後ハメ加工タイプ4:素直に接着タイプ
意外と素直な解決法になるこの「素直に接着タイプ」。
要するに「後から置いて接着しちゃえ!」という方法。
どういう部分に適しているかというと、動かさない固定の箇所ですね。
よくあるのがガンダムの胸の黄色いダクトなんかもこの方法で後ハメできます。
本来なら外側の体のパーツの中に黄色いパーツを組み込んでしまうので、塗装の順番などに頭を抱えます・・・。(こういうところの塗装の塗り分けは意外と難しいんですよね)
気を付けたいのは「接着剤」。
塗装後に塗装を溶かしてしまう接着剤だと、下手をするとせっかく塗装したのに侵食してしまう可能性があるので、塗装に影響が少ない接着剤で、しかもはみ出したりしないように丁寧に接着することが大事になります。
また、接着する面も塗料が乗っていない状態を維持することが重要です。接着面に塗料が乗っていると接着剤は塗料だけにくっついてパーツはポロっと取れることもあります。
マスキングで塗料がかからないように覆っておいたり、接着前にヤスリやナイフで軽く削っておくなどの処置が大切です。
だいたい上記4パターンが後ハメ加工の代表的なものではないでしょうか?
基本的にこれらの応用である程度のパターンは回避できそうです。
そう考えてしまうのは仕方ありません。
だって、お金かけて買った大切なプラモデルですもんね。
失敗を恐れずにチャレンジしよう
こんな記事を書いている僕ですが、まだまだ後ハメ加工で悩むことは多く、作業が少し止まることもしばしばです。(難しいところはホント難しい・・・)
しかし、昔よりも今の僕の方が、実行することに躊躇いを感じなくなっています。あと、「後ハメ加工をするかどうか」の判断も早くなってきていると実感しています。(最近だと組み立てている最中に、後ハメ加工が必要な箇所を見つけたらサクッと加工出来るぐらいになってます)
それもこれも「失敗を含め加工にチャレンジした」という経験があるからです。
そもそも、「塗装が出来ればそれでいい」ので、マスキングで対応できるなら無理に頭を悩ませて(失敗するかもしれないリスクを負ってまで)後ハメ加工をする必要はないのです。
特に「筆塗り」や「簡単フィニッシュ」のような仕上げ方であれば、なおさら後ハメ加工しなくても問題ないはず。
失敗したら、そのキットが完成しなくなる可能性もあるので不安になりますよね?でも、失敗を恐れずに挑戦していけば、今回ご紹介した4パターンぐらいの後ハメ加工は余裕で出来てしまいます。
とは言え『自己責任』ですので、大事なキットで挑戦をするよりも練習用のキットを1つ買って練習してみる方が良いと思います^^
練習用でオススメのキットは「HGUC」の初期のナンバリングです。
後ハメが必要なところが多かったり、値段も手頃で失敗してもダメージは少ないです(笑)
ガンプラの高騰化で手軽に買えない値段になってますね。。。定価だけで見たら1000円以下のものばかりなので、再販などで見つけたらぜひ検討してみてください^^
僕もこれまで失敗して作れなくなった、たくさんのガンプラがジャンクパーツ行きとなりました・・・(笑)
しかし、ガンプラ作りの失敗は必ず糧になりますので、機会があればぜひ挑戦をしてみてはどうでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます!
他にもいろんな記事があるので、ぜひ参考になりそうな記事があればご覧ください。良ければ、記事の感想や質問などあればコメントでいただけると嬉しいです^^
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