・HGについて(1ページ目)
・MGについて(2ページ目)
・PGとRGとFGについて(3ページ目)
・RE/100とEGとSDについて(このページ)
・旧キットとメガサイズとU.C.ハードグラフについて(5ページ目)
・まとめ(6ページ目)
マニアックなあの機体を待っていた!!「RE/100」シリーズ
なんて読むのでしょう?「り・ひゃく」?(笑)
正式名称は「Reborn one hundred(リボーンワンハンドレッド)」というシリーズで、サイズは「1/100」。
「MG」と同じサイズです。「MGの派生」と覚えてしまうといいでしょう。
このシリーズの最大の特徴は「マニアックな機体のラインナップ」です。
たくさんのガンダム作品をご存じの方なら、ワクワクするラインナップであると言えます。
「MG」と同じサイズですが、パーツ数は「MG」よりも少ないので組み立てやすく、しかもディテールへのこだわりが素晴らしく、存在感のある完成形が楽しめるシリーズです。
「MG」よりも組みやすいという事からも「MGはちょっと難しそうだなぁ・・・」と思う方は挑戦してみてはどうでしょうか?
購入価格は¥4,000~¥5,000辺りで「MG」よりもちょっと高めです。
しかも、店舗で販売している数はあまり多くなく、バンダイのホビーオンラインのみで購入できる機体が多いです。


今も続々と追加されているので、気になる方はホビーオンラインをチェックしてみてはいかがでしょうか?

・ラインナップに入っている機体がマニアック
・1/100だけどMGよりもパーツ構成は簡単なので組みやすい
・完成時のクオリティはどれも完成度が高い
・価格がMGの平均よりやや高い
・ほとんどがバンダイのホビーオンラインでしか購入できない
パズル感覚で組み立てられる超初心者モデル「EG」シリーズ

続いて「EG」。
こちらは「Entry Grade(エントリーグレード)」と呼ばれるシリーズで、サイズは「1/144」。
エントリーという名前の通り、初心者向けに販売されているシリーズです。
現在(2022/11)は、ガンダムとストライクガンダム、νガンダムの3種類が販売されています。
ガンダムもストライクガンダムも、このシリーズのみ「ライトパッケージ」と呼ばれるバージョンが存在します。
ライトパッケージとは、箱ではなく「袋」に入って販売されている珍しいガンプラです。(一時期、この袋から出さずに袋の中で組み立てるタイムアタックが流行りました(笑))
ガンダムのライトパッケージは武器無し、ストライクガンダムのライトパッケージは「アーマーシュナイダー」と呼ばれるナイフのみが付属されていて、その分価格は¥550と安くなっています。
通常の箱バージョンだと、シールドやビームライフルが付属しますが¥770となっています。それでも「安い」ですよね。
組み立てやすさも「HG」より格段にアップしていて、一部簡略化されている部分もありますが、それでも見た目は「HG」のそれとほとんど差はなく、むしろ可動域においては「HG」よりも広いかも知れません。
工具を必要としない「タッチゲート」と呼ばれる技術を採用していて、手でパーツをもぎとることを前提に作られています。この技術は「エントリーグレード」と呼ばれるシリーズ全てに共通しています(実は、ガンダム以外に「ドラえもん」や「コナン」などがシリーズラインナップに並んでいます)
初めてガンプラを作るお子様にはオススメのシリーズです。
エントリーグレードのガンダムを作ってみる動画をアップしているので、どんな感じで作れるのか興味ある方はこちらの動画を参考にしてみてください。
・組み立てるのが簡単なので初心者にうってつけ
・価格も¥1,000でおつりがくるので手頃
・色分けもちゃんとされているのでそのまま組んでもリアルな仕上がりになる
・ラインナップが数機しかない
・(可動優先の為か)一部表現的に無茶な部分がある
・キットによって付属の武装が最低限の場合がある
ガンプラシリーズの中でも歴史はかなり古い!「SD」シリーズ

次にかわいい「SD」シリーズです。
読み方は「エスディー」ですが、こちらはシリーズの名前というより俗称と言える名前です。
「スーパーデフォルメ」の略で「SD」なのですが、80年代あたりでガンダムを2頭身キャラにした「SDガンダム」が登場します。(よってスケールという概念は存在しません)
以降、「SDガンダム」という概念が定着し、プラモデルとして発売されたのが「BB戦士」シリーズ。(名前の「BB」は「BB弾を発射するプラモデル」というところから付けられたそうです。)

実は僕もガンダムのプラモデルで一番最初に興味を持ったのは「BB戦士」だったりします。友だちの家にあったBB戦士のνガンダムを見てカッコいいなぁと思ったものです。
この「BB戦士」シリーズは、当時から今も続いていて、通常のSDガンダムから、ナイトガンダムや武者ガンダムなど、多数のSDシリーズがラインナップしています。
他にも派生シリーズとして「G-ジェネ」シリーズや「ちーびー戦士」シリーズなどが過去に発売されていて、こういった二頭身ほどのサイズにデフォルメされたものを総称して「SD」と呼ばれます。
「SD」シリーズのガンプラは長い歴史と共に多数のシリーズを生み出しているんです。
最近では「レジェンドBB」と呼ばれる「新たに生まれ変わったBB戦士」や、「SD GUNDAM EX-STANDARD」と呼ばれる「現代風のBB戦士」なども発売されていて、僕のように「BB戦士世代」の大人たちが懐かしむように作ることが増えています。
ちなみに「SD GUNDAM EX-STANDARD」の「νガンダム」と「サザビー」は過去に製作していますので、ご興味ある方は一度ご覧ください。
初心者だから「SD」がいいという事ではなく、「SD」キャラが好きであれば、まず最初に作ってみてもいいかと思います。
購入価格も手頃で作りやすいのも手を出しやすいですね。
・SDは形状の呼称。ガンプラでは「BB戦士」などがSDにあたる
・SDの形状が好きであればいろいろなシリーズがあるので調べてみるといいかも
・購入価格はほとんどが¥1,000以下
・初心者というよりSDが好きという人にオススメ
ここまでで、ほとんどのガンプラは違いが分かると思います。
大変お疲れさまでした~^^
これだけ分かれば売場に行った時に分からないシリーズは、ほぼほぼ無いかと思われます。
最後のページは「旧キット」と「メガサイズモデル」と「U.C.ハードグラフ」というシリーズの解説です。もういいや!って方は、最後のページまで一気に飛んでいいと思います^^
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