパーツはシールで再現されています。
あまり目に入らない脚のパーツですが、ここがキレイに出来ているかどうかは、結構全体の引き締めに直結する気がするので、もしもしっかりと製作をする人ならディテールの彫り直しやパーツの別パーツ感を出したりした方が良さそうです。
腰や背面はシールが一切使われておらず、若干のっぺりとした印象があるので、塗装派の方でなくてもガンダムマーカーなどを使用して部分的な塗装をしてみたりすると印象が大きく変わると思います。
合わせ目や肉抜き箇所のチェック
肉抜き箇所が結構多い「SDEX」シリーズですが、このエクシアも例外ではありません。
まず頭部裏側のこの部分、肉抜きというほどのものでは無いかも知れませんが、後頭部の左右が写真のようになっております。
あと、シリーズ共通(該当しないキットもあります)の脚裏側の肉抜き。
正直、ここはBB戦士の方が出来はいいです。何故BB戦士は出来ているのにSDEXは肉抜き表現になっているのかは不明ですが、おそらく何かしら事情があるのでしょう。
塗装の仕方次第では、これはこれでまとまりのある見せ方も出来ますが、素組みのままだとやっぱり少し目立っちゃいますね。
ハンドパーツの裏側も肉抜きされています。
ここは脚同様、埋めるとなるとかなり苦労する場所です。
武器の構え方次第では、ここが丸見えになる可能性もあるので、やはり気になるポイントではあります。
爪先裏側はごらんの通りです。
裏側なので気にならない人もいると思いますし、どこか1つ対処したら全て対処しないと変になるので、なかなか難しいところではありますね^^;
あと腰を見てもらうと、腰にも肉抜きされている箇所があります。
これは正面から見た時見える箇所でもあるので、パテやプラ板で埋めてしまうと良さそうです。
合わせ目は頭頂部にセンターで1箇所、ボディ部分が前後で貼り合わせなのでサイドに1箇所あります。
他は一体成型なので合わせ目はありませんが、代わりに「パーティングライン」がチラホラ入っているので、気になる箇所はヤスリなどで削り落としてしまいましょう。
武装やポージング
エクシアと言えば、右手にある大きなブレード状の「GNソード」。
SDEXのこちらでも再現されています。
このように1点を軸としてソードが回転するので、展開時と収納時を選ぶことが出来ます。
ちなみに収納状態だと先端部分に銃口が見え、「GNソードライフル」として運用できます。
このようなポージングを取ることも難しくありません。
全体的なバランスは、このポージングから見てもお分かりの通り、カッコイイと思います。
GNソードを構えたエクシアです。カッコいいですね^^
前述しましたが、GNソードの両面にはホイルシールが貼られているのですが、ちょっと光沢感がGNソードとは合わず、出来るのであればここは”塗装”で仕上げる方がカッコ良くなると思います。
ちなみにGNソードは持ち手部分が2箇所あり、ライフル用の持ち方とソード用の持ち方が出来ます。
写真はソード用の持ち方で構えた状態。
ポージングによって見栄えが良い方を選択して、持ち方を変えさせることが出来るのは嬉しいポイントです^^
また、GNショートブレイドとGNロングブレイドも付属しております。
これらは両手で写真のように構えることも出来ますが、腰の左右に携帯させることも出来るので、上手く使い分けましょう(残念ながらGNダガーは付属しておりません)
普通に構えることも可能です。
ちなみに、GNショートブレイドとGNロングブレイドは組み合わせ方で2つのSDEXオリジナル武装を作ることが出来ます。
まず、左手につけているGNシールドと組み合わせたこちらの武装。(ネーミングは無いみたいです)
シールドの裏側にあるダボ穴にそれぞれのブレイドのピンを差し込むだけです。
装着するとこのような感じになります。
これはちょっとだけカッコいいですね^^
ただ、通常のGNシールドでも肩に干渉しちゃうのに、この武装だとさらに干渉しちゃう為、このように構えるしか出来ません。
「オリジナル武装」という発想は個人的には素敵だと思いますが、どうも取ってつけた感と言うか・・・無理矢理感が若干残念な気はします。
また、GNソード+GNドライブ+GNショートブレイド+GNロングブレイドの組合せで、もう一つのオリジナル武装が完成します。
もう何が何だかよく分かりません(笑)
これはカッコイイ・・・のか?(笑)
子供からすると、このように「武器が合体する」という部分でワクワクすることもあると思います。
でも、さすがにこれをHGシリーズと組み合わせる気にはなりません・・・よね?
ディスプレイスタンド対応なので、このように浮かせる事も出来ます。
ちゃんと塗装もすれば、かなりカッコ良くなりそうな要素は持っていると思いますが、いかがでしょうか?
可動域が広くなっているとはいえ、あまりポージングに幅がないのはSDシリーズの仕方がないところ。
でもこんな動きのあるポージングが出来るのも昨今のSDならでは。
このように飛んでる感じにすることも出来ます。
背中のGNドライブからGN粒子が溢れている加工を施すと、どう見てもエクシアですね^^
SDEX ガンダムエクシアの総評
という事で、ガンプラキットレビュー「SDEX ガンダムエクシア」はいかがでしたか?
改めてもう一度、評価を記載しておきます。
アクション: (アクションポーズのとりやすさ)
素組み再現度: (塗装をしなくても色分けの再現が出来てるかどうか)
オプション (ハンドパーツ、武器パーツなどの豊富さ)
今回はSDという事で、初心者でも簡単にカッコ良く作れる為”5″、アクションポーズもSDとしては割と自由に出来るので”4″、素組み再現度はシールが多い為”3″、なんだかんだでオリジナル武装なども出来るし、GNブレイドやGNソードなども付属しているので”4″となりました。
今回のSDEXガンダムエクシアは、しっかりとしたエクシアの特徴をとらえた上で、SDEXというシリーズにちゃんと落とし込めたキットという印象でした。
手軽に買える値段で、簡単に作ることも出来るし、塗装をする場合でも細かい塗り分けは多いものの、完成したら見映えがかなり良くなると思うので、SDシリーズを手にしたことが無い方も一度は作ってみてはいかがでしょうか^^
ということで、SDEXガンダムエクシアのレビューは終了となります。
さて、突然ですが、YouTubeの動画では「ガンプラキットレビュー」は今回で終了とさせていただきます。当ブログの記事では続行致しますので、次回もぜひご覧ください。
今後、YouTubeでは「旧キットレビュー」と「キャラプラレビュー」の2つで進めていこうかと検討しております。ですので、ガンプラも旧キット側に分類します。
理由としては、ガンプラレビューの動画は「最新キット」か「旧キット」のレビュー以外はあまり需要がないと感じたからです。僕自身最新キットを追わないタイプなので、そうなると「旧キット」しかありません。だったら「ガンプラレビュー」と「旧キットレビュー」を分ける必要が無くなってくるので、複雑化を回避する為にも今後は・・・
昭和や平成初期に発売された昔のプラモデル(ガンプラ含む)をレビューする「旧キットレビュー」。
ガンダム以外のキャラクタープラモデルで比較的最近出たとされるプラモデルをレビューする「キャラプラレビュー」。
としていきますので、何卒応援の程よろしくお願い致します。
ということで、次回は続けて「SDEX ダブルオーガンダム」をレビューします。
それでは~
↑メーカー希望小売価格は¥660(税込)です。購入価格は自己判断でご購入ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
他にもいろんな記事があるので、ぜひ参考になりそうな記事があればご覧ください。良ければ、記事の感想や質問などあればコメントでいただけると嬉しいです^^
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