まいどおおきに!Akidou(@Akidou123)です!
今回の記事は
ガンプラを始めたいけど、何を用意すれば作れるの??
という方に向けた、「ガンプラ超入門記事」です。
周りに作っている人がいれば、こういう質問も聞けますが、そうでなければ不安ですよね。
なんとなーく何が必要か分かっていても、作っている途中で「それは持っていない!!」ってなるかも知れないって思うと、なかなかスタート出来ないし・・・。
そもそも、ガンプラってそんなに頑張って始めるものじゃありません(笑)
もっと気軽に、息抜きに、楽しく作って、楽しく飾って、楽しく見せて・・・
そう、この記事の最初の教えは「まずは気軽に考えよう」です。
そして、いきなり結論から言うと、用意するのは下記2つがあれば基本的には作れます。
・ガンプラ本体(好きなガンプラ)
・ニッパー
では、どういったガンプラや、どういったニッパーがいいのか。
また、「あると便利」なアイテムもついでにご紹介しますね。
ガンプラを作るのに必要なもの
ということで、たった2つの準備だけで、基本的にはガンプラは作ることが出来ます。
・・・基本的には?
はい、「基本的には」です。この意味は後述しますので、ひとまず忘れてしまいましょう。
それでは、この用意する2つのアイテム、これからガンプラを始める場合、どういったものだといいのか?
その点についてご説明していきます。
ガンプラ(プラモデル本体)
当然ですが、「ガンプラ本体」を購入する必要があります。
ガンプラの種類はたくさんあって、どれがどういうものなのかは、下記記事にまとめました。
ただ、かなりじっくり読む必要がある記事なので、ここでは特別にかなり要約した内容をお伝えします。
最初のガンプラは何がいいのかな?
突然ですが、初めてガンプラを作ってみたいあなたに質問です。
ガンダム作品で好きな機体はありますか?
「Yes」というあなた!
その好きな機体は、プラモデルとして販売されているでしょうか?
もし調べてみたいなら、「〇〇(好きな機体の名前) ガンプラ」とGoogle検索してみたら、かなりの確率で商品化されているものが表示されると思います。
そして、「HG」とか「MG」とか「1/144」とか「1/100」とか、色々分からない単語を目にすると思うので、それをメモしたうえで、上記にあるリンク記事をご覧ください。
記事内容とGoogle検索して得た情報を照らし合わせて、もしご自身で作れそうだと思ったら、そのガンプラを購入しましょう。
では、「No」という方や「Yes」で調べたけど難しそうだなと感じた方はどうすればいいのか?
ご安心ください、おすすめのガンプラ、ありますよ。
まず、圧倒的な作りやすさ、手頃さ、低価格、完成度の高さを踏まえて、オススメするガンプラはこちら。
これらのキットは「エントリーグレード」という名前の通り、入門用のガンプラとなっております。
しかし、その完成度はかなり高く、ポージングもかなり自由で、そのうえ作りやすいパーツ構成という凄いキットです。
さらに1,000円前後で購入できる低価格。(ネットで購入する際は販売価格にご注意ください)
https://bandai-hobby.net/item/3957/
↑エントリーグレード「ガンダム」の公式サイト
しかも、2つのアイテムが必要と言っておきながら、エントリーグレードのガンダムを作るならパーツを「手でもぎ取れる」ので、ニッパーが必要ありません。
ただ、他のガンプラを作るならニッパーは必須アイテムなので、エントリーグレードじゃないガンプラを作りたい方は、ニッパーをご用意くださいね。
欲しいガンプラってどこに行ったら買えるの?
ガンプラを買いに行こうと思っても、どこに買いにいけばいいの?って分からない方、たぶん多いと思います。
そこで、まず一番最初に思いつくのは「ネット販売」ですね。ネット販売だと今すぐポチッて、早くて明日届きますし、楽だし、便利です。
しかし、ネット販売の一番の問題点は、「販売価格」にあります。
特にこれから始めたい皆さんは、そのガンプラの適正価格を知らないことが多いので、最悪の場合「倍の値段」で買ってしまう事だってあり得ます。
ネット以外だと、実店舗に足を運んで買うことになります。
先程の大型家電量販店は、店舗によっては「ガンプラ専門売り場」まで用意されていて、フロアマップに「ガンプラコーナー」って書いているので、そこへ向かいましょう。
他には「プラモデル専門店」ですね。例えば、有名どころだと「イエローサブマリン」とか「タムタム」とかです。
地方だと店舗そのものが無いこともありますが、もし近くにあるのであれば、品揃えも豊富ですし、後述するニッパーも一緒に購入できるのでオススメです。
始めのうちは「ブックオフ」や「ハードオフ」、「まんだらけ」などで「中古プラモデル」を購入するのはオススメできません。
希少なものは価値が高くなるのは当然ですが、普通に家電量販店なら定価の20%OFFで買えるガンプラが、中古なのに新品未開封というだけで定価の1.5倍の値段で売っていたりします。
もちろん、こういった店を利用することで手に入る希少なガンプラもありますが、少なくとも「現行で販売しているガンプラなのか?」「再販はいつなのか?」「いつ頃のガンプラなのか?」などが分かるようになるまでは、手を出さない方が安全です。
あと、意外と穴場なのが「イオン」などのおもちゃ売り場です。(ホントは言いたくない・・・)
だいたい「イオン」には、先述した「ジョーシン」などの家電量販店が入っており、そこでガンプラを買う人は多いと思います。
しかし、実はイオンのおもちゃ売り場の一角に、少しだけガンプラを置いている場合があります。(店舗により在庫量はかなり異なります)
運が良ければ、量販店で売り切れてしまったガンプラが「ポンッ」と置いていることも。
まずは、こういった場所で自分の作ってみたいガンプラを手に入れましょう。
ニッパー
色んなブログやYouTubeの動画でも紹介されている「ニッパー」。
ガンプラと一緒に最初に一本買っておくべきアイテムで、その種類はプロでも全部把握しきれないぐらい豊富です。
では、どのニッパーを買うといいのでしょうか?
どの紹介でも「アルティメットニッパー」がいいって言ってるけど・・・?
確かに、ゴッドハンド社から販売されている「アルティメットニッパー」は、ニッパー界の中でもかなり人気で、今も売り切れ続出、まさに文字通り「究極のニッパー」と言えます。
でも、値段が高い!(笑)
これから始めたい人には、まずハードルが高すぎるニッパーとなります。
1本でHG2~3体相当の値段です。
個人的に初心者がこれを買うなら、1000円程度のニッパーとHGのガンプラ2体ぐらい買う方が良いと思います。
では、最初はどのニッパーがいいのか?
例えば、下記のようなニッパーは、値段も手頃で安心の性能を持っているのでオススメです。
こちらは、ガンプラ本体を販売している「バンダイ」から発売されている「エントリーニッパー」です。
名前の通り、入門向けのニッパーで、値段も500円前後のお手頃価格。
バンダイから出ているプラモデル用ニッパーなので、ガンプラを作るのに最適です。
・・・え、プラモデル用ニッパーとかあるの?
そうなんです、プラモデルにはちゃんと「プラモデル用」のニッパーを使わないといけません。
100均とかで売っているニッパーは、実はほとんどが「金属用」のニッパーで、プラスチックを切る為のニッパーではありません。(「プラスチックにも」と謳い文句がありますが「切れる」ってだけの意味で「きれいに切れる」わけでは無いと思ってください)
金属用のニッパーで切るとどうなるのか?
答えは、「切り口が汚くなります」
僕はニッパーの専門家では無いので、感覚としての解説になってしまいますが、金属用のニッパーは金属を切る為の刃物なので、プラスチックを切る時に必要以上の力を素材に掛けてしまいます。
その結果、切り口が「切断」されたというよりは、圧力をかけてぶった切ったような切り口になってしまう為、切り口が汚くなってしまうのではないかなぁと感じています。
つまり、ガンプラを切る為に購入するニッパーは、「プラスチック用」もしくは「プラモデル用」のニッパーということになります。
そうなると購入するなら、ガンプラと一緒に販売している大型家電量販店やプラモデル専門店などが最適です。
まずは、500円~1,000円辺りのプラモデル用ニッパーを1本購入するといいでしょう。
ちなみに模型業界老舗のタミヤから発売されている「タミヤニッパー」は値段、性能、持ち、などの評価が最も優れていると個人的に感じます。
あると助かるアイテム
基本的にニッパーがあれば、ガンプラを作り始めるのに困ることがありません。
より綺麗に作ったり、丁寧に作ったりするには、「あるともう少し便利なアイテム」が必要となります。
それでは、「あると助かるアイテム」をご紹介します。
無くてもガンプラは作れますし、無理に買う必要はありません。ただ、この先、2つめ、3つめのガンプラを作っていく人には、ぜひ持っておいてもらいたいアイテムですので、頭の片隅で覚えておいてくださいね^^
デザインナイフ
「デザインナイフ」というカッターのような道具。
こちらは100均などでも売っているアイテムですので、一度見てみてください。
カッターナイフと何が違うの??
カッターとの違いは、刃の作りです。
カッターの刃は、連続で繋がって一枚の大きな刃になっていますが、デザインナイフの刃は、一枚一枚単体で取り付けるようになっています。
また、刃の角度がカッターナイフより鋭角で、細かいものを切ったり、曲線を描くように切ったりするのが得意なナイフです。
逆に、直線を引くのが苦手で、その点で言うとカッターナイフの方が、直線を引くのには適しています。
ガンプラでは、パーツをニッパーで切断した後の「切断面」をデザインナイフでキレイに切り取ったり、平面を出す為に「カンナ掛け」という作業をする為に使ったり(ある程度の技術が必要)と、そこそこの頻度で活躍するアイテム。(個人的には必須と言っても良いアイテム)
デザインナイフは、プラモデル販売店やホームセンターなどでも購入できます。
価格は、およそ1,000円前後です。(もしくは100均などもあります)
僕のオススメのデザインナイフはコチラ!ホームセンターや文具店でも取り扱われているOLFAのアートナイフです。替え刃がどこでも手に入るというのが楽ですし、使い勝手も抜群です。
こちらの動画で、デザインナイフを使っている場面があるので、もし気になる方は参考にしていただければと思います。
ピンセット
これは誰もが知っている「ピンセット」です。
ピンセットで重要なのは、ニッパーのように「プラモデル用」かどうかではなく、単純に「ピンセットの精度」が重要になってきます。
「精度」の点で言えば、100均などで売っているピンセットは精度が悪いものが多いです。(あくまでプラモデル製作に必要とされる精度の話)
もしお持ちの方がいれば、一度手に持ってみて、しっかりと閉じて先端を見てください。
よーく見てみると、Σ(←横から見たピンセットの先端)こんな感じで、先端が離れていたりしませんか?
プラモデルメーカーで販売しているピンセットは、しっかりと閉じているものが多く、<(←横から見たピンセットの先端)このように尖った先端になります。
実は、プラモデルでピンセットを使う多くのシーンは、「シールをつまむ」時です。(小さいパーツをピンセットで摘まむ場合もあります)
シールにも色々な種類がありますが、基本的には薄く細かいものが多いです。
そんな時に、Σ(←こんな感じ)のように先端がちゃんと閉じないピンセットだと、ちゃんと掴むことが出来ないんですよね。
ということで、ピンセットを持っていると、シールを貼る時に役に立ちます。
何故シールを貼る時に必要なのかというと、指紋や指の汚れがシールの接着面に付着すると、剥がれの原因になったりするからです。
ピンセットは、安くて100均のものから高価なものだと何万円するものまであります。
これも買うなら、最初は1,000円前後のものでもいいと思います。
しかし、あくまで「精度」が重要なので、安くても<(←こんな感じ)のような閉じ方をするピンセットであればOKです。購入時の参考にしてください。
※ストレートタイプやクチバシタイプなど、つまむ先端の形状に違いがありますが、ガンプラのシール貼りに使うならクチバシタイプがオススメです。
パーツオープナー
これは完全に「ガンプラ用」のアイテムです。
名前の通り、パーツを分割するアイテムで、例えば、間違ってハメ込んだパーツ同士を取り外す時に、このアイテムを使います。
「間違う事あるの?」と思うかも知れませんが、作っていると意外とありますし、合わせてから「え!このパーツ内部に先につけないとダメだったの?!」ということもしばしば(笑)
金属製の先端が少し薄くなっており、パーツ同士の隙間に入れ込んで、テコの原理で少しずつパーツ同士を離すように使います。
初心者でパーツの取り付けを間違った時はもちろん、ベテランがガンプラの仮組み(塗装前に一度組み立てること)をした後にバラす際も、このツールがあるだけで作業が捗ります。
いずれ、塗装をしたり、改造したり、と作業が複雑になっていくなら、使う場面も増えてくるので、1つあるといざという時に助かります。
こちらは、ガンプラを販売しているお店で取り扱っていることが多く、値段はだいたい300円前後。
ちなみに僕が愛用しているのは下記のパーツオープナーです。
握り手の部分がしっかりとしていて、軽い力でパーツを離すことが出来るので、オススメです。
(あと意外と存在感があるサイズ感なのですぐに見つかります)
初めてのガンプラ製作に必要なツールのまとめ
これで、「ガンプラを始めてみたい!」という人が、最初に何を揃えればいいのかお分かりいただけたと思います。
もう一度まとめると「ガンプラを始めるのに最低限必要なもの」は下記の2つです。
・ガンプラ本体
・ニッパー
色々な情報には、
・「ヤスリが必要」
・「接着剤が必要」
・「カッターマットが必要」
などなど、書かれていると思いますが、これらは、先ほど紹介した「あると助かるもの」に分類されます。
無くてもガンプラは作れます。
ちなみに、「ニッパーでパーツを切り離す時の綺麗な切り取り方」のように、ちょっとした気遣いによって仕上がり方がキレイになります。
その辺りはまた別途記事を用意しておくので、まずは「ガンプラ本体」と「ニッパー」を購入しましょう。
ガンプラは完成するととても楽しいし、手を入れるとなると、それはもう色々なテクニックや手段があるので、奥深い世界です。
しかし、「正解」は無いので、自分なりの楽しみ方で楽しみましょう^^
※ちなみに、飛行機や戦車、バイクなどのプラモデルや昭和のガンプラなどは、「接着剤」が必要になるので、ニッパー以外に接着剤も購入しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
他にもいろんな記事があるので、ぜひ参考になりそうな記事があればご覧ください。良ければ、記事の感想や質問などあればコメントでいただけると嬉しいです^^
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