やっと完成しました!
ギャバン専用ボルジャーノンがやっと完成したのですが・・・最初に正直言っておくと、とても満足いく仕上がりではなかったです。理由は、技術力が理想に追いつかないということで・・・でも、もっと腕をあげないとなぁと思ういい経験になりました!
それでも大事なことは「完成させること」なので、しっかりと記事にまとめたいと思います。
それでは、まず完成写真からご覧ください。
「ギャバン専用ボルジャーノン」らしく仕上がったかなぁと思うのですがいかがでしょうか?ご意見、ご感想など、コメントまたはTwitterやInstagramなどでDMをいただけるととても助かります!
やはり完成するとテンションがあがりますね!
それでは各部位で説明していきます。
頭部の説明
※比較対象が無いので前回制作した「黒い三連星仕様 ザクI」を使用していきます。
まずは頭部です。ほとんど変わりが無いようで実は細部で異なる部分があります。
どう見ても違うのが顔にある動力パイプです。これは(確か・・・)3mmプラパイプに2mmのアルミ線を通して作りました。パイプはなるべく均等にカットできるように治具を用意し、デザインナイフで転がしながらカット。頭部のパーツには瞬間接着剤を使って後ろ側で塗装後に接着。
モノアイは4mmのH・アイズに反射の為のアルミシートを裏に貼り付けてクリアーピンクで塗装しました。
モノアイの周辺も若干手を加えていて、まず左右のスリット(?)をエポパテで塞ぎ、鼻筋(??)も前方に出るようにプラ棒で作り直しています。また、モノアイの周りも上下に広がるようにカンナ掛けしています。
後頭部にある出っ張りは切り取り、エポパテで形状変更しています。
実は、頭頂部のパーツ分割ラインで接着割れが何回も起きていて、その都度修正した部分でもあり、かなり大変だったのはここだけの話・・・(笑)今も取り外しはかなり慎重にしています・・・。
胴体の説明
胴体も旧ザクと比べると実は結構形状が異なります。
まず左右の側面を1mmずつ幅増し。ボルジャーノンの方がボリューミーなんですよね。
次に胸ですが、中央の黒い部分は形状が全然違うのでエポパテで新規造形。左右の胸にも0.5mmのプラ板を張り付けて厚みが出るように形を変えています。
脇下のパーツはエポパテで追加。ちょっと正確な形状ではありませんが、全体で見た時にそこまで気にならなかったのでOKとしました。(自分の力量が思い知らされますね・・・)
旧ザクには無かった部分ですが、いったいマウンテンサイクルで何がどうなってこうなったのか・・・もしかしたら我々が知っている旧ザクとは違う『旧ザク』なのかも知れませんね。
バックパックはバーニアが無くなっていて(本当は内部にバーニアらしきものはある設定・・・)、形状も若干「八の字」になっている印象だったので修正。下向きに1mmプラ板をつけて延長しています。この辺は過去記事をご覧ください。
腰部の説明
腰まわりですが、ここが一番時間かかったかも・・・(笑)
スカートのフロント部はスプリング接続にして気持ち可動するようにしています。ただ、ここの反省点は「形状と可動部を一致できなかった」ところです。角にあたる部分でパーツ分け出来ればもっと見た目が良かったなぁと後から気付いたのですが、修正する気力は既にございませぬ(笑)
まぁこういう反省点を作品に盛り込んでおけば、今後見直した時に戒めにもなるのでヨシとします(言い訳ではなくポジティブ思考です)
スカート内側は、よほど下からのアングルでないと見えない&そんなアングルで撮影する予定はないことから何も処理していません・・・つまり、汚い!(笑)いいんです。手抜きできるところは手抜きします!
元のスカートの後ろ側全体を大きくする為にエポパテを盛って、左右は逆に上側を削り込んでます。股間ブロックを1mmプラ板と0.5mmプラ板で全体的に一回り大きくしました。ここは旧ザクと大きく違うのでボルジャーノンらしさが出る部分だと思います。
腕の説明
腕は前腕の丸い部分はエポパテで作り、関節部の丸みを帯びた部分もエポパテで作りました。それ伴い、可動に制限がかかりましたが『半分曲がればOK』と判断。
関節は設定画では分からないのですが、たぶん違うと思います・・・が!今回はキットのままにしています。
肩周りは、最初0.5mmのプラ板で一回り大きくしましたが、全体のバランスを見た時に小さく見えたので、結局プラ板を一度剥がして、今度は1mmのプラ板で囲み直しました。まぁ、C面の処理を大きくミスったのでそれを修正する意味でも作り直して正解でしたね(笑)
左肩の丸い肩アーマーは、縁を少しだけエポパテで大型化し側面にある凹モールドは全て埋めただけです。
脚部の説明
足ですが、太ももは一回り大きくなるよう(特に後ろ側に)エポパテを盛り、関節の可動の為の凹みをエポパテで塞ぎました。ただ、中で可動出来るようにしているので可動に影響はありません。
関節は設定を見る限り丸い筒状の関節のようですが、今回はキットのものを使い、後ろのモールドを全てフラットにしています。(設定では丸い形状の関節で太ももと同じ白い色なので、色だけは白にしています)
膝からふくらはぎのパーツですが、こちらも太ももと同じく、関節の可動の為の凹みがあるのでプラ板で埋め、可動を殺しつつも形状を重視しております。ふくらはぎ全体はエポパテで若干丸みを足しています。足首近くの裏側は、キットだと楕円型の窪み(?)があるので、これも設定画通りプラ板で蓋をしています。
足は黒い部分で周囲をプラ板で大きくして、形状も平べったく見えるようにしています。この辺は過去記事をご覧ください。
武器の説明
武器はザクマシンガンのみです。このザクマシンガンはFGのシャアザクのものを流用しています。理由はHGUCの旧ザクだと形状が違うんです。しかも、この正確な形状をハッキリと確認できるのが劇中でほんの一瞬だけ・・・(第15話『思い出は消えて』でウィル・ゲイムが乗る「キャノン・いるフート」との戦闘時にチラッと映るんです)。その形状がどうみてもキットのものと違っていたので、流用しました。
そのまま流用しているので塗装のみしています。
完成しました
ということでやりたかった記念撮影(笑)
塗装ですが、全体にサフを吹いた後、白い部分以外は黒で一度下地塗装をしています。
頭部などの茶色・・・黒下地+マホガニー
バックパックなどの黒色・・・黒下地+ネイビーブルー
腕などの白色・・・ガンダムカラーMSホワイト
モノアイ・・・黒とクリアーピンク
すべてエアブラシ塗装で、仕上げにつや消しコーティングで完成です。(指や腕にはジャーマングレイでスミ入れしています)
完成した記念に、前回制作した「モビルカプル」と個人的に作っていた「∀ガンダム」と一緒に撮影もしました。これがしたかった!!嬉しい!!
と、いうことで、これをもって「ギャバン専用ボルジャーノン」の制作は完了となります。
ご覧いただきありがとうございます。もし、これからギャバン専用ボルジャーノンを作られる方の参考になれば幸いです。
P.S.
TwitterやInstagramでも制作途中など載せていますので、もし良ければフォローしていただけると嬉しいです。ご意見ご感想等もDMでいただければ嬉しいです!
今回使ったキット
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ショップによっては少し値段が上がっているかも知れません・・・お求めやすい価格でお探しください。(僕は店舗で900円前後で買いました)
最後まで読んでいただきありがとうございます!
他にもいろんな記事があるので、ぜひ参考になりそうな記事があればご覧ください。良ければ、記事の感想や質問などあればコメントでいただけると嬉しいです^^
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