まいどおおきに!Akidou(@Akidou123)です!
今回は「境界戦機」のプラモデル「HG 1/72 バンイップ・ブーメラン」のキットレビューです。
↑メーカー希望小売価格は¥2,640(税込み)です。購入時の価格にはご注意ください。
「境界戦機」のアニメに登場する一風変わった外見の無人機のプラモデルです。
すでに外見が好きで、ケンブは買ってないけどバンイップ・ブーメランは購入されている方もいるみたいです。
↑動画でもご覧いただけます。
どういう構造なのか気になるので楽しみですね。
それでは開封していきましょう。
外箱とランナー
箱絵がカッコいいですね~。
量産機はやっぱり「緑」っていうイメージがあるのか?こちらも緑がキーカラーになってます。
他のバリエーションなども今後出てくるのでしょうか?例えば「水中型」とか「整備用」とか「運搬専用タイプ」とか・・・?
このバンイップ、「駐機状態」と「哨戒状態」と「高機動戦闘状態」の3タイプに変形します。
まぁ、変形って言っても足伸ばしてるか座ってるかの違いと言えばそれまでですが(笑)
オセアニア連合軍の無人機ということで、アニメ第1話から登場するわけですが、その際は全ての状態が登場しています。
武装は両肩についている「機関砲」と胸部に収納された「ナイフ」と非常にシンプル。
機関砲がミサイルになっているバリエーションなどが出てきそうな気はしますね。
では、ランナー構成をざっと見てみましょう。
全部で9枚、延べパーツ数は101個と同シリーズの他キットと比べて少ないです。
こちらはドーンッとボディ外装が配置されたA1ランナー。
これだけ大きな成型のパーツも最近のキットでは珍しい気がします。
そのおかげか、よく見るとヒケやウェルドラインがちらほら見えます。
丁寧な処理が完成度に大きく影響するパーツですね。
同じく外装のパーツが配置されたA2ランナー。
緑のパーツは案外少ないんですよね。
ボディ裏側などのグレーパーツがあるBランナー。
こうやって見ると大きなパーツが多いので、ざっくりとした合わせるだけの組み立てかな?と思いきや、意外と組み立て構造がしっかりとしていて、正直「組み立てて楽しい」プラモデルだと思います。
Cランナーは関節などのフレームが含まれていて、写真のランナーが合計2枚あります。
まぁほとんど脚のパーツなので、このランナーがキットの半分を占めると言っても過言ではありません。
Dランナーは、一部にある白いパーツと頭部のパーツ。
頭部のパーツはアンダーゲートなので切り取る際は気をつけましょう。
Eランナーはたったこれだけ。ナイフの先端とシリンダーだけ。
金色の表現なのか、百式やゴールドスモーなどに使われる成型色です。
普段素組みで完成の人も、せめてこのパーツだけはマーカーなどで塗装してみましょう。
それだけでテンション上がると思います。
E2ランナーですが、見えますか?クリアーパーツが2つついてます。
これは本体につく部品ではなく、足裏につけて高機動戦闘状態を支える支柱の役割になります。
なのでそこまで神経質になって切り取らなくても大丈夫です(笑)
ホイルシールは目の部分だけ。
ということは、素組みでも完成度は高いということになります。
組立説明書は、哨戒状態と高機動戦闘状態のイラストが描かれています。
光で見えなくなっていますが、ポージングを決める為に「アクションベース」が使用されています。
一応、アクションベース5とアクションベース2に対応しているそうですが、ディスプレイしたり撮影したりするなら必須と言えます。
↑アクションベース2
↓アクションベース5
もしバンイップ・ブーメランを購入しようと思う方で、アクションベースを使いたいなら一緒に購入しておきましょう。
素組み完成
まずはこちら「駐機状態」です。
大変コンパクトにまとまっております。
「手乗りバンイップ」って感じです(笑)
続いて、哨戒状態です。
ぶっちゃけ「立っただけ」ですが、このキットの特徴でもある「脚」に注目したいと思います。
他のアメイン同様、足首に接地性を考えた可動軸が仕込まれています。
これで接地性がよくなるのは確かですが、他アメインと違ってこのキット最大の難点があります。
それは重心です。
細い脚で大きなボディ全体を支えるので、すぐに「コテン」と倒れます。
そういう意味で前述した「アクションベース」が必要になってくるんですね。
まぁ写真で撮影しているぐらいのポージングなら何とか自立も可能なので、その辺りも参考にしていただければと思います。
あと、高機動戦闘状態になるとさらに脚が伸びるのですが、太もも内側にしっかりと折りたたむ為のピンが設置されています。
ここを差し込むことでしっかりと膝をたたむ事が出来るというわけです。
良く出来ています。
こちらが高機動戦闘状態です。
足元をご覧ください。クリアーパーツがあります。
ちなみに、哨戒状態から高機動戦闘状態になるには、
- 膝の折り畳みをもう一段伸ばします。
- 足裏にクリアーパーツを差し込みます。
- ボディ正面サイドの白いパーツを取り外し、ナイフが付いた別パーツに差し替えます。
- 両肩の機関砲をスイングして展開します。
- 顔にあたる白い部分をボディから引き出します。
これで、高機動戦闘状態の完成です。
慣れると簡単ですね。
いやぁ、これもカッコ良いですなぁ~。
今回のアニメ「境界戦機」のデザインは個人的にとても好きな感じですので、購入してかなり満足しています。
しかもアニメ公開と同時にプラモデルが出るのってガンダム以外結構珍しい気がします。
このバンイップ、脚を最大まで伸ばすと超デカいし、長い脚を伸ばしてポージングを取るので、ディスプレイするにしても案外スペースが必要かも知れません。
合わせ目箇所と残念ポイント
合わせ目ですが、まずこの膝裏にうっすらと入っています。
畳む部分でもあるので、目立たないと言えば目立たないですが・・・。
あと白いパーツの裏側両サイドの穴もちょっと気になりますね。
プラ板で蓋とかするといいかもです。
同じくこの装甲内側の部分もプラ板で塞ぐなり、中にディテール入りのプラ板を接着するなりすると、粋かも知れません。
爪先のこのサイドの合わせ目ですが、「合わせ目」と取るか「ディテール」と取るか・・・。
ディテールであればしっかりとくっつけて段差をつけてあげると見映えしそうですね。
脚の関節軸に合わせ目があります。
ここもモールド化してしまえばそれっぽくなりますが、特に気を使う必要がない部分なので、がっつり合わせ目消ししちゃっても良さそうです。
ボディ下部に合わせ目があります。
が、ここはホント覗き込まないと見えない部分なので、無理にしなくても問題なさそう。
特に組み込むパーツで後ハメが必要なものも無いので、普通に合わせ目消ししちゃって大丈夫だと思います。
左右の機関砲がモナカ合わせなので合わせ目が入ります。
ここは合わせ目消ししちゃうほうがいいでしょう。
あと、こまごまとしていますが、写真のようにナイフのアームや機関砲の接続ジョイントなどに、パーティングラインが入ります。
この辺も処理出来ていると完成度がグッと上がりそうです。
ポージング
意外と思いつくポーズが無い・・・(笑)
ちなみに、4枚目の写真はアニメ1話に出てきた「1号機」にあたるバンイップ。
5枚目の写真は「2号機」にあたるバンイップです。
1号機は右機関砲がケンブによって引きちぎられました。
2号機は頭部がケンブ登場時に破壊されました。
そして、せっかくケンブと揃っているのであれをやるしかありません。
そう、原作再現ですね。
「バルディッシュ・ブレイカー」をぶっ放すシーンです。
ポージングの自由度はかなり高いことに変わりないのですが、表情が少ないと言うか・・・
脚以外で大きく動く場所が胴体ぐらいしかないので、バリエーションに困ってしまうのが本音です。
量産機好きな方は、無条件で購入してもいいぐらいの完成度ですので、まだ未購入の方は検討してみてください。
キットのまとめ
ということで、「境界戦機」に登場する「HG 1/72 バンイップ・ブーメラン」のキットレビューでした。
やっぱり新しいアニメのキットはいいですね!
価格も2,000円前後ならまだ買いやすいですからね。
(別アニメのサクガンのマシンも買いたいけど高いんですよね^^;)
今後も購入するたびにレビューもしていくので、ぜひご覧ください。
こちらのキットもメルカリ出品予定ですが、まずはビャクチからですね。
せっかくなので、それぞれの製作記も作っていこうと思います。
それではまた~
今回ご紹介したキットはこちら
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↑メーカー希望小売価格は¥2,640(税込み)です。購入時の価格にはご注意ください。
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